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経営 2024/12/13

医療法人社団大志会 今井歯科|時代が求める「生活医療」は僕たち歯科の仕事

WHITE CROSS編集部

埼玉県の南東に位置する八潮市。2005年に首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線が開業して以降、急速に伸びているエリアとなっている。

その八潮市唯一の鉄道駅である八潮駅を降りてすぐの場所に、地域から幅広く支持される歯科医院がある。今井歯科EAST/WESTは、2006年の開業時から地域に密着して、口腔の健康を守り続けている歯科医院だ。

WHITE CROSSでは、クリニックを経営する医療法人社団大志会理事長・今井恭一郎先生に、「時代に求められる歯科医師・歯科医院像」について伺った。

 

 

「鬼手仏心」の医療人哲学

ーー先生の診療哲学を教えてください

父は内科医でして、長野の田舎なので、往診がメインなんですね。

父の診療風景で目に焼き付いているのは、診察の際、病床に臥す患者さんと手を繋いでいたことです。

 

お父様の写真(取材の際にお見せいただいたものをご提供ください)

 

「鬼手仏心」という言葉がありますよね。

治療は待った無しの真剣勝負ですから、それこそ鬼のように手技を極めないといけないですが、その一方で、患者さんを癒すという心を忘れてはいけないという意味だと思います。

 

歯科医師になると、タービンを持つ“右手”を極めようと誰もが努力すると思いますが、患者さんを支える“左手”はついつい後回しになりがちだと思うんです。父の左手を思い出して、常に患者さんに寄り添うように心がけています。医療と経営。右手と左手。仏と鬼。ブレずに真ん中を歩くのが一番難しいんですよね。

 

 

時代が求める歯科医療とは?

ーー先生の、今いちばんホットなテーマを教えてください

「生活医療」という考え方です。

急性疾患から慢性疾患へと医療が移り変わってますよね。さらに言うと、治療から予防へもシフトしてきた。医療の目線がどんどん患者さんの生活に近づいて行っているんです。歯科でも、昔ながらの修復治療だけでなく情報発信や連携が必要になってきました。

歯科は医科と違って、病気になってから行く場所ではないですよね。患者さんの健康と病気の境界を医科に伝えられるのは、生活医療に携わる僕たちの仕事だと思っています。

医療施設は地域の役場みたいなものだと思っていて、ご近所と家族のようにここから地域に発信できる場所作りが理想です。

 

地域に求められる医療法人の「組織論」

ーー先生はどういった歯科医院づくりを心がけているんですか?

ブラック企業はもちろんダメですが、シュガー社員(注:権利ばかり主張する労働者のこと。社労士の田北百樹子氏によって提唱)もダメだと思うんです。

 

歯科業界でも医院の中規模化が進んでいるため、マニュアルやカリキュラムが流行っていますよね。

当法人では、そこから一歩進んで、ISOの国際規格を医院運営に取り入れて活用しております。

ディズニーランドでも徹底されている職場環境の維持・改善の5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)をはじめ、部門目標を具体的に設定しています。

 

きちんと成果を出していけるような「会社」であることが、組織である以上、関わるみんなにとって大事だと考えています。

「会社」と「社会」は文字通り表裏一体ですし、医療も一人ではできないので、医療法人を特別扱いするよりも、その方がしっくりくるなと思っています。

 

理念や方向性をより強く伝え続けることで、合う人が入ってきてくれるようになって、離職率は低下し、成果もどんどん伸びていますね。

 

 

ーー四つ葉がロゴになっている理由はなんですか?

現在運営している4つのクリニックをイメージしています。

今井歯科EAST今井歯科WEST今井総合歯科 八潮今井歯科 HANARE〜General Anesthesia Center〜

 


EAST/WESTは、地域医療を提供するとともに、ドクターと衛生士の養成機関としての役割も担っています。総合歯科は、障害者歯科や訪問診療も行う二次医療機関。HANAREは、インプラントのオペなどのハイエンドな治療を提供するクリニックです。

実は最初からこの4つをやるつもりだったんですね。

 

その中で僕の位置はどこかと言うと、付け根の「枝」の部分です。

組織は人がすべてですから、枝である僕が、まず社員を満たすべく愛情を送ります。社員が満足して初めて、患者への愛や取引先への愛につながっていくんですね。このサイクルがうまく循環すると、四つ葉は地域貢献へとつながってく。そのように考えています。

 

 

若手に人気の理由。キーワードは“束縛”ではなく“循環”

ーーなぜ先生のクリニックは若手のドクターや衛生士に人気なんですか?

挑戦や失敗を恐れないというのが僕のポリシーです。そのため、研修医だろうがどんどん経験させるんですね。もちろん、何かあれば全部僕が助けてあげると伝えてます。

また、大学から研修に来てくれている先生には、「大学院には行けるなら行った方がいいよ、学ぶことがたくさんある」って逆に勧めてます。

 

大学の学生の中で、先輩後輩の口コミでもあるのか、毎年研修希望者が来ますね。今年は6人も受け入れています。バイトしながら大学院に行っている先生が半数もいるんですよ。

本人たちが今井歯科で働きたい、という場合のみ採用しています。

セミナー参加などの勉強も奨励していて、法人から補助しています。その際に、勤務年数を条件にしたりもしていません。縛るよりも循環を大事にしています。だからですかね。

 

 

 

ーーOBについても教えてください

4人開業しましたが、今でも仲良しで、勉強会にも来てくれます。皆うまくいってるんじゃないかな。

勤務医時代から「スタッフに支持される先生になりなさい」と指導しており、OBのドクターや歯科衛生士の交流もありますね。

 

退職した歯科衛生士が復職することもあります。辞めても治療に通うスタッフもいますし、これはひとえに各部門長の人徳だなと思っています。

 

 

 

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執筆者

WHITE CROSS編集部

WHITE CROSS編集部

臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。

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