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う蝕の診断とリスク予測 実践編

う蝕の診断とリスク予測 実践編の画像です
著者はスウェーデンの一地域での地域保健における公衆歯科保健サ-ビスおよび個人を対象とした予防プログラムを20年以上にわたって実施し、その結果を数年おきにコンピュ-タ援用分析疫学によって解析し、それを公開している。本書の類書と大きく異なる特色は、その実践から産み出された理論と技術によって貫かれていることである。
う蝕の病因論
 プラークの役割
 プラーク形成
 プラークの計測
 プラーク再蓄積のパターン
 口腔環境の役割
 微小環境でのコロニー形成
 プラーク生態学の影響
 プラークの生態学的仮説に基づくう蝕予防と抑制の戦略
 特定のう蝕細菌叢の役割
 ミュータンス連鎖球菌のう蝕病原性
 Lactobacilliのう蝕病原性
 その他の菌のう蝕病原性
 う蝕リスクの予測
 リスク予測の原則
 実践におけるリスク評価の正確性
 う蝕リスク患者の選別
 結論
 う蝕病因論
 う蝕の予測と予防

う蝕に対する外因性修飾因子
 食事因子の役割
 発酵性炭水化物の役割(砂糖とデンプン)
 プラークの水素イオン濃度(pH)の影響
 食事因子の評価
 全身の健康増進のための食生活指針
 う蝕に影響を及ぼす食関連の他のリスクファクター
 社会経済的および行動的因子の役割
 社会経済的状態の及ぼす影響
 社会的および行動的因子の影響
 結論
 食事因子
 社会経済的および行動的因子

う蝕に関する生体の修飾因子
 唾液の役割
 唾液の機能
 唾液分泌
 唾液の組成
 う蝕の修飾因子としての唾液の役割
 ペリクルの形成と機能
 唾液刺激ならびに唾液分泌減退や口腔乾燥症の患者に対する代用品
 唾液分泌減退ならびに口腔乾燥症患者の予防プログラム
 プラーク・コントロールならびにフッ化物の自己塗布
 慢性全身性疾患ならびに宿主因子の障害の果たす役割
 慢性全身性疾患
 宿主の抵抗性
 歯のサイズ、形態および組成の果たす役割
 歯の物理的特性
 エナメル質の構造
 エナメル質の化学
 セメントエナメル境界の形態
 歯根の露出
 結論
 唾液因子
 全身性ならびに免疫性因子
 歯に関連する因子

カリエス・リスクとリスク・プロフィールの予測
 リスクグループ
 リスクのある年齢群
 他のリスクグループ
 個人のカリエス・リスク
 リスクのある歯種と歯面
 リスクのある歯種(歯)
 う蝕になりやすい歯面
 リスク・プロフィール
 う蝕と歯周病とが複合した症例のリスク・プロフィール
 う蝕の詳細なリスク・プロフィール
 カリオグラム・モデル(CARIOGRAM MODEL)
 結論
 カリエス・リスク
 リスク・プロフィール

う蝕病巣の形成と診断
 う蝕病巣の形成
 エナメル質う蝕
 象牙質う蝕
 根面う蝕
 う蝕病巣の診断と記録
 診断器具
 咬合面う蝕の診断
 隣接面う蝕の診断
 根面う蝕の診断
 根面う蝕の診断
 二次う蝕の診断
 結論
 う蝕の発生
 診断

う蝕の疫学
 疫学調査の限界
 う蝕の境界
 再現性
 個人変動
 記録システム
 う蝕有病
 歯冠部う蝕
 根面う蝕
 う蝕の発生
 歯冠部う蝕
 根面う蝕
 う蝕治療ニ-ズ
 う蝕有病状況が変化する理由
 結論
 う蝕有病状況
 う蝕の発生
 治療必要度(Treatment needs)
 う蝕減少

参考文献
略語一覧
索引

う蝕の診断とリスク予測 実践編

  • 著者

    Per Axelsson
    高江洲 義矩

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    276ページ

  • サイズ

    A4判変型

  • ISBN

    978-4874177709

  • 価格

    13,750円(税込)

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