歯科医師、歯科衛生士のみなさんが診療をしていて、「この患者さん、あまり口が大きく開かないなぁ」と感じることはありませんか?実はそこにある病気が隠れているのかもしれません。みなさんにぜひ知ってもらいたい咀嚼筋腱・腱膜過形成症という病気があります。咀嚼筋である側頭筋や咬筋の腱(腱膜)が過形成することによって、筋の伸展が妨げられ、開口障害を呈する病気です。2008年の日本顎関節学会学術大会で疾患名が正式に認定、2016年に保険病名として認められ、2023年の歯科医師国家試験出題基準に本疾患が明記されました。一方で、咀嚼筋腱・腱膜過形成症の患者さんが難治性の顎関節症と誤診され、適切な治療が行われていないことがあります。疫学的には本疾患の予備群と考えられる小・中学生はおよそ1~2%程度であることが報告されており、予備軍を含めると決して少なくありません。本講演では、咀嚼筋腱・腱膜過形成症の特徴、診断、治療法、病態について最近の知見を含めて解説をしたいと思います。
配信中
[VOD]開口障害を呈する咀嚼筋腱・腱膜過形成症とは?
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日時
1月17日(水)~7月31日(水)
期間内であれば自由に視聴できます
講演時間:74分 -
会場
ご自宅や診療室(インターネット経由)
↓ご視聴できない方はこちら
https://whitecross.jp/faq -
費用
歯科医師 8,800円(税込)
歯科衛生士 5,500円(税込)
領収書は、マイページ>申込み済みライブ配信>領収書 よりダウンロードいただけます -
対象
歯科医師、歯科衛生士
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内容
咬合・補綴、歯科全般・その他
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