
新潟大学と大阪大学は12月21日、咀嚼能率が低いとメタボリックシンドロームの新規罹患率が高くなり、とくに高血圧、脂質異常、高血糖のリスクが高くなることを発表した。また、こういった傾向は女性ではみられなかったという。
この研究は、新潟大学大学院医歯学総合研究科 包括歯科補綴学分野の小野高裕教授と、大阪大学大学院歯学研究科 顎口腔機能再建学講座有床義歯補綴学・高齢者歯科学分野の池邉一典教授、国立循環器病研究センター健診部の小久保喜弘特任部長らの共同研究によるもの。研究成果は、Frontiers in Cardiovascular Medicine に掲載された。
今回の研究結果は、4年間の追跡調査によって世界で初めて判明したという。「よく噛めない」ことは生活習慣病のリスクになり、そこには性差があるということが明らかになった。
研究の背景
近年、咀嚼機能が低下すると、さまざまな健康への悪影響を生じることが注目され…
この研究は、新潟大学大学院医歯学総合研究科 包括歯科補綴学分野の小野高裕教授と、大阪大学大学院歯学研究科 顎口腔機能再建学講座有床義歯補綴学・高齢者歯科学分野の池邉一典教授、国立循環器病研究センター健診部の小久保喜弘特任部長らの共同研究によるもの。研究成果は、Frontiers in Cardiovascular Medicine に掲載された。
今回の研究結果は、4年間の追跡調査によって世界で初めて判明したという。「よく噛めない」ことは生活習慣病のリスクになり、そこには性差があるということが明らかになった。
研究の背景
近年、咀嚼機能が低下すると、さまざまな健康への悪影響を生じることが注目され…
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執筆者

WHITE CROSS編集部
臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。
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