[セミナーレポート]第6回DNA講演会ライブ配信を終えて
ニュース 2017.01.29

[セミナーレポート]第6回DNA講演会ライブ配信を終えて

WHITE CROSS編集部

本日10:00〜16:00に、株式会社ヨシダの東京上野本社ビルにて、第6回DNA特別講演会およびライブ配信が行われました。

今回のテーマは「共感からはじまるコミュニケーション」

 

歯科医院における教育や雇用、集患にまつわる課題を解決し、理想の歯科医院をするべく、様々なバックグラウンドを持つ講師が一堂に会し、バラエティに富んだ講演となりました。

講師の先生は本講演に際し、それぞれオリジナルのプレゼンテーションを持ち込まれています。

本稿ではその様子をサマリー形式で配信したいと思います。

講演のサマリー

 

『採用方法を根本的に見直し、人材の悩みから解放されませんか?』

講師:丹野祐子先生

 

実際のライブ配信画像

丹野先生は、客室乗務員やプライベートバンクでキャリアを積んだ後、歯科医師である夫とともに歯科医院を継承・運営に携わり、短期間で経営再生を果たすという異色のキャリアの持ち主である。

 

しかし、その開業からの道のりは決して順風満帆なものではなかった。

今回、現在に至るまでのトライ&エラーについて、失敗談を包み隠さずフランクに語り、会場からは思わず共感や談笑の声が上がった。

 

CS(顧客満足)よりもまずES(従業員満足)に専念したこと、従業員カルテを作成したこと、地方のクリニックがWEBマーケティングや人材確保に成功するための具体的ノウハウなどを、歯科内外の経営的事例をもとに解説された。

 

 

『日本歯科医療の明日へ』 

講師:赤司征大先生

 

実際のライブ配信画像

講師の赤司は本サイトを運営する WHITE CROSS株式会社の代表取締役CEOを務める。

歯学部を卒業してから、歯科医師でありながらMBA留学をした理由、起業に至るまでの道のりについて自己紹介を行った。

 

専門となる「歯科医療 × 経営学」というポジションから、世界の中における日本、現内閣が進めている国策や社会背景、世界の最先端では今何が起こり、日本の歯科にどう影響を及ぼすのか、などについて解説をした。

 

特に厚生労働省の推進する「地域包括ケアシステム」について、なぜ歯科医療がヘルスケアの時代に必要となるのか、その経済的理由について、クリニックから一歩引いたメガビューの視点で紐解いた。

 

 

ランチョンセミナー『どこから始めれば良いのか?予防歯科クリニックの作り方』

講師:牧野泰千先生

 

実際のライブ配信画像

大学補綴科を卒業後、西八王子に予防管理型の歯科医院を開設した牧野先生。

「親子予防」という考え方と、それに対応した医院の仕組み作りや実際の取組みについてお話をされた。

 

牧野先生によると、予防管理型の歯科医院を成功させるには3つのポイントがあると言い、それぞれについて具体的な解説をした。

 

特に、チーム医療、データ管理、目標設定がキーになるという。

 

牧野先生の歯科医院では、歯科医師だけでなく、母担当歯科衛生士、子供担当歯科衛生士、トリートメントコーディネーターなどが密に情報伝達をし合っている。年齢に応じた医療情報の提供を、一般論に終始することなく、その子やその家族に沿った形で提供しており、患者満足度は非常に高い。

 

予防歯科は補綴治療などと比較して結果が見えづらいため、価値を伝え続ける必要があり、それには規格性のあるデータの蓄積が必須となる。

患者データを蓄積し、分析・考察を行い、患者さんにその利益を還元する。これができる歯科医院からは患者さんが脱落することはなく、永続的に反映していくでしょう、と結ばれた。

 

 

『歯科医院から発信する地域貢献』

講師:栂安秀樹先生

 

実際のライブ配信画像

北海道帯広市での開業以来一貫して取り組まれてきた、食育支援を始めとする地域医療への貢献についてのご講演となった。

栂安先生は、それらが時代の変遷の中でまさにいま社会に求められていると話す。

 

地域包括ケアシステムなどの社会背景の変化の中、患者コミュニケーションを超えて、「地域コミュニケーション」が重要となる。

地域の繁栄があってこその事業所(歯科医院)であり、地域づくりと歯科医院づくりはイコールである、と強調されていた。

 

そのためにこれから考えるべきキーワードは、生涯を通じた“栄養管理”であり、これは歯科医療のアウトカムであるとともに、医科の医療従事者と連携する際の共通言語としても機能すると言う。

今までの歯科界は、医療全体として考えると、「歯しか診ていない」「通院のステージしか診ていない」という批判や課題があるが、反省とともに来るべき社会の変化に備え、終末期などの医療ステージに介入することの具体について実例を多数挙げられていた。

 

また、歯科界においては大学病院などの3次医療機関と歯科医院をつなぐ2次医療機関が不在であることを指摘し、病診連携・診診連携を推進するため、「中核総合歯科医院」を構築する取り組みについてもご紹介頂いた。

 

 

『共感から始まるコミュニケーション』

 講師:荒井昌海先生

 

実際のライブ配信画像

本公演のテーマである「共感」は、実はエムズ歯科クリニック開設以来のテーマであったと、マザーテレサの名言を用いて冒頭から語られた。

 

「共感」とは言い換えれば「気づき」のことであるとし、グーグル社の社員研修にも取り入れられたことで米国で一大ブームとなっている「マインドフルネス」について取り上げ、「心に余裕をつくる」ことが「気づき」にとって重要だと話す。

クリエイティブな発想や、患者さんやスタッフを幸せにできる経営者はそこからスタートすべきだと強調していた。

 

エムズ歯科クリニックのチーム作り、MID-Gの展開する事業にも「共感」は一貫して受け継がれており、「患者さん」と「スタッフ」という2つの人間に「共感」を生むことが必須であるという。

エムズ歯科クリニックという舞台作りの現在や、未来のビジョンについて、ムービーを用いて講演された。

まとめ

本講演会はテーマの通り、「歯科医院づくりのためのコミュニケーション」で一貫していた。

どの演者の先生も、「視座を高く」「10年後の先を見据えて」「コミュニケーション」といったキーワードを多用していたのが印象的である。

これからの時代の変化に適応し、継続的に繁栄する歯科医院作りのヒントに富んだ、有意義な講演会であった。

 

株式会社ヨシダは、「人々の健康と笑顔(Health&Happiness)を創造し続ける」を理念とし、「歯科医療の次の時代」を先生方・歯科医院スタッフの皆さまと共創していくことに取り組む。その活動のことをDNA(Dental Next Action) と呼んでいる。

 

次回第7回DNA講演会も期待される内容であった。

LIVE配信に対する感想(抜粋)

大変勉強になりました。(北陸、開業医)

 

初視聴です。自宅で聞きたいとこだけ聞くことができ、交通費など考えるとコスパがいいと感じました。(九州、開業医)

 

意外と画質が良かった。youtubeのように楽しめた。ライブ配信と編集された動画とは全くの別物だと感じた。(東京、勤務医)

 

質問をライブ配信サイトからもできるようにしてほしい。(東京、勤務医)

 

拍手や笑いなど会場のリアクションがあるので、実際その場に参加している感じがあって良い。 (東海、開業医)

 

WHITE CROSS編集部
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