2010年のWHO発表によると、世界のHIV感染者/エイズ患者の数は3,330万人に上るとされている。日本においても、2014年末で16,903名のHIV感染者、7,658名のエイズ患者が報告されており、その数は増加傾向にある。
 

世界エイズ研究予防財団 日本事務局HPより
 
米国のケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究により、P. gingivalis や F.nucleatum と言った歯周病原菌により作られた脂肪酸が、エイズ患者が末期に発症すると言われている口腔内のカポジ肉腫を誘発させている可能性があることが示唆された。
 
21名の被験者の内、11名は平均年齢50歳で重度の歯周病に罹患しており、残りの10名は平均年齢26歳で健全な口腔を維持していた。この2つのグループの唾液を様々な観点から検査した結果、研究グループは上記の脂肪酸に着目した。
 
その上で、カポジ肉腫ウィルスに感染した細胞に上記の脂肪酸を注入したところ、カポジ肉腫の…
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WHITE CROSS編集部

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臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。

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