今こそ知りたいオーラルケア最前線!5人のプロによるオーラルケアセミナーが開催 / WHITE CROSS編集部

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6月6日東京、7月4日大阪にて、モンダミンプロフェッショナルセミナー2021が開催されました。

当セミナーはアース製薬が主催。東京医科歯科大学名誉教授 春日井昇平先生の司会進行のもと、5人のプロが口の健康や感染症をテーマに、最新のオーラルケアや感染対策をご紹介しました。

 

大阪会場にて主催者挨拶を務める アース製薬株式会社 CEO 川端克宜

 

司会進行を務める 東京医科歯科大学名誉教授 春日井昇平先生

 

歯ブラシにプラスアルファ!最新の歯周病予防に必須のアイテムとは?

トップバッターは歯周病のプロとして活躍する、明海大学歯学部長・付属病院長の申基喆先生

昨今、歯を失う最大原因といわれている歯周病の概要と日本における歯周病の罹患状況を説明し、プラークコントロールの重要性を解説。

歯ブラシや歯間ブラシによる清掃に加えて、洗口液によるケミカルプラークコントロールを行うことの有用性を紹介しました。

洗口液によるケミカルプラークコントロールの有用性を語る申先生

 

健康寿命を延ばすための義歯装着方法

続いての講演は義歯のプロとして活躍する、昭和大学歯科病院病院長の馬場一美先生。

高齢化の進行とともに健康寿命と平均寿命のギャップが課題となっている日本社会において、歯の欠損や補綴治療が、健康寿命とどう関係しているのかについて説明。

講演では、義歯装着と認知症リスクの低下についての関係や、義歯の装着時に有効な洗口液を用いたプラークコントロールの方法を解説しました。

義歯の装着時に有効なプラークコントロールの方法として洗口液の使用を紹介する馬場先生

 

みんなが知りたい、感染症対策のこれまでとこれから

3人目の演者は、感染症のプロとしてテレビでも活躍する忽那賢志先生。

新型コロナウイルスの調査結果や感染症の特徴、季節性インフルエンザウイルスとの違いを解説し、無症状でもマスクを着用することの重要性を述べました。

新型コロナウイルスは発症前でも感染力があるという忽那先生

 

見えてきた!効果的な洗口液の活用事例

続いては、洗口液を臨床現場で使用している2人の歯科衛生士が、その活用事例を紹介しました。

医療・介護の総合施設である矢田生活協同組合医療センターに33年勤務する古川優美さんは、洗口液使用のメリットを説明。

 

特にCPC配合の洗口液は高い殺菌効果が特長であるといい、診療前、手術前の使用事例を紹介しました。


新卒から15年、医療法人社団櫻雅会オリオン歯科に勤務する渡部麻都さんは、ノンアルコールタイプの洗口液の特長を説明。

刺激が少ないノンアルコールタイプの洗口液は、口腔外科手術後や口内炎がある方も気持ちよく使えるため、ホームケアに苦労する患者さんにも苦痛なく使っていただきやすいことを紹介しました。

 

司会者も参加!トークセッション

プログラムの最後に、5人の講師が参加者の質問に回答するトークセッションが行われました。

会場からは、「歯ぎしりや睡眠中の食いしばり対策」「変異ウイルスに対するワクチンの効果」「洗口液を使う患者と未使用の患者の違い」といった質問が挙げられ、それぞれのプロが回答しました。

中でも「いい歯科医院の選び方」という質問には、講師の先生だけでなく、司会の春日井先生からも熱いコメントが飛び交う内容となりました。

 

トークセッションの様子

 

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