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支台歯形成のかんどころ

支台歯形成のかんどころの画像です
支台歯形成の理論はわかったが、実際何に注意して、どう削り、どんなチェックをしながら仕上げればいいのか?-経験の浅い臨床医が必ずぶつかる疑問に全部鋳造冠、ブリッジ、接着ブリッジ、前装鋳造冠すべてを網羅しそのハウツーを具体的に示してくれるいたれりつくせりの一冊。初心者が陥りやすい具体例を提示しつつ上達のための着眼点も教えてくれる。チェアサイドでチェックできる「支台歯形成10か条」ハンドブックの付録付き。
CHAPTER 1 支台歯形成の基本

1 支台歯形成の目的は?
MI時代、補綴物の変化とともに形成にも変化が・・・
長期的に維持される補綴をめざせ

2 支台歯形態の要件は?
形成の要件を満たしつつ、なるべく単純な形態がベター
クラウンの強度、保持力、審美性を考慮していけば形態はおのずと定まる

3 形成辺縁の位置と辺縁形態
縁上か縁下かの議論はマージンが不適合では元も子もない
う蝕の存在なども考慮した現実的な設定位置を知ろう

4 診療姿勢
診療姿勢に絶対的な指針はない
正確な形成ができれば直視でも、ミラー視でも問題なし
直視できない部分をうまく削るためのテクニカルアドバイス
自分なりに自然で無理のない姿勢が一番だが、基本の姿勢はマスターしておこう
手術野を立体的に捉えれば形成しやすくなる

5 切削器具の持ち方
2本指で持つか、3本指か?
力を入れて握り締めるとハンドピースを細かく動かしにくくなる
支点の確保とハンドピースの動かしやすさは連動している
口腔外の支点をうまく使おう

6 介補者の役割
治療のじゃまにならず、患者に苦痛を与えない
無理のないバキュームにはかんどころがある

CHAPTER 2 全部鋳造冠の支台歯形成テクニカルアドバイス

1 咬合面の削除、形成
最初にクリアランスを確保せよ!多すぎても小さすぎNG
接着材料の進歩で選択される修復物にも変化が
曲面を均等に削るには
築造後の咬合面形態のとり方、材料は違っても皆同じ
対合歯のクリアランスの確認のコツ

2 頬舌面の形成
軸面の傾斜が強すぎてはいけない・達成可能なテーパーの範囲とは?
軸面形成は直視しやすい頬側面から始めよ!
頬側面より見えにくく、難易度の高い舌側面の制覇法
二面形成はなぜ必要か

3 近遠心面の形成
隣在歯を傷つけないことが第一
形成の外形を観察する時のポイント
歯頸部を輪切りにした形を頭に入れよ

4 歯頸部辺縁の修正
マージンの位置は歯肉縁下0.5mmに

5 仕上げ
支台歯の鋭利な角はすべて落とす

CHAPTER 3 前装鋳造冠の支台歯形成テクニカルアドバイス

1〈前歯〉切縁の削除
歯種によって異なる歯冠長、適切な削除量をどうたたき出す?
無髄歯の場合の削除量

2〈前歯〉唇側面の形成
自然感を再現するには、十分な前装材の厚さが必要
日本人ならではの薄い歯質を露髄させないためには
唇側は二面形成
初心者が犯しやすい3つの過ち

3〈前歯〉隣接面の形成
隣接面形成を難しくする要因を制しよう

4〈前歯部〉舌側軸面の形成
高さがとれないだけに維持力を考えた形成を

5〈前歯部〉舌面の形成
対合歯との適切なクリアランスとは具体的にどのくらい?
切縁部の厚みに注意しながら舌面形成を行おう

6〈前歯部〉歯頸部辺縁の修正
適切なマージン形態の決め方
不揃いな辺縁形成にしないためには

7〈前歯部〉仕上げ
全部鋳造冠と同じ要領で
確認の順序と方法

8 小臼歯部特有の注意点
咬合面部の削除:前装鋳造冠用特有の削除量を知ろう
頬側軸面の形成:二面形成は変わらず
舌側軸面の形成:基本は共通・立体的な観察を
隣接面の形成:大臼歯の形成との違いをおさえよ
歯頸部辺縁の修正:移行部に注意
仕上げの確認:確認事項をしっかりと

CHAPTER 4 接着ブリッジ用部分被覆冠の支台歯形成テクニカルアドバイス

1 形成前に頭にいれておきたい重要事項
接着システムとリテーナー用部分被覆冠のデザインの関係
リテーナーの要件
リテーナーの設計
既存修復の扱い

2 前歯部リテーナー用部分被覆冠の支台歯形成
隣接面の削除、形成:ブリッジの接着強さは削除部分の辺縁の位置で決まる
舌面の削除:デンティンを露出させないための器具選びとグループがポイント
辺縁の修正と補助維持などの追加:デリケートな処置を行うためのコツを知ろう

3 臼歯部のリテーナー用部分被覆冠の支台歯形成
隣接面および舌側面の削除、形成:軸方向は注意深く決定せよ
咬合面溝の形成:デンティンよりもメタル厚さ優先で
辺縁の修正:線角や隅角が滑らかに移行するように修正をするには

CHAPTER 5 ブリッジの支台歯形成テクニカルアドバイス

1 咬合面の削除
最後臼歯の支台歯は対合歯とのクリアランスが少なくなることに注意

2 軸面形成
初心者が犯しやすい過ちを徹底解明
ここでも支台歯を三次元的に見ながら平行性を確実に確保しよう

3 撓みによる脱離対策
撓みに抗するには時にポンティック形態にも熟慮が必要
支台装置の非欠損側の辺縁からくる“力”にテーパーで対抗
しっかりと厚みのあるシャンファー形成で強度を確保せよ

支台歯形成のかんどころ

うまい形成 下手な形成
  • 著者

    嶋倉 道郎
    田中 卓男

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    136ページ

  • サイズ

    A4判

  • ISBN

    978-4781202587

  • 価格

    8,800円(税込)

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