中部デンタルショー2020 訪問レポート 前編 / WHITE CROSS編集部 - WHITE CROSS 歯科医療従事者専用サイト

2020年2月15日(土)〜16日(日)と名古屋中小企業振興会館にて開催された中部日本デンタルショー2020に訪問して参りましたので概要レポートをさせていただきます。

今回は令和最初の中部日本デンタルショーで、「歯科医療の原点を見据える〜令和時代、新たな波を愛知から〜」という副題にて開催されました。

 

新型コロナウイルスの感染者が開催前日に名古屋で発生し、また日曜日が雨だったため、来場者は6,092名と前年対比で約4割減ではあったものの、各出展者からは多くの新製品・注目製品の発表があり、来場者の多くの注目・関心を集めていました。

 

各社が保険適用範囲拡大の方向性や、生産性改善で大きな注目を浴びる『口腔内スキャナやCAD/CAM、3Dプリンターなどのデジタル技工機器』、治療のしやすさ・患者さんやスタッフとの情報共有で便利な『次世代型拡大術野治療システム』、咬合面カリエスとプラークを視覚化・数値化できる画像システム、「におい」を数値化できるシステム、生産性向上に役立ちそうなアプリ診察券とレセコンの連携などさまざまな製品を新規出品し、大きな注目を集めておりました。

また、最近の環境下において、ウイルス対策、感染予防関連製品なども大きな注目を集めていました。

 

ほか、今後のデンタルショーを「よりよく」していくために全国のデンタルショー初の取組として、QRコードも活用したアンケート調査も行うなど、「各種新製品」や「取り組み」ともに、「令和時代、新たな波を愛知から」という副題にも相応しいデンタルショーとなりました。

 

 

各社ブース紹介

ヨシダ

 

注目新製品が多く展示され、多くの来場者で賑わったヨシダブース。まず大きな注目は「次世代型拡大視野システム」の『NEXT Visionシステム』です。

通常マイクロスコープでも最大倍率は20倍程度の製品がほとんどですが、本製品は接眼レンズではなく4K画像モニタに映し出すことで最大80倍もの画像確認ができます。また、ワーキングディスタンスが30〜50cmで、ピントも簡単に合わせやすく、特許申請済みライトで明るく鮮明な拡大術野を確認できます。

 

視度調整もいらず、マイクロのような特殊トレーニングが不要で使いやすいことも大きな利点で「サッと気軽に使えるのはいいね!」「本当にピントが簡単に合うね」など、当日デモ予約も多数入り、中部支店で2台のデモ機があるものの、2月は1枠除きすべて、3月も半分以上の枠が埋まり、4〜5月の枠にも予約が入ってくるなど多くの当日デモ依頼がありました。

時間が経つと、デモ日付もどんどん延びる傾向なので、ご興味いただいいた方は早めにご予約ください。

 

 

また、大きな注目を浴びたのは新型Ni-Tiファイル『REファイル』です。

米国ご開業で、UCLA歯学部クリニカルインストラクターも務める清水藤太先生が、柔軟性が高い同製品を活用して、保険で高クオリティな治療を、効率よく行うかをブース内で講演し、非常に大きな注目を集めていました。

「ハンドファイルは25番より太くなると失敗が増えることは論文でも出ている」「NiTiファイルは贅沢品ではなく必須品」「マイクロ、NiTIiファイルを使って高クオリティなエンドは保険でも可能」と熱い講演に多くの方が注目されていました。

 

ほか、高コストパフォーマンスで世界的に注目度の高い口腔内スキャナの『コエックスi500』や、新しく登場したハイスペックユニットの『エクシードCsプレミアム』『セリオキール』など多くの新製品が注目を集め、多くの来場者で賑わうヨシダブースでした。

 

 

GC

 

多くの来場者で賑わうGCブース。大きな注目を集めたのは、とうとう発売開始発表した口腔内スキャナ『Aadva IOS100』です。定価はなんと本体98万円+専用パソコン52万円の150万円!

GC AadvaのCAD/CAM(スキャナとミリングの両方)保有歯科技工所と取引のある歯科医院限定、また、症例も「臼歯の縁上クラウンとインレー」単冠のみに絞り「ナロー&クローズ」で実際に使用する「医院と症例」を限定し、差別化された製品として、2/21に販売開始します。

 

現状、保険CAD/CAM冠は石膏模型を活用する条件があるため、Aadva CAD/CAMで削れるマテリアルを使用しての「自費臼歯インレーorクラウン」にフォーカスしての販売開始ですが、5年償却としても月額2.5万円で、月1〜2本の自費インレー / クラウンでペイしてしまいます。臼歯クラウンorインレーの補綴が臨床上は多い方が多いですが、そんな方に「潔く」ターゲットを絞って上市した製品に大きな注目が集まっていました。

 

 

また、参考出品で注目を集めていたのはう蝕検知 × 口腔内カメラの『ビスタカムHDスマート』です。

咬合面カリエスとプラークを視覚化・数値化できる405μm波長ライトで健全なエナメル質は緑、C0は青、C1は赤、、と色分け、かつ、数値化され診査診断の参考にます。また、咬合面隣接部カリエスを850μmの赤外線LEDで健全エナメル質は透化、カリエス部分は白く見えるヘッドもあるなど3月23日発売予定の注目新製品です。

 

ほか、大きな注目を集めていたのは同社の新製品歯磨粉『おとなのトータルケア歯磨きジェル』です。

歯周病、う蝕、知覚過敏症、口臭、着色などさまざまな症状に「コレ1本」で解決する歯磨きジェル。上記症状リスクは大人の皆様にありますが、そんな方々にトータルケアで処方できる製品に大きな注目が集まっていました。

 

GCは今年99周年ですが、100周年に向けての動きも楽しみです。

 

 

オサダ

 

歯科診療所受診患者数に占める65歳以上の方の割合は、平成2年には13%でしたが、平成17年には29%、平成29年には52%と平成の時代の間になんと「4倍」にもなりました。今後も増加見込みのご高齢の患者さん。「環境」が変われば、医院様もそれに対する対応が必要です。

オサダブースでは、「ご高齢の方向け、小児向け、特診療向け」とコンセプトを絞った展示をしていましたが、特に比重が重かったのが「ご高齢の方向け」の展示です。

 

ご高齢者への「思いやり」がさらに進化した新型『オパルコンフォート』も色違いで2台を並べての展示。チェアが180度回転するので側面・後方からの乗り降りも楽々、可動式ステップで車椅子からの楽に、便利なサポートアームや、後チルト機構で腰が曲がった患者様も無理のない体勢で治療ができるなど、ご高齢の患者さんにとっての優しさが満載と「ご高齢患者さんが半分以上を占める時代に適したユニット」に大きな注目が集まりました。

 

また、ご高齢者の訪問診療の比重も今後高まることが予想されますが、訪問診療分野でも強く定評があるオサダは、左右から分けて4ハンドでも利用しやすい利点も有する訪問診療用ユニット『デイジー2』ほか、訪問診療用のお役立ちグッズも多く揃っており、ご興味いただいた先生がいろいろな製品をご覧になっていました。

 

 

また新サービスで注目が集まっていたのは『OSAPO (オサポ)』という同社提供の歯科衛生士・歯科助手向け「新アプリ」です。

日常の仕事に役立つテクニックやアドバイスがある「スキルアップ」、訪問歯科や小児歯科など専門歯科領域での役立つ情報、素敵な歯科衛生士情報などさまざまな情報をアプリで休憩時間などに無料でご覧いただけます。アンドロイド向けに加えアイフォン向けも公開されました。「オサポ アプリ」と検索すると情報が出ますので是非ご覧ください。

 

平成の時代に4倍、患者さんに占める割合が半分以上となったご高齢の方向け製品を中心に、コンセプトを絞った展示が大きな注目を浴びたオサダブースでした

 

  

モリタ(&モリタ経由での販売が多い会社)

 

モリタと同社経由での販売が多い会社ブース紹介。まず発売日未定の参考出品ながら新規性が高い製品と注目を浴びたのはモリタの口臭分析装置『Kunkun Dental』です。口臭をその場で簡単に分析できる器械で、プラーク / 舌苔等由来の「硫化水素」、歯周病等由来の「メチルメルカプタン」、肝臓疾患など全身疾患由来の「ジメチルサルファイド」といった「口臭」の原因成分をそれぞれ数値化、グラフ化して見える画期的製品です。

 

「口臭白書2019」では、日本人の9割が「自分の口臭が気になった経験がある」と回答しており、また他人との接する中で相手の口臭が気になったシーンを聞くと約7割の方が「仕事の打ち合わせをしているとき」、約4割の方が「デートのとき」など答えています。

「気にはなっているけど、、」という口臭。「歯周病や虫歯リスクを調べるための「参考」にもなるので試してみませんか?」と歯科から新たな提案が可能となりそうな機器に発売日・価格等は未定ながらも大きな注目が集まっていました。

 

 

ライオンブースで大きな注目を集めたのは、「子供向け」の新製品500ppm歯磨粉と、喉付き事故防止のための「曲がる歯ブラシ」のコンビ。

また、SMT(サリバマルチテスト)は歯の健康度(虫歯菌、酸性度、緩衝能)、歯茎の健康度(タンパク質、白血球)、口腔清掃度(アンモニア)とさまざまな項目を一度に短時間で測定できると、改めて注目を集めていました。

 

ほか、クラレノリタケブースでは、マルチレイヤーで滑らかなグラデーションの新CAD/CAM用ハイブリッドレジンブロック『カタナ アベンシアブロック』、サンメディカルブースでは昨年12月からC2区分で保険収載となったシーリング・コーティング材『ハイブリッドコートⅡ』、ニッシンブースではコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促すエイジングケア素材「ナールスゲン」を配合した「オーラルケア×エイジングケア」のオーラルモイスチャージェル&ミスト『Keora』など、さまざまな新製品が登場し各ブースで注目を集めていました。

 

 

タカラベルモント

 

タカラブースで新発表があったのは「シェルト/ラポールi」限定だったファブリック調シートが『ベルヴィータ』でも可能になったことです。

また、ベルヴィータは日本では珍しいハンドピース吊り下げ式の「ロッドホルダータイプ」のオプション対応も可能で、同タイプが展示されていましたが、ハンドピースホースの重さをほとんど感じず、「手首に優しくホースデリバリーができそうだね」と注目を集めていました。

 

また、新型コロナやインフルエンザなどが流行しており、「院内感染予防対策」も気になるところですが、そこで改めて注目を浴びたのが歯科用ユニット除菌システムの『ポセイドン』です。

水道水に含まれる塩化物イオン(Cl-)を電解し塩素(Cl2)を発生させ、それがすぐ水と反応することで「次亜塩素酸や次亜塩素酸イオンといった残留塩素濃度」を3〜5ml/ℓまで高めた中性電解水を供給する同製品。もともと水道水には微生物を抑制する「次亜塩素酸などの残留塩素」が0.3〜0.6ml/ℓ程度含まれていますが、その残留塩素濃度を補正し高めることで、ユニットの給水環境を「より」衛生的にする製品に改めて注目が集まっていました(WHO水質基準は5ml/ℓ)。

 

 

なお、多少トリビア的な知識では、パナソニックの次亜塩素酸 空間除菌脱臭機のジアイーノで次亜塩素酸を生成する際に使われる電極には石福金属興業の金属が使われているそうですが、同様にポセイドンの電極にも石福金属興業製の金属が使われているそうです。歯科金属でも有名な石福金属の意外な分野での活躍も面白みがあります。

 

他にも、タカラベストセラーユニットの『シェルト』、3者コミュニケーションも行いやすい『ラポールi』、新レーザーの『ベルレーザーS』などさまざまな製品が注目を浴び、「夢を語ろう、共に実現しよう」と来年2021年に100周年を迎えるタカラの今後の動向にも注目が集まります。

 

 

デンツプライシロナ

 

多くの人で賑わうデンツプライシロナブースで、まず注目を集めたのは本邦初公開の『プライムミル』です。

現行機種に比べ、精度・スピード・使い勝手が進化した同製品。最細バーが0.9mmから0.5mmに変わるなど、より精度の高い治療が実現でき、また、ジルコニア修復物を約5分で超高速ミリングモードと従来機の約40%も短縮されるスピードを実現します。

 

また7インチタッチインターフェイスでワークフローやメインテナンス手順も段階的にガイドし、ブロックスキャナでスキャンし、ブロックのタイプ・サイズ・色などを読み取るほか、RFIDチップによる管理でツール交換時期もわかるなど、使い勝手も大きく向上した同製品。急遽上市となったため、切削可能な材料が「ジルコニア」「e-max」「セルトラ」「セラスマート」とまだ少なく、セレックユーザーでよく使われる「セレックブロック」は未対応(今年の秋頃対応予定)な点は注意が必要ですが、大きくバージョンアップした製品に大きな注目が集まっていました。

 

新型スキャナの『プライムスキャン』とセットでどうか?ミリングは今の売れ筋MCXでいいか?など、新たな選択肢の登場で、更にセレックの注目度が高まっていました。

 

 

小器械で大きな注目を集めていたのは、金パラ価格の高騰を受けて注目度が増していた、2級窩洞修復用マトリックスシステムのV4です。

スターターパックで6万円ですが、最近の金パラ価格の告示価格と実勢価格の差額を考えると、3個(30g×3)の逆ザヤ分で購入できてしまうな、、と多くの方の注目を集めていました。

 

光透過素材の採用により深い窩洞や、一括充填への重合性が向上、クリアマトリックス表面に樹脂加工によりレジン充填後の除去も容易と、これを機会にとご覧になった方からも好評で当日に「欲しい」と注文の先生も多くいたそうです。

金パラ価格の高騰時期に、「脱メタル」のさまざまなソリューションを持つデンツプライシロナブースのさまざまな製品に大きな注目が集まっていました。

 

 

カボ

 

昨年9月に、ダナハグループから「カボ・カー・オオムコ・ノーベル」を中心とした歯科関連グループがIPOでスピンアウトし、世界的には「ENVISTA」という企業名で新たなスタートを切った同社グループ。「ENVISTA」として独立した上場企業となり、より早い意思決定や投資により更なる成長を目指します(日本では引き続き「カボデンタルシステムズ株式会社」が営業)。

 

そんな新生カボブースで前面にアピールされていたのは、同社のユニット水消毒システムです。

低濃度の過酸化水素水で常時水路管を綺麗する「常時水消毒システム」と、また週末や年末年始などは長期間ユニットを停止する際には少し濃度の高い過酸化水素水を30分浸け置き洗浄する「集中水消毒システム」の2種類の水消毒システムで、院内感染防止に対する意識が高まっている顧客向けに同社ユニット製品群の良さを改めてアピールしていました。

 

 

また、注目を集めたのはパウダーメンテハンドピースの『プロフィーフレックス4』です。

パウダーと水が先端ではなく、混ざってから放出されるため、飛散が少なく、また手元でパウダー量を調整可、360度回転式グリップと使い勝手もよく、先端ノズルを交換するだけで縁上/縁下の両方のクリーニングが可能な製品です。昨年の同社パウダーメンテナンスは本製品人気でなんと2.5倍に。オレンジ、ベリー、ミント、チェリーと選べるパウダーフレーバーも魅力の一つ。噂が噂を呼び、今回のデンタルショーでも大きな注目を集めていました。

 

ほか、昨年は2桁成長した『OP 3Dセファロ』や『OP 3D』『3D Exam』など同社イメージングも注目を浴び、また同社HPで昼休みにオンラインで気軽に参加できる45分のPMTCウェブセミナー広告など「ENVISTA」としての今後の動きも気になる新生カボブースでした。 

 

 

朝日レントゲン工業

 

今回の朝日レントゲンブースで、今回実機はなかったも「AR」を利用した面白い「魅せ方」で興味を持つ人が多かったのは、アマンギルバッハの大型CAD/CAM『Ceramill Matik』です。

 

36枚ものディスクをオートチェンジしながら、セッティングした0.3mmから2.5mmの26本のバーで自動的に多くのミリングをすることができる巨大なミリングマシン。指定した仕事から、自動的に必要なディスクやバーを選びミリングをしてくれるので、歯科技工士は機械との間を行ったりきたりする必要もなく、在庫管理も楽々で、デザイニングなど生産的な仕事に集中できます。

 

オートで廃棄物を分けるクリーニングシステム、RFIDチップによるディスク・ツール管理など「オートメーション化」に磨きをかけた同製品に非常に大きな注目が集まっていました。

他にも、スキャナmap200とミリングのミクロ4軸のCAD/CAMリーズナブルセットの台数限定特価が事前案内されるなど、アマンギルバッハ製品の新製品群に大きな注目を集めていました。

 

 

また、大きな注目が集まったのは、撮影時間1秒以下のワンショットセファロで、ピクセルサイズ76μmの高解像度でブレのないクリアなセファロ画像が撮影できるCTパノラマセファロ兼用機の『ソリオXZ MAXIM』です。ご使用の先生からは「セファロ画像の鮮明さが別物!」「トレースが以前よりかなりしやすい」「ワンショットになったことでブレる心配がなくなった」など非常に満足の声が多い製品に大きな注目が集まっておりました。Made in Japanの高品質製品で、日頃のご診療を「より」快適に、「より」安全・安心にされてはいかがでしょうか。

 

「匠」と「マイスター」のこだわり技術を、デジタル化で発展させる朝日とアマンギルバッハが魅せる今後の未来にも注目です。

 

 

松風

 

松風ブースで注目を集めたのは小児口腔閉鎖力検査にご使用いただけける機器『りっぷるくん』です。

「おくちポカン」の口唇閉鎖不全症は食行動に大きく影響します。「おくちポカン」を早期に検査し、改善すれば、小児の健全な発育と、将来のメタボリックシンドロームをはじめとする生活習慣予防につながります。さらに口呼吸、鼻閉、気道閉塞、いびき、アレルギーなどの軽症化の可能性も指摘されており、幼少期からの口腔閉鎖に関する簡単かつ客観的な検査は不可欠です。

 

そんな口唇閉鎖力測定を客観的に行える「りっぷるくん」と、口唇閉鎖力の弱い患者さんの口輪筋の筋トレにご使用いただけける「りっぷるボタン」の組み合わせに大きな注目が集まっていました。(本製品は日本歯科小児学会と松風の共同開発により生まれた製品です)

 

 

また、他にも大きな注目が集まっていたのは、口腔粘膜蛍光観察にご使用いただける『イルミスキャンⅡ』です。

昨年タレントの堀ちえみさんが口腔がん(舌がん)を公表し、注目度が高まった口腔粘膜疾患。本製品では、目視ではなかなか難しい口腔粘膜の微細な変化観察を、蛍光観察法により粘膜表面の微細な構造変化を見つけやすくなります。非侵襲口腔粘膜検査に使用可能で、口腔内に生じた粘膜疾患の早期発見に役立つ新製品にも大きな注目が集まっていました。

 

他、同社のプレス材料新製品で、従来品の曲げ強さ377mpaから525mpaへ大幅UPし、3gに加え2gのインゴットも用意し無駄なく材料を使える『ヴィンテージプライム プレス』など、さまざまな新製品が注目を集める松風ブースでした。

 

 

ナカニシ

 

世界で活躍するハンドピースメーカーのナカニシ。同社ブースで改めて大きな注目を集めていたのは、同社エアスケーラーの『Ti-Max S970L』です。CAD/CAMで術者には「CAD/CAM用の形成」が求められますが、CAD/CAM用に綺麗な縁下マージンを、タービン・コントラ等回転器具で行おうとすると歯肉巻き込み損傷を起こしやすく、防ごうとするとスキャナが読み込みにくいJマージンとなりやすい難しさがあります。

 

そんな際に便利なのが、同社エアスケーラーの『Ti-Max S970L』です。回転器具と比較して隣在歯、歯周組織等の損傷が少なくマージンラインの設定が容易で、より繊細な形成が可能となる同製品は山崎長郎先生も補綴臨床で紹介されたほどです。ナカニシのエアスケーラーはチップも豊富で、強固な歯石除去はもちろん、今回紹介の支台歯形成の最終調整、メインテナンス、歯面清掃、初期う蝕除去、根管治療とさまざまな場面で多目的に活用できます。医院様にも1本あると便利なので、お試しいただいてみてはいかがでしょうか。

 

 

また、「エアフロー」×「超音波スケーラー」の両方を1台で完遂する『バリオスコンビプロ』も、多くの方がご覧になっていました。

後発品のため、先行製品を観察し、さまざまな点に工夫を凝らした同製品はハンドピースがスリムで視認性が向上した上、清掃能力も高く、チャンバー独立でパウダーが本体内を通らず、使用後もオートクリーンボタンを押すだけでお手入れが楽!(年1回のメーカー定期メンテも不要でランニングコストも安い)etc…とさまざまな利点を有します。

 

その他、昨年上市した新型S-maxは「トルクが高い!」「カートリッジ交換もしやすい!」とリピーターが増えており、ビバエースやビバQなど訪問診療用ユニット・バキュームも大きな注目を浴びるなど、注目どころの多いナカニシブースでした。 

 

後編はこちら

 

現地の様子をより詳しく知りたい方は、株式会社シラネの公式サイトにてレポートを閲覧することができます。

 

中部デンタルショー 2020 レポート

 

また、Facebookでも展示されていた最新の機材を紹介しております。

 

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