
歯科医師の品川淳一と申します。
私はドイツのLudwig-Maximilians-Universität München(ミュンヘン大学)の歯科保存学講座のProf. Dr. Karl-Heinz Kunzelmannの元に半年間、客員研究員として滞在しておりました。
滞在中研究に従事する傍ら、大学病院で臨床に触れる機会もありました。また、ドイツの様々な大学で研究や臨床にご活躍されている日本人の先生方、技工士の方々ともお会いする機会があり、ドイツの歯科医療の一端を覗くことができました。米国・北欧の歯科医療は日本のみならず世界的に注目されていますし、日本からも優秀な先生方が留学されているため様々な情報に触れる機会も多いと思います。一方、ドイツの歯科医療はというと、材料や術式の名前は聞いたことがあっても実際の歯科医療の状況を知る機会は非常に少ないと思います。そこで、本稿ではドイツにおける歯科医療の実際をお話したいと思います。
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私はドイツのLudwig-Maximilians-Universität München(ミュンヘン大学)の歯科保存学講座のProf. Dr. Karl-Heinz Kunzelmannの元に半年間、客員研究員として滞在しておりました。
滞在中研究に従事する傍ら、大学病院で臨床に触れる機会もありました。また、ドイツの様々な大学で研究や臨床にご活躍されている日本人の先生方、技工士の方々ともお会いする機会があり、ドイツの歯科医療の一端を覗くことができました。米国・北欧の歯科医療は日本のみならず世界的に注目されていますし、日本からも優秀な先生方が留学されているため様々な情報に触れる機会も多いと思います。一方、ドイツの歯科医療はというと、材料や術式の名前は聞いたことがあっても実際の歯科医療の状況を知る機会は非常に少ないと思います。そこで、本稿ではドイツにおける歯科医療の実際をお話したいと思います。
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執筆者

品川 淳一
歯科医師・歯学博士
上野品川歯科・矯正歯科
大学卒業後、東京医科歯科大学大学院・う蝕制御学分野にて博士課程修了。その後ドイツ、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュヘン保存修復学講座に留学。う蝕予防と接着性修復を中心とした診療に携わる。
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