皆さんの患者さんや周りの方で、食べる食べ方が上手くない、くちゃくちゃ音がする、噛むのが苦手、食べこぼす、上手く飲み込めない、会話時に舌が見えたり、聞きにくかったり、お困りの方はいませんか？歯科治療中や口腔ケアがやりにくいことはありませんか？
MFTは、乳歯列期から永久歯列期まで矯正歯科治療の補助として、行うことによって治療がスムーズにできる、治療期間への悪影響を起こさず、良い効果を得られることはすでに知られています。
MFTで、正しい咀嚼嚥下や口腔周囲筋のバランスを得ることは、将来矯正治療が必要になるだろう子供の治療結果に役立ち、もともとこれから悪くなるであろう子供や矯正歯科治療をしなくてはならないほどではない歯並びの子供に対しても、治療がスムーズに行える、治療をしなくても済むといった不正咬合予防という意味でも子供の健全な成長発育に役立つのではないでしょうか。
上記のように永久歯列不正咬合の方や口腔機能不改善のためにも良い結果の恩恵が受けられます。
それを（MFTを）さらに発展させていくと、増え続ける高齢者へのフレイル予防や改善にも応用できると考えます。そうすることによって口腔の健康、全身の健康につながるのではないでしょうか。
さて、今回は、レッスン内容ではなく、先生！歯科治療しにくくないですか？その舌、歯並び、歯、粘膜、気になりませんか？診査診断は、ドクターのお仕事！見逃しがちな診査ポイントと口腔機能改善に必要な舌と舌骨の解剖についてお伝えいたします。