ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター|医療人としての正姿勢を身につける / WHITE CROSS編集部

東京の中心、皇居にほど近い東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅から徒歩3分。在日英国大使館が目の前に広がる閑静な立地に、ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センターがある。

 

 

院長の小宮山彌太郎先生は、スウェーデンのイェーテボリ大学にて、現代デンタルインプラントの父と呼ばれた故ブローネマルク教授に師事した後、日本歯科医療にインプラント治療を紹介し、30年以上にわたり同領域を牽引してきた。

 

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現在、ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センターでは、歯科医師を1名募集している。その詳細について、小宮山先生にインタビューをさせていただいた。

 

Q. ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センターについてお聞かせください

私は1983年にスウェーデンから帰国し、同年6月からインプラント治療を大学で開始しました。大学のご厚意で、自由に、快適に仕事をさせていただいていましたが、ある時、大学の中にインプラントに関して歯科医師を教育できる場所が無いことに気付き、正しく普及する場の必要性を感じました。

 

そこで、スウェーデン時代の恩師である故ブローネマルク教授に相談をさせていただいたところ、「患者さんには好ましい治療、歯科医療従事者には適切な教育を提供するものを作りなさい。そのためであれば、私の名前を冠したものでも構わない。」という言葉をいただき、1990年夏にブローネマルク・オッセオインテグレイション・センターという名前で開業をいたしました。

 

 

その理念は今でも生きており、学生さんから開業医の先生まで多くの方々が見学にいらっしゃいます。また、難症例の患者さんについての相談を受け、患者さんと来院いただき、一緒に手術をさせていただくこともあります。

私自身はビジネスが得意な人間ではありません。ですから、ここを拡張しようという目的ではなく、充実させていきたいという思いで、この度、歯科医師を1名募集しています。

 

 

Q. 歯科医院の特徴を教えてください

私たちが歯科医療を通じて向き合っているのは、感情を持った人間です。そのため、ただ歯科治療を提供するのではなく、人として向き合うことが求められます。

当院の場合、ほとんどの患者さんがご紹介でいらしています。そして、医師・歯科医師、そしてそのご家族がかなりの比率を占められています。また、社会的にきちんとしたバックグラウンドをお持ちの患者さんが多く、そのお仕事などを通じて多くの人を見てきていらっしゃっています。そうすると、患者さんから私たち歯科医師を見る目も、自然に厳しいものになるため、医療人としての真摯な姿勢が求められています。


当院に勤務していただき、経験を積んでいく過程で、どのような患者さんがいらしても決して失礼がなく、しかしながらお世辞を使うわけでもない。医療人としての正姿勢を身につけていただくことができると考えております。

 

 

また、滅菌状態、材料、そして術式など、自分が受けたいと思える歯科治療を提供できる環境を整えています。幸いなことに、私どものスタッフもそれを分かってくれていますし、今後も貫いていくつもりです。

 

 

Q. どのようなバックグランドの先生に応募していただきたいですか?

私は補綴科の出身です。可能であれば、歯科医師として5年から10年以上の経験があり、補綴ができる先生にお越しいただけないかと考えています。というのは、インプラント治療は外科が重視されている傾向にあります。当院ではインプラント治療を数多く手がけておりますが、インプラント治療を長持ちさせようとすればするほど、補綴の重要性が高まってきます。その点をご理解、実践いただける方であればと願っています。

 

 

Q. 貴院での経験を通じて、歯科医師としてどのような成長が期待できますか?

一番成長していただきたいのは、先ほどお話した医療人としての姿勢です。それに加えて知識・技術という面では、現時点で十分である必要はなく、当院で患者さんに向き合いながら、日々勉強していくことで高めていけると思います。例えば論文を通じた勉強一つをとっても、論文には著者の恣意が必ず入ります。有名なジャーナル、有名な著者だから正しいということではありません。その論文の背景までを見ることができる力を、身につけていただけると考えています。

また、私共が開催しているコースにはご参加いただき、インプラント治療のための知識・技術・臨床事例を学んでいただくことになります。また、ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センターのセミナールームでは行われる、数多くの勉強会にもご参加いただきます。

 

インプラントコースの詳細についてはこちらから

 

医療である以上、どれほど良い治療法や材料などが出てきても、100%で正しい医療はありえません。医療人として治療に向き合う上で、何に注意するべきかを伝え、指導していくことで、ともに少しでも歯科治療を高めていくことを目指します。

 

 

Q. 勤務先をさがしている先生方へのメッセージをお願いします。

私は、当院で勤務していただく先生には、治療の本質を分かった歯科医師として育っていただきたいと考えています。私自身が師事した故ブローネマルク教授は、「正しく治療し、患者さんを救うということはどういうことか」を教えてくれ、私に大きな影響を与えてくれました。故ブローネマルク教授のフィロソフィー。そして私自身がこれまでの歯科医師人生で学び、身につけてきたフィロソフィーを次の世代に伝えていくことが私の責務だと考えています。

 


私には、「もう少し歯科医療が、そして歯科医師が高く評価される時代が来て欲しい」という夢があります。

それを講演会などで大人数に向けてつたえることも大切ですが、当院で一緒に働き、直接向き合う中で、その思いを伝えていきたいと考えています。

歯科医療を通じて患者さんに真摯に向き合いたい、インプラント治療を身につけていきたい先生からの応募を心よりお待ちしております。

ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センターについてもっと知りたい

ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センターは、歯科医師を1名募集しています。
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