矯正歯科治療のバイオメカニクスの第一人者、Paik, Cheol-Ho氏らによる本書は「生体にやさしい矯正歯科治療」について、より効率的な装置の選択から歯科矯正用アンカースクリューを用いた応用テクニックまで詳述。SECTIONⅠ、ⅡではNiTiワイヤーを用いた治療期間の短縮、Ⅲでは治療が困難な臼歯圧下による垂直的コントロールなどを、症例を挙げて解説。これからTADを導入したい臨床医に最適な書。
SECTIONⅠ生体にやさしい戦略的矯正歯科臨床

Chapter1 生体にやさしい戦略的矯正歯科臨床；非抜歯症例
Chapter 2 生体にやさしい戦略的矯正歯科臨床；抜歯症例

SECTIONⅡ　矯正歯科臨床一般

Chapter3 McLaughlin システム スライディングメカニクス
Chapter4 より輝く笑顔に；incisor showing と smile arc
Chapter5咬合平面と下顎下縁平面のコントロール；
成長期の患者の顎整形的な治療と同じ効果の治療
Chapter6 一期治療を含む矯正歯科臨床一般
Chapter7矯正歯科治療における実践的咬合；
Practical Occlusion in Orthodontic Treatment
Chapter8 戦略的な最終調整（セトリング）と保定
Chapter9 さまざまな臨床的原則とヒント

SECTIONⅢ　歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正歯科治療

Chapter10 生物学的および力学的背景
Chapter11歯科矯正用アンカースクリューを用いた
前後的なコントロール
Chapter12　歯科矯正用アンカースクリューを用いた
垂直的なコントロール
Chapter13歯科矯正用アンカースクリューを用いた非対称
のコントロール；正中線とキャントの修正
Chapter14 歯科矯正用アンカースクリューの使用法