スマイルデンタルオフィス内ヶ島|良い意味で「歯科医院っぽくない歯科医院」を目指したい / WHITE CROSS編集部

群馬県太田市の住宅地に一際大きく佇む、スマイルデンタルオフィス内ヶ島。

 

その洗練されたモダンな外観からは、最新設備や技術が備わっている様子が感じられる。スマイルデンタルオフィス内ヶ島は、2020年の開業時から地域の方々に貢献するという目標を掲げ、今では群馬県内だけでなく、他県からの来院も途絶えない歯科医院だ。

 

医院にはインプラントやエンド、口腔外科、矯正、小児の分野においてスペシャリストである歯科医師が多数在籍しており、一つの歯科医院内で各分野の専門的な治療を受けることができる。

 

WHITE CROSSでは、医療法人博愛会・理事長である細谷梓先生に、これからも目指していきたい自院の姿について伺った。

 

スマイルデンタルオフィス内ヶ島

 

歯科医師の祖父と父から受けた影響

ーー歯科医師になろうと思ったきっかけは何ですか?

祖父と父が歯科医師で、実家が診療所兼自宅だったので、子どもの頃の遊び場は「診療所」といった環境で育ちました。なので、何となく自分も歯科医師になるんだろうなという意識は漠然とありましたね。

 

祖父と父の仕事を見ながらいろいろなことを感じていましたが、中でも1985年に起きた御巣鷹山の日航機墜落事件は、私にとって大きな出来事でした。当時の祖父と父は事件後の検視に向かい、帰宅後、涙ながらに悲惨な現場の状態を説明してくれました。そこで初めて、祖父と父が歯科医師として社会に大きく貢献していると実感したんです。

 

その経験が、自分も歯科医師になって、社会に貢献したいと強く思うきっかけになったと感じています。

 

左から、初代の細谷学先生、2代目の細谷賢先生、3代目の細谷梓先生

左から、初代の細谷学先生、2代目の細谷賢先生、3代目の細谷梓先生

 

 

ーー歯科大学卒業後から現在に至るまでの経緯について教えてください

祖父は慶応大学の歯科で、父は慈恵医大の口腔外科で学んでいたため、私自身も「外科がすべての基本」と影響を受け、卒後は東京医科大学の口腔外科に入局しました。

 

また、私の学生時代は、インプラント治療が一般的に認知され始め、授業にも少しずつインプラントの内容が導入された時期だったんです。卒業前には、卒後もインプラントを専門的に学び、日本トップクラスのインプラント治療を行う歯科医師になりたいと思っていましたね。

 

東京医科大学では、全身疾患をもつ患者さんの治療や小外科処置、腫瘍の手術など、口腔外科ならではの幅広い経験ができたことは、今でも大きな糧になっています。インプラント治療はそのときに出会いました。

インプラントの患者さんが義歯から解放され、とても喜んでいるのを見て、私自身もインプラントの虜になりました。それから現在まで、必至に勉強を続けています。

 

カムログ公認インストラクターを務める細谷先生がもつ、数々のサーティフィケートカムログ公認インストラクターを務める細谷先生がもつ、数々のサーティフィケート

 

目指すのは「大学病院のような高い専門性をもった、地域密着型のクリニック」

ーー毎日の診療スタイルについて教えてください

スマイルデンタルオフィス内ヶ島にはチェアーが5台あり、自費率は全体のうちの80%と高い割合を占めています。患者さんや他院からの紹介が多く、インプラントや成人矯正で通院する患者さんが多いですね。

 

当院には私以外に常勤の先生が1人いて、週4日根管治療専門の先生も勤務しています。他にも、毎週木曜日と土曜日には矯正の先生、月2回は口腔外科の先生がそれぞれの専門分野の治療を担当し、活躍してくれているんです。

 

群馬県には近隣に大きな歯科大学病院が存在せず、他の地域と比べると、歯科医療レベルの格差が生じています。人生100年時代に、私たちが提供できる歯科医療のあり方を考えたとき、「大きな歯科大学病院がないために、充実した設備による治療を受けられない」という状況をなくすことが非常に重要だと感じました。そのため、当院では大学病院のような高い専門性をもった、地域密着型のクリニックを目指しています

 

スマイルデンタルオフィス内ヶ島には、あらゆる専門分野のエキスパートの先生が勤務している

スマイルデンタルオフィス内ヶ島には、あらゆる専門分野のエキスパートの先生が勤務している

 

インプラント治療って患者さんの選択肢が広がる治療方法だと思うのですが、同じ部位の欠損であっても、患者さんの口腔内の状況や全身状態によって、治療方針は大きく変わってきますよね。なので、インプラント治療はもちろん、その他の専門的な治療が必要な患者さんが来院された際には、常に最善の治療が施せるよう、あらゆる治療の選択肢を提供できるように準備しておきたいと考えています。

 

悪い箇所だけに焦点をあてない」「全顎的な視点で診断する」「患者さんにとって本当にベストな治療をさまざまな角度から検証し、提案する」ということは、常に念頭において診療にあたっています。

 

他院で「治療できない」と診断された患者さんも多く来院されているので、そういった方々に「ここに来て良かった」といってもらえることは、私だけでなく、スタッフにもやりがいを与えてくれていますね。

 

患者さんの治療を行う細谷先生患者さんの治療を行う細谷先生

 

 

ーー先生の診療理念とは何でしょうか?

近江商人の考え方で、「三方良し」という考えがあります。そこからヒントを得て、当院の診療理念には「四方良し」という言葉を掲げました。

 

どれか一つ欠けても、理想とする歯科医療は成り立たないと考え、患者さんはもちろん、スタッフやクリニック、さらに社会にも貢献できるクリニックでありたいと考えています。

 

診療理念である「四方良し」のマーク診療理念である「四方良し」のマーク

 

 

ーースマイルデンタルオフィス内ヶ島での働き方について教えてください

理事長・歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・歯科技工士のそれぞれが、職種の垣根を超えてチームワークを大切にしながら働いています。良い意味で「歯科医院っぽくない歯科医院」を目指していて、スタッフ同士が冗談を言い合うような楽しい雰囲気が特徴です。InstagramやTikTokでも積極的に院内のカルチャーを発信していますよ。

 

チェアタイムは30分と45分がベースで、治療内容によってはもっと長くとることもありますね。インプラントオペの場合だと、何かトラブルがあっても即時に対応できるよう、最大で3時間のチェアタイムを確保しています。

 

当院は自費率が高いからこそ、いろんな症例を見れる。さまざまな問題を抱えた口腔内の環境がみるみるうちに良くなる過程を見れることで、歯科衛生士としてのやりがいを感じることができると思います。

 

歯科衛生士が患者さんのメインテナンスを行う様子歯科衛生士のスタッフがメインテナンスを行う様子

 

先ほどもお話ししたように、他院で匙を投げられたような患者さんが来院することも多いので、患者さんとの信頼関係が築きやすいんですよね。患者さんの求めている治療をきちんと提供できる環境が揃っているので、患者さんには胸を張って治療説明ができると思いますよ。

 

福利厚生の面でいうと、産前・産後休業や育児休業の取得をはじめ、時短勤務制度を活用した復職など、さまざまな働き方に対応しています。ライフステージが変わっても、今までと同じ環境で仕事を続けられるよう、サポートするので心配いりません。

 

また、退職金制度を取り入れ、スタッフが長く安心して働き続けられる環境を整えています。もちろん、生活する上では昇給や賞与も重要なポイントだと考えているので、この評価基準を明確にするために、人事評価制度も導入しました。日頃の成果や意欲、頑張りが正当に評価されるため、モチベーション高く働いてくれているスタッフばかりです。

 

スタッフの仲の良さも、スマイルデンタルオフィス内ヶ島の魅力の一つスタッフの仲の良さも、スマイルデンタルオフィス内ヶ島の魅力の一つ

 

 

ーースタッフへの教育はどのように行っていますか?

各職種に合わせた写真付きのマニュアルを用意しているので、まずはそのマニュアルをもとに教育するところからスタートします。

 

各職種のマニュアル(左から、歯科医師・歯科衛生士・受付用)

 

歯科衛生士の場合は、入社後にマニュアルを渡して、歯科衛生士のチーフとトレーナーの2名で教育する体制をとっています。実技の部分では、院内でマネキンを使ったトレーニングを行ったり、セミナー参加費の補助を行ったりもしていますよ。他にも、個々で目標シートを作成して、自身が目指したい姿を明確にしてもらうようにしています。

 

日々の診療では、理事長や教育担当のスタッフによるフィードバックを随時行っているため、仕事に取り組みながら、自身の課題を明確に把握することができます。もちろん、課題を克服しようと頑張る方には、幅広い治療のノウハウを惜しみなく教えますので、意欲的にスキルアップを目指してほしいです!

 

院長の細谷先生や先輩スタッフからいつでもフィードバックを受けられる環境理事長の細谷先生や先輩スタッフからいつでもフィードバックを受けられる環境

 

 

――先生が考える、一緒に働きたいスタッフとは?

キラキラしていて、前向きで明るい、ポジティブな言葉を発信できる人と働きたいと思っています。そしてクリニック全体が、そういったプラスのオーラを出す“キラキラポジティブスタッフ”の集団になっていきたいです!

 

そのためには、スタッフの方々がより安心して、より長く働き続けられる環境にしていきたいと考えていますし、そのためにはこれからも一人ひとりのスタッフと綿密にコミュニケーションをとりたいと考えています。

 

また、当院では「スタッフクレド」という形で、当院のスタッフとしてのあるべき姿について全体に示しています。

① 常に輝いて、キラキラしていること

② 企業として成長し、雇用創出と人材育成を行う地域創生を行う

③ 常に前を向き、上を目指していこう

④ 環境に合わせて常に変化する柔軟性を持つ

⑤ 清潔、整理、整頓、時間厳守

⑥ 報告・連絡・相談は怠るな

⑦ 患者様・業者・同僚に礼儀正しく、真摯に接する。

⑧ 学術と経営を両立し、最適化への努力をする

⑨ 法人スタッフは互いに愛情をもち、公私にわたり支え合う

⑩ 自分を信じ、人を育み、地域を育む

 

このクレドに共感できる方が一緒に働いてくれると、とても心強いと感じますね。

 

昼休みには、歯科医師と歯科衛生士、歯科助手が自主的に勉強会を行うこともある

 

 

ーー若手歯科医師、または歯科衛生士へのメッセージをお願いします。

今っていろんなクリニックがあるじゃないですか。なので、勤務先もかなりの数の中から選べると思うんですよね。

 

ただ、みなさんがどういう歯科医師・歯科衛生士になりたいか。歯科医師であればずっと勤務医として働くのか、開業するのか。開業するのであれば、どんな開業スタイルで、何を強みにして開業するのか。ということを一度しっかりと考えた上で、ご自身の勤務先を選んでほしいなと思います。

 

いちばん最初の就職先や、比較的経験年数が浅いうちに就職したクリニックって、歯科医師も歯科衛生士もその後のキャリアに大きく影響を受けると思うんですよね。だからこそ、勤務先選びってすごく大事だと思うんです。

 

なんとなく選んだ勤務先だと、自分のもっている力を出しきれない、頑張れないことってあると思うんです。なので、自分のなりたい姿を明確にして、その姿に近づけるような場所で働いてもらいたいですね。

 

スマイルデンタルオフィス内ヶ島理事長 細谷梓先生

スマイルデンタルオフィス内ヶ島理事長 細谷梓先生

 

スマイルデンタルオフィス内ヶ島では一緒に働く仲間を募集しています

スマイルデンタルオフィス内ヶ島は現在、歯科医師と歯科衛生士を募集しています。
本記事を読んで興味をもった方は、下記よりアクセスください。

 

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