高齢者の体重減少・痩せは要介護や死亡のリスクを高めると考えられている。
この度、浜松医科大学健康社会医学講座の中村美詠子先生らの研究により、高齢者の体重減少・痩せと残存歯数に関係性があることが示された。
 
研究では、全国の31市町村の65歳以上の男女9万6,794人のデータを用いて、歯の喪失状態と食品の摂取方法が体重にどのように関連しているかを調査した。これまで、歯の喪失と痩せが関連すること、歯の喪失は食品や栄養素の摂取に影響することなどが報告されてきた。しかし、日本人高齢者の大規模データを用いて、歯の喪失状況、食品摂取と、痩せとの関連を網羅的に調べた研究はない。
 
男女とも、約2/3が残存歯数19本以下であり、残存歯が19本以下の被験者は、20本以上の被験者と比べて、最近6か月間の2~3キロの体重減少のリスクが男女ともに約1.2倍であった。最近6か月間に体重減少のない被験者に限った分析では、残存歯19…
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WHITE CROSS編集部

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臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。

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