【根管治療に関するブース内セミナー&ハンズオンあり】事前にチェック!マニーのワールドデンタルショー2023 / WHITE CROSS編集部

2023年9月29日より、パシフィコ横浜で開催される歯科の大祭典・ワールドデンタルショー。

 

今回はマニーをピックアップ!当日は、根管治療に関するブース内セミナー、NiTiロータリーファイルのハンズオンを予定しております。内容をお見逃しないよう、事前にチェックしてくださいね!

 

見どころ① ニッケルチタンファイル応用の勘どころ―パスファインディングと予備拡大―

講師:中川寛一先生(PERF-JAPAN)

根管形成において、ニッケルチタンファイルファイルは重要な位置を占めるが、その際にもっとも重要な手技の一つが根尖経路の確保(パスファインディング)である。これは根管形成の基準の設定や、根尖孔部における起炎物質の除去、適切な根管充填において重要な意味をもっている。

しかしながら、対象となる患歯の根管系は必ずしも同一ではなく病態的な変化、加齢による変化を受け臨床的にもその確保は容易ではない。

 

本講演では、パスファインディングを目的として開発したグライドファインダー、ならびにJIZAIシステムにおける予備拡大機器としてのPre013ファイルについて特徴と応用について解説したい。

 

 

会場はこちら!

 

見どころ② NiTiファイルによる根管形成を成功に導くための穿通・グライドパスの重要性

講師:石崎秀隆先生(きうち歯科医院)

近年歯内療法は飛躍的な進歩を遂げており、中でもNi-Tiファイルは金属や形状に特性を加えることで、従来手用のステンレス・スチールファイルで行われてきた根管拡大形成を簡単に早く行うことができるようになってきました。

しかしNi-Tiファイルを使っても、初めの穿通・グライドパス形成が不十分であれば満足のいく結果は得られません。

 

今回は、Ni-Tiファイル使用前の穿通やグライドパスの有効性に関してご紹介したいと思います。

 

 

見どころ③ リトリートメント成功率アップへの鍵 〜NiTi活用術〜

講師:吉田格先生(吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック)

リトリートメントは歯冠崩壊が大きい歯を対象とする場合がほとんどであり、また根管は既に人為的介入のため、解剖学的形態から逸脱した状態からのスタートとなる。

この悪条件を一つずつ克服し、前回の治療を上回る技術をもってして行わなくてはならない。現在最良の根管治療にはCT診断の後、顕微鏡やNiTi製ファイルが必須ということで注目されてきた。

しかし治療介入の順番は、まず歯冠部感染源の徹底除去と確実な隔壁築成、そしてそれに続くラバーダム防湿である。すなわち唾液や出血の遮断と同時に、器具の到達性と明視野の確保を最初に達成すべきである。

そしてこれがNiTi製ファイルを有効に使う条件でもあり、特にリトリートメントでは避けて通れない路と考えている。

今回は、以上の具体的な手技について、短時間ながら症例動画を用いてご紹介したい。

 

 

見どころ④ ハンドファイルとNitiロータリーファイルを使い分けるメリット ー 診療の効率UPを目指す!ー

講師:伊澤真人先生(鳩ケ谷いざわ歯科)

我が国では、2022年4月より医療保険にNiTi rotary file加算が導入され、自費・保険診療問わずNiTi rotaryfileは、ますます根管治療に欠かせないものとなりつつある。

しかし、NiTi rotary fileは、湾曲した根管の拡大形成には非常に大きな効果を発するが、すでにステップやジップができてしまっている歯の再治療はこれらを乗り越えるためにプレカーブの付与のしやすさや、繊細な回転運動ができる点で手用Stainless steel fileが有利である。

石灰化で狭窄した根管を穿通させる場合には、穿通力とファイル自体のコシの強さの観点から手用Stainless  steal fileの方が適している場合も多い。

 

また、ガッターパーチャの除去などは、一塊で掻き出すことができる点も従来の手用Stainless steal fileが適しているといえる。
すなわち状況に応じて道具を使い分けることが、臨床上非常に大切だと考える。

 

 
そこで今回は、どのように使い分けていくべきかを症例に供覧しながら考えたいと思う。

 

 

マニーのブースはこちら!

 

 

マニーのブースは、ノース連絡通路・入口から入って奥に進むとございます!

4年ぶりのワールドデンタルショーを思いっきり楽しみましょう!皆様のお越しをお待ちしております。

 

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