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Gen Dent.2022;70(2):19-21.

インプラント周囲炎に擬態したインプラント周囲扁平上皮癌:症例報告

Peri-implant squamous cell carcinoma mimicking peri-implantitis: a case report.

PMID: 35225798

抄録

良性・悪性を問わず、インプラント周囲口腔病変はインプラント周囲炎と誤診されることがある。扁平上皮癌は、歯科インプラント周囲で報告される最も一般的な癌である。悪性のインプラント周囲病変は生命を脅かすものであり、特に初期においてはインプラント周囲炎と類似しているため、正確な鑑別診断が必要である。本報告では、インプラント周囲炎に類似したインプラント周囲扁平上皮癌を発症した55歳女性の症例を紹介する。

Peri-implant oral lesions, benign or malignant, may be misdiagnosed as peri-implantitis. Squamous cell carcinoma is the most common cancer reported around dental implants. Malignant peri-implant lesions are life-threatening, and their resemblance to peri-implantitis, especially in their early stage, necessitates a precise differential diagnosis. This report presents a case of a 55-year-old woman with a peri-implant squamous cell carcinoma mimicking peri-implantitis.