インプラントはブローネンマルク教授の開発以来長い年月が経っている。その頃には抜歯をしてから下顎なら6ヶ月、上顎なら12ヶ月の治癒期間を待ってからインプラント治療に入るべきというプロトコールが存在した。

昨今のインプラントは表面正常も進化し、それに伴いオッセオインテグレーションの期間も早くなって来ている。しかしながら人間の生物学的な創傷治癒、期間などは進化しているのだろうか？もし進化していないとなるならば、どのようにインプラントへの治癒期間を設定すべきであろうか。エビデンスに基づいた生物学的に納得のできる治癒期間を経て安全なインプラント治療に進むための、見るべきポイントや診査診断基準についてお話しする。

前回の本間先生ご講演はこちら：https://www.whitecross.co.jp/streamings/view/163