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歯科免疫に強くなる本

歯科免疫に強くなる本の画像です
近年、歯科医学の分野でも免疫学の研究は、目ざましい進歩をとげ、疾患の解析など、ただちに臨床に応用されることも可能になった。本書は、最新の免疫学研究の成果を基に、口腔の二大疾患である齲蝕と歯周炎の免疫学的アプローチを通じて、歯周炎の防御と歯周組織の破壊機序、口腔に発現する感染症について詳説した。<BR>
はじめに
1 免疫のしくみ
A 免疫とはどんなこと
1 免疫とは
2 免疫の性格と分類
B 抗原とは
3 自己と非自己
4 抗 原
C 抗体とは
5 抗体の特異性
6 抗体の機能
7 抗体の構造
8 抗体の多様性
9 抗体の種類
D 補体とは
10 補体とは
11 補体の活性化
12 補体成分の生理活性作用
E リンパ系組織とは何か
13 免疫担当細胞の基地―リンパ系組織
14 免疫担当細胞の生まれ故郷―骨髄
15 T細胞の教育機関―胸腺
16 血液中の抗原に反応する脾臓
17 リンパ節とは?
18 粘膜関連リンパ系組織とき?
19 皮膚関連リンパ系組織とは?
F 免疫を担当する細胞群と機能
20 免疫担当細胞とは何か?
21 前線で戦う顆粒白血球
22 根源的な免疫担当細胞―マクロファージ
23 強力な抗原提示能を持つ樹状細胞
24 免疫応答の要―T細胞
25 抗体を産生するB細胞
G サイトカインと免疫応答
26 サイトカインとは何か?
27 代表的なサイトカイン―インターロイキン
28 癌細胞を殺すサイトカイン―腫瘍壊死因子
29 ウイルスを殺すサイトカイン―インターフェロン
30 造血に関係するサイトカイン―コロニー刺激因子
31 組織の修復を行うサイトカイン―増殖因子
32 好中球を働かせるサイトカイン―ケモカイン
33 免疫応答とは?
34 抗体が主役をなす体液性免疫
35 殺し屋細胞が活躍する細胞性免疫
H T細胞の免疫
36 T細胞の分化
37 T細胞の亜集団
38 T細胞の自己寛容性とMHC拘束性T細胞の誘導
I アレルギー
39 アトピーや花粉症などを起こすI型
40 細胞傷害によって起こるII型
41 免疫複合体によって起こるIII型
42 ツベルクリン反応を代表するIV型
J 移植免疫
43 移植免疫とは
44 組織適合性抗原
45 主要組織適合遺伝子複合体(MHC)
46 移植片の拒絶反応
47 移植の臨床応用
48 免疫抑制法
49 歯科における移植
2 口腔に隣接する免疫系組織の構造と機能
50 リンパ節
51 扁 桃
52 唾液腺
53 粘膜下リンパ組織
3 口腔領域の感染防御機構
54 唾 液
55 歯肉溝滲出液
56 口腔粘膜
4 口腔感染症と免疫の関連
A 齲蝕と免疫
57 齲蝕の成立要因
58 齲蝕における免疫の成立
59 免疫学的な齲蝕予防
B 根尖性歯周炎と免疫
60 根尖性歯周炎の成立要因
61 根尖性歯周炎における免疫応答
62 根尖歯周炎の発症機序

C 歯周炎と免疫
63 歯周疾患の分類
64 歯周疾患と関連細菌
65 成人性歯周炎の進行と細菌叢の変化
66 歯周炎の発症因子と作用
67 歯周炎の免疫応答
68 歯周炎の防御と宿主による破壊機序
69 骨吸収と坡骨細胞
70 歯周炎の免疫学的予防
71 歯周炎の検査
72 歯周炎の治療と組織修復
5 口腔に徴候を現わす疾患と免疫
73 口腔のウイルス感染
74 カンジダ感染症
75 慢性再発性アフタ
76 扁平苔癬
77 天疱瘡と類天疱瘡
78 シェーグレン症候群
79 ベーチェット症候群
80 その他の疾患
6 歯科と関連する全身疾患と免疫
A アレルギー性疾患
81 花粉症
82 アトピー
83 薬物アレルギー
84 歯科におけるアレルギー
B ヒト免疫不全ウイルス(HIV)とエイズ(AIDS)
85 HIVとAIDS
C 成人性T細胞白血病(ATL)
86 ATLとは
D 肝炎(B型、C型)
87 B型肝炎
88 C型肝炎
89 歯科治療における留意点
E MRSAと抗生物質
90 MRSAとは
付録 免疫学の分野でよく使われる検査法と特殊な実験動物
1 免疫学的検査法
2 分子生物学的検査法
3 特殊な実験動物

歯科免疫に強くなる本

  • 著者

    内山 長司

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    247ページ

  • サイズ

    B6判

  • ISBN

    978-4874174838

  • 価格

    3,417円(税込)

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