米国コロンビア大学と新たに開発した感染症対策技術 / WHITE CROSS編集部

紫外線は人体に有害とされ、生活する上で敬遠されてきたのではないでしょうか。

 

しかし紫外線のチカラは、医療機関でのスリッパや器具の殺菌、飲食店での調理器具の殺菌等、身近なところで活用されてきました。

以下でご紹介する、米国コロンビア大学と新たに開発した独自の技術「Care222®」は人がいる環境で紫外線の殺菌力を活かせる、新しい紫外線除菌技術です。

 

この記事のポイント

・人体に悪影響のない紫外線だけを照射する技術が開発された。

・DNA/RNA構造への働きかけにより、コロナウイルスや細菌、酵母菌に対して効果を発揮。

・人が集まる場所や大勢の人が触れる設備や機器等に対して除菌効果も。 

 

紫外線の種類とは

人工的に作られた殺菌光源は従来、一般的には波長254nmが活用されてきましたが、人がいる環境で照射すると体の内部に侵入し、日焼けや皮膚がん、白内障などの原因になると言われてきました。しかし、紫外線の波長200nm~230nmは、殺菌力はそのままに人体に悪影響を及ぼさないことが国内外の大学・研究機関で確認されています。

 

 

紫外線除菌技術「Care222®」とは

ウシオ電機が米国コロンビア大学と生みだした、これからの新しい除菌技術。エキシマランプと光学フィルタを組み合わせることで、波長222nmに絞って人体に悪影響のない紫外線だけを照射できます。

 

 

特長1 皮膚や眼の奥に入らない紫外線

Care222®の紫外線(222nm)は、角質や角膜の表面より奥に入らないため、日焼けや皮膚がん、白内障といった障害を引き起こしません。

 

皮膚への影響    眼への影響
角質表面で吸収されるため、
皮膚の奥へは入らない。
   角膜表面で吸収されるため、
   眼の奥へは入らない。
        

  

 

従来の紫外線(波長254nm)は生体透過率が高く角質層よりも奥に侵入し、人体に悪影響を及ぼすと言われています。

Care222®の紫外線(波長222nm)は生体透過率が低く角質層で吸収されるため、人体に悪影響を及ぼしません。

 

 

 

特長2 ウシオ独自の技術で有害な波長はカット

ウシオ独自の光学フィルタで、人体に悪影響を及ぼさない紫外線波長のみ照射が可能です。

 

光学フィルタの仕組み

 

 

人体に悪影響を及ぼさない紫外線を照射

  

 

特長3 DNA構造を持つあらゆるウイルスや細菌に効果を発揮

新型コロナウイルスをはじめとする、さまざまなウイルスや細菌、酵母菌に対して効果を発揮します。紫外線は、DNA/RNA構造に働きかけるので、殺菌や不活化が難しい菌やウイルスは原理的に存在しません。

 

Care222®で除去できる細菌・ウイルス

 

Care222®は、人体に悪影響を及ぼさない紫外線のみを照射する仕組みなので、人が集まる場所や大勢の人が触れる設備や機器等に対して除菌効果を発揮します。目に見えない紫外線を照射するだけなので、普段の生活を妨げることはありません。

 

 

Care222®を動画で詳しくご覧になりたい方はこちら

 

 

Care222®に関するお問合せ先

ウシオ電機株式会社

Mail.    care222_sales@ushio.co.jp

Tel.      0120-911-222(受付時間 09:00~16:00、土・日・祝日を除く)

Webからのお問合せはこちら

 

 

 

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