【2021年版】医療従事者向け!これから始めるSEO!初心者がまず心得るべきSEO最初のステップ / 飯島 陽介

スマートフォンの普及をきっかけに、インターネットの利用が日常的になりました。

特に新型コロナウィルスによる影響は大きく、人々の生活スタイルはオンラインを中心としたデジタルシフトが進んでいる状況です。

それに伴い、集客・集患をウェブサイト上で取り組まれる医院・クリニック様が激増しています。

 

この記事は、ウェブ集客の基本中の基本である「SEO」にフォーカスし、今、SEOを取り組むべき理由から、キーワード選定の重要性まで、初心者の皆さまにもなるべく分かりやすいようにアプローチしてみたいと思います。

 

 

無料LIVE配信のお知らせ(4月18日(日)23:59まで視聴可能です)

 

そもそもSEOとは?

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、「Google」や「Yahoo!」、「Bing」といった検索エンジンへの露出を最適化し、検索からの流入数を増やすためにおこなう施策のことです。 

インターネットを利用する多くのユーザーが、検索エンジン経由で情報(=ウェブサイト)を探すため、これらの検索上位に自サイトをヒットさせる事が非常に重要になってきます。

 

参考:SEOとは?まずやるべき基本対策│WEB集客ラボ byGMO(GMO TECH)

 

SEO対策をすべき3つの理由

WEBで集客をする手段は数多くありますが、「そもそもSEOってした方が良いの?」といった疑問や、「SEOってもう古いんじゃないの?」といった先入観をお持ちの方もいるかもしれません。

 

結論から言うと、SEO対策は絶対にすべきです。理由は主に3つあります。

 

 

 

1. インターネットユーザーなら、検索エンジンはほぼ必ず利用する

具体的な利用状況は色々なリサーチ会社や公的機関のデータを見ていただくとして、これはピンとくるのではないでしょうか。

 

何かをしたい(欲しい・食べたい・体験したい等)と思った時、何かに困った時、何かを調べたい時、『サッとスマートフォンを取り出して、とりあえずGoogleで検索する』・・・インターネットユーザーならほとんどの人が、日常的にしている行動だと思います。

このように、現代人にとって「検索エンジン」は自分の身体の一部のように身近な存在と言っても過言ではありません。

 

そんな誰もが使う検索エンジンの対策をしておかない手はないですよね。「SEO(=検索エンジン最適化)」とは、貴院のサイトを検索ユーザーのニーズに応えられるものにすること、ということをぜひ覚えておいてください。

 

 

2. その気になればお金をかけずに取り組める

テレビ、新聞、ラジオ、雑誌といった、いわゆる「4マス広告」をはじめ、電車の中吊り広告や街中にあるデジタルサイネージ広告など、自分たちのサービスや商品を広くアピールするためには多額の費用が掛かるのが世の常です。

 

それはインターネットの世界でも同じです。

リスティング広告にアドネットワーク広告、動画広告にDSP広告、SNS広告など、ウェブ広告手法は数多くありますが、当然どれも多額の費用が必要です。

 

さらに昨今は、「ネット広告は地上波テレビを超える※1」といった話題もあり、インターネットによる集客がますます注目されています。そんな中、正しいノウハウとスキルさえ身につければ、お金をかけなくても出来てしまう集客手法、それがSEOです!

(※1  参考:日本産経新聞「18年の国内広告費、ネットが地上波テレビに迫る 19年にも逆転へ」

 

 

 

3. 地道に続けていれば、最強の集客ツールに化ける可能性がある

有料広告は、お金を払っている間は広告が表示されますし、即効性もあります。しかし、課金をやめてしまえば広告は表示されなくなります。

これらの特色から、期間限定のキャンペーンや、瞬間的な認知拡大を目的としている場合は非常に有効なので、広告予算が取れるのであれば上手く活用すると良いでしょう。

 

一方でSEOは、基本的に即効性はあまり期待できません。「検索エンジン対策」は、中~長期目線でじっくり取り組むことで効果が得られやすい!という点が有料広告と大きく異なる特徴の一つです。

 

対策をすればした分だけサイトの価値や評価が積み上げられ、コツコツ積み上げたサイトの価値や評価はそう簡単には落ちませんから、結果的に特定のキーワードで検索上位に表示され続ける、ということも起こり得るでしょう。そのキーワードが、人々の興味・関心や予約・来院に繋がるようなものであれば、貴院のサイトには連日多くのユーザーが訪れることになります。

そうなってしまえば、これほどコストパフォーマンスに優れた最強の集客ツールはありません!

 

 

上位表示に重要な3つの要素!

Google検索はどのような基準で、上位に表示する順番が決定されるかご存じですか?

 

実は、そのロジックは非常に複雑で、200以上の要素から総合的に評価され、順位が決定されています。しかも200の要素の内容について、Googleは(一部を除き)明らかにしていません。 そのため、多くのSEOアナリスト(分析家)やSEOスペシャリストたちが、日夜研究や実験に勤しんでいます。

また、その評価指標もGoogleが不定期にアップデートをおこない、時には大きく見直されることもあるため、まさにイタチごっこ状態です。これが、SEOが難しいと言われる理由のひとつですね!

 

そんな複雑なGoogle検索の評価指標ですが、昔から変わらず重要視されている要素が3つあります。

 

それが「1. コンテンツ」と「2. スコアロス要因の排除(テクニカル)」、「3. 外部評価」です。

 

 

 

1. コンテンツ施策について

検索ユーザーが知りたい情報を、サイト内にコンテンツとして用意しておくことが基本です。

 

例えば、「最近なんとなく歯がしみるな」と感じている人がいたとします。こういう方がいきなり「明日歯医者さんに行こう!」とはなかなかなりません。

まずはネットを使って「歯がしみる 原因」「歯がしみる 対策」のような検索をして、自分の症状がどのような状態なのかを調べることから始めます。

 

もし、このニーズに応えられるようなコンテンツが貴院サイトに用意されていて、それをユーザーが目にしたらどうでしょうか?信頼を獲得し、いずれこのユーザーが歯科を探す際に、貴院が選ばれる可能性がグッと上がります。

このように、Googleは常に検索ユーザーのニーズを大事にしており、それに的確に応えられるコンテンツを上位に表示します。

そのため、SEOで成功するためには、コンテンツが不可欠と言っても過言ではありません。

 

 

2.  スコアロス要因の排除(テクニカルSEO)について

一生懸命コンテンツを作っても、そのままでは正しくGoogleからの評価が得られない場合があります。

例えばサイトがGoogle検索ガイドラインに違反するような作りになっていたり、Googleのロボットが適切に巡回できないような構成や設計になっているようなケースです。

 

そこで、テクニカル面のテコ入れが必要になってきます。これが「スコアロス要因の排除」です。

 

このテクニカル面の整備は正しいマークアップ、Googleが巡回しやすい導線設計、ページ表示スピードなどのユーザー体験に関するものなど、対策範囲は非常に多岐にわたります。

そのため難易度が高く後回しにされがちな部分ですが、ここの最適化が実はSEOにおいてとても重要で、家に例えるなら基礎工事、社会に例えるならインフラ工事とも呼ぶべき箇所となります。

 

 

3.  外部評価施策について

ご紹介したコンテンツ面とテクニカル面の両方をきちんと対策していくことで、訪問ユーザーにとって有益で使いやすいサイトとなり、結果としてリンクで紹介を受けたり、SNS等で言及されたりします。

 

こうした外部からの評価をGoogleはランク付けの大きな指標としており、外部評価施策の基本の取り組みとなります。

 

そのほかにも、ネット媒体へ記事寄稿をしたり、ご自身でSNSを運用したり、最近ではYouTubeなどの動画プラットフォーム上で施術や事例紹介などの動画コンテンツを投稿していくことで、さらに流入間口が広がると同時に、ネット上での権威性が高まってくることも期待できます。

 

また、歯科医師会や大学病院といった権威性の高いサイトから被リンクを受けることも大きな効果がありますので、関係値のある機関にそういった働きかけをしていくことも外部評価施策においては非常に重要です。

 

SEO対策で真っ先にやることはキーワードの選定!

重要な3つの要素が理解できたところで、さっそくSEO対策にチャレンジしてみましょう!!

・・・と言われても、「まず何をしたら良いのか分からない」という方が多いのではないでしょうか。

 

なぜそうなってしまうのかというと、「対策キーワードが決まっていない」からです。

 

対策キーワードを決めるというのは、すなわちSEOの目標を設定するということ。「SEOが成功するかどうかは、対策キーワードで8割決まる」と言われるくらい重要な作業です。つまりSEO施策をする上で、何よりも真っ先にやらなければならないことなのです!

 

そしてこのキーワード選定は、初心者の方はおろか、中~上級者であっても難しい工程の1つです。

 

例えば、明らかに強い競合サイトが検索上位を占めているキーワード市場で、後発サイトが上位を狙うのはとても険しい道のりになります。

逆に、ユーザーから需要の少ないキーワードは比較的容易に上位表示を実現できますが、訪問者数の増加はあまり期待できません。・・・難しいですね(笑)。

 

しかし、対策キーワードを的確に選定し、それを元にコンテンツ施策やサイトのチューニングをしていけば、SEOは必ず成功するはずです。

 

 

まとめ

これからSEOに取り組まれる医院・クリニックのご担当者様向けに、SEOの施策意義や最初にすべき事についてお話させていただきました。

 

まとめると、この記事で大事なポイントは以下の3つ!

 

 1. SEOに取り組むと、貴院のサイトが自動集客ツールに化ける可能性がある

 2. SEOで大事な要素は「外部評価」と「コンテンツ」、「スコアロス要因の排除」

 3. 最初に取り組むべきことは「キーワード選定」=SEOのゴール決め

 

今回、SEOの重要性や押さえるべきポイントをお話ししましたが、やっぱりご自身では難しい、という方もいらっしゃると思います。

そんな時には私どものようなSEO事業者を上手に利用してみてください。

 

SEO事業者は、トレーニングジムのトレーナーのような存在です。そのため「費用だけ払ってあとは丸投げ」というスタンスではなかなかうまくいきません。

しかしSEO事業者には豊富な経験とノウハウがありますので、皆さまが主体となって取り組んでいく中で、効率よく正しい方法でSEO施策をサポートすることが可能です。WEB集客に行き詰まってしまったら、ぜひお気軽にご相談いただければと存じます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

全て解決できる、GMO TECHという会社があります!

GMO TECHは、2006年創業事業のSEOコンサルティングサービスを軸に、検索エンジンのアルゴリズム解析・検索経由での集客支援に関して国内有数の高度なナレッジを保有しています。

 

歯科の実績としても1,100以上の歯科医院を担当していますので、歯科医院のSEO/MEO対策は、GMO TECHにお任せください。

 

  

無料LIVE配信のお知らせ(4月18日(日)23:59まで視聴可能です)

 

執筆者

飯島 陽介の画像です

飯島 陽介

コンサルタント

GMOTECH株式会社 SEOグループ マネージャー

2009年にマークアップエンジニアとしてGMO TECHへ入社。GMOグループ横断のSEO事業にて、年間100社を超えるクライアントの内部施策を担当。その後ディレクションへと業務の幅を広げ、企画・制作・集客までをワンストップで賄えるチームのスキームを構築。
現在はマネージャーとしてSEOコンサル、クリエイティブ、ツールプロダクトにおける現場責任者を務め、SEO/SEM領域を軸としたデジタルマーケの視点でクライアントの売上・流入の最大化に貢献。

LINEで送る

記事へのコメント(0)

人気記事ランキング

おすすめのセミナー