私は奥羽大学歯学部付属病院　歯科保存学講座歯周病学分野で歯周病治療および歯内療法について学び、歯科医師になって約11年間で数百症例の歯周外科を行ってきました。
歯周病治療はほとんどが一定の治療計画に沿って行う治療であり、その中で多様性のある口腔内に当てはめ計画を立てるということが重要であり難しいと感じるところであると思います。歯周外科を成功させるコツはいかに正しい選択をするかというところに成功の鍵があると思っています。
自分で何か歯科医療に貢献できないかと思い「A先生の歯医者チャンネル」というYouTubeチャンネルを開設し歯周外科のコツを解説する動画を作って投稿しております。
また、日本歯周病学会認定医を取得後に大学病院を退職し、川西歯科医院に勤務し、自家歯牙移植に力をいれ歯周外科を交えた歯牙移植や、分割した前歯への歯牙移植など色々な種類の歯牙移植を行いました。
しかし、歯周外科や歯牙移植において成功のみというわけではなく、様々な失敗を経て成功症例をあげております。
その中で何故失敗をしたのかという考察を含めて私の考えや、成功へ繋げるコツをお話したいと思います。