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歯科医療安全管理マニュアル

歯科医療安全管理マニュアルの画像です
有病者歯科医療学会編集による,歯科医療安全管理のための基本的・網羅的なマニュアル

・現在,歯科医院などの無床診療所でも安全管理対策,院内感染対策の構築,個人情報の保護,管理規定等の医療安全管理の体制を整備すべきことが法律で義務付けられており,単に安全な歯科治療を提供することのみならず,歯科医療における「新たな安全文化」への転換が求められています.
・すなわち,「医療安全」という高い理念とともに,歯科医療事故を防止するための具体的な対応策が求められているといえます.
・本書では,インシデント発生時の基本対応にはじまり,救急時に求められる対応(一次救命処置やAEDなどの使い方),歯科医療事故防止の手順,感染管理などをコンパクトにまとめています.
・歯科診療所における安全管理の基本テキストとして,日々の診療で医療事故を起こさないための参考書として,広くお読みいただけます.

I.はじめに
 (栗田 浩)
 1.医療安全管理の基本方針
 2.ヒューマンエラー
II.インシデント管理
 (田中 彰)
 1.概念.用語
 2.インシデント報告
 3.医療事故発生時の対応
 4.医療事故調査制度
III.外来(診療所)救急時対応マニュアル
 (森本佳成)
 1.外来(診療所)救急時対応フロー
 2.一次救命処置 Basic Life Support(BLS)
 3.救急薬剤
 4.酸素ボンベの管理
 5.AED(自動体外式除細動器)の管理
IV.歯科医療事故防止マニュアル
 (近藤英司,山田慎一,栗田 浩)
 1.歯科治療中にはどのような事例が発生しているのか?
 2.病歴聴取
 3.アレルギー
 4.インフォームドコンセント(説明・同意)
 5.患者の確認
 6.指示・指示受け
 7.薬剤の管理(外来)
 8.処方薬の投与
 9.歯科医療機器の管理
 10.転倒・転落防止
 11.歯科治療中の誤飲・誤嚥防止
 12.バー等による損傷・火傷
 13.左右・上下・部位の誤り
 14.オトガイ神経・舌神経麻痺
 15.抜歯中の根尖の破折
 16.抜歯時の歯の残留
 17.根管治療時の穿孔
 18.リーマー等の破折
 19.上顎洞穿孔
 20.皮下気腫
 21.抜歯後異常出血
 22.顎関節脱臼
 23.皮膚・衣服の汚染
 24.ヨードを用いた皮膚の消毒について
 25.歯科用切削器具の取り扱い
 26.治療中のバー類の紛失防止
 27.抜歯に際する注意(自己血輸血,採血前)
V.感染管理
 (1,2:山口 晃,3,5,6:岩渕博史,4,5:柳本惣市,7:栗田 浩)
 1.概念
 2.用語
 3.標準予防策(スタンダードプリコーション)
 4.感染経路別予防策
 5.血液・体液曝露(針刺し,切創,粘膜曝露)
 6.予防接種・抗体価
 7.薬剤耐性
VI.その他の歯科医療安全管理
 (吉川博政)
 1.暴行・暴言・ハラスメントへの対応

 索引

歯科医療安全管理マニュアル

  • 著者

    一般社団法人日本有病者歯科医療学会
    今井 裕
    栗田 浩

  • 出版社

    医歯薬出版株式会社

  • ページ

    104ページ

  • サイズ

    B5判

  • ISBN

    978-4263456781

  • 価格

    6,160円(税込)

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