5月13日、衆議院本会議において「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律（第12次地方分権一括法）」が可決、成立した。
 
この法律が施行されると、医師、歯科医師、薬剤師の届出を、オンラインで提出できるようになる。
 
歯科医師の届出のオンライン化とは
これまで医師・歯科医師・薬剤師は、2年ごとに、住所、氏名、従事先などを住所地の都道府県を経由して国に届け出る必要があった。
 
その際、医師・歯科医師・薬剤師は届出票に手書きで記入した上、都道府県に郵送しなければならなかった。また、取りまとめを行う都道府県においては、届出表の配布、受付、記載漏れの確認など事務負担が発生していた。
 
改正前の届出フロー（画像は内閣府資料より引用）
 
しかし、今回の法律により届出をオンライン化することで、都道府県経由が不要に。届出を提出する医師・…