近年、様々なSNS（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）が普及している。
個人利用者のみならず、企業、著名人や政治家からも利用される盛り上がりを見せている中、歯科業界においても今となっては宣伝やコミュニケーションツールとして欠かせない存在となっている。
そこで、重要となるのが写真によるアピール力である。いわゆる、“映え”写真を投稿することで人目に留まるわけだが、そのためには機材や撮影方法に関する知識が必要となる。
また、診断や記録、症例発表等では規格写真の撮影テクニックも必須となる。
今回は、撮影機材や設定の基本、臨床における設定トラブルへの対応、規格写真、シェードテイキング、審美症例の撮影テクニック、物撮り等について解説させていただく。