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う蝕学

う蝕学の画像です
「削って、詰める」治療から「う蝕にしない、う窩にしない」ための確かな診断へ

●学生向け教科書としてだけでなく、チェアサイドですぐに役立つよう前半の臨床編を充実させました。後半の基礎編で科学的根拠を学べます。
●臨床編では出生前から要介護者まで、各ライフステージごとのう蝕治療と予防の具体例が詳述されており、診断の手引きとして即役立ちます。

第I部 総論
第1章 う蝕のライフサイクルと予防
1.ライフサイクルとう蝕/2.一次予防と二次予防

第2章 う蝕治療におけるミニマルインターベンション
1.歯の寿命と喪失予防/2.う蝕への対応と修復歯の管理

第II 部 臨床編
第1章 歯の萌出前
1.リスク評価と予防/2.診査、診断、治療方針

第2章 幼年期(1~5歳)
1.リスク評価と予防/2.診査、診断、治療方針/3.処置/4.メインテナンス

第3章 学齢期(6~15 歳)
1.リスク評価と予防/2.診査、診断、治療方針/3.処置/4.メインテナンス/5.学齢期の6番を守る

第4章 青年期(16 ~24 歳)
1.リスク評価と予防/2.診査、診断、治療方針/3.処置/4.メインテナンス/5.症例

第5章 壮・中年期(25 ~64 歳)
1.壮年期・中年期のリスク評価/2.予防と再石灰化(回復)のプログラム/3.診査、診断、治療方針/4.対処/5.修復治療/6.メインテナンス

第6章 高年期(65 歳~)
1.リスク評価と予防/2.診査、診断、治療方針/3.処置/4.メインテナンス

第7章 要介護者
1.要介護者とは/2.要介護者と歯科治療/3.要介護者とリスク/4.要介護者のう蝕の診断と治療/5.要介護者と口腔ケア

第III 部 臨床を支える知識と技術編
第1章 う蝕のリスク評価
1.う蝕のリスク要因と評価法/2.チェアサイドにおける唾液検査の位置づけとその活用/3.生活習慣調査/4.口腔内状態からのリスク評価

第2章 初期う蝕診断の新技術
1.QLF 初期う蝕検出・診断システム/2.レーザーを用いたう蝕診断

第3章 う蝕の予防法(セルフケア)
1.ブラッシング/2.フッ化物洗口/3.食品によるう蝕予防/4.歯磨剤

第4章 う蝕の予防法(プロフェッショナルケア)
1.PMTC 池見宅司/2.口腔細菌の制御技術-う蝕予防におけるDentalDrug Delivery System(3DS)の役割-/3.シーラント

第5章 再石灰化療法
1.歯質の再石灰化とその機序/2.初期エナメル質病変の再石灰化/3.再石灰化処置の臨床的アプローチ

第6章 ドライマウスへの対応
1.ドライマウス患者に見られるう蝕への対応

第IV部 基礎編
第1章 歯と唾液
1.永久歯の構造と組成/2.唾液の基礎/3.ドライマウスの疫学と原因/4.ドライマウスの診断と治療

第2章 永久歯う蝕の病態と診断
1.う蝕の原因/2.う蝕の病態/3.基本的なう蝕の診査法

第3章 う蝕とフッ化物
1.歯のフッ素症とその原因解明/2.フッ化物応用の安全性/3.う蝕予防のメカニズム/4.専門的応用法/5.自己応用法/6.公衆衛生的応用法

第4章 乳歯う蝕の特徴と病態
1.乳歯う蝕の特徴/2.永久歯との違い

第5章 う蝕とミュータンスレンサ球菌
1. ミュータンスレンサ球菌の自然史/2. ミュータンスレンサ球菌のう蝕病原性/3. 生態学的視点から見た、う蝕とミュータンスレンサ球菌

第6章 う蝕と食品
1. う蝕と食べ物/2.う蝕と飲み物

第7章 う蝕と代用甘味料
1.スクロースはなぜう蝕をつくるのか/2.代用甘味料とは/3.代用甘味料の性質/4.代用甘味料によるう蝕予防は可能か/5.代用甘味料を含む機能性食品と表示

第8章 う蝕の疫学データ
1.発症要因/2.う蝕の状況/3.根面う蝕の状況/4.う蝕と全身との関連

第9章 う蝕の歴史
1.農耕がう蝕をもたらした/2.弥生人骨に見るう蝕および歯槽骨吸収の状態/3.弥生人と現代人のう蝕の違い/4.弥生人の歯周病の原因はなにか

附録 唾液検査キット一覧

う蝕学

チェアサイドの予防と回復のプログラム
  • 著者

    田上 順次
    花田 信弘
    桃井 保子

  • 出版社

    永末書店

  • ページ

    256ページ

  • サイズ

    A4判

  • ISBN

    978-4816011924

  • 価格

    9,350円(税込)

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