先進諸国では、若年者のう蝕が減少する一方で、社会の高齢化が進んだため、根面う蝕が増加し注目されるようになって久しい。しかし、根面う蝕の予防、非切削でのマネジメント、修復治療の臨床成績に関し、依然として信頼性の高いエビデンスが少ないのが現状であり、歯冠部う蝕とは異なって根面う蝕への対処法は未だ確立されていない。このような状況では、患者との信頼関係を構築し、一つ一つの症例からの学びや経験を積み重ね、臨床能力の向上に努めるしかないと思われる。本講演では、う蝕治療におけるパラダイムシフト、日常臨床の将来予測、根面う蝕の診療ガイドライン(エビデンス)、根面う蝕が厄介な7つの理由を解説するとともに、MID(Minimal Intervention Dentistry for Managing Dental Caries)の理念に沿って根面う蝕のマネジメントを長期にわたって行った症例を紹介する。明日からの日常臨床の一助になれば幸いである。
配信中
[VOD]MIDの理念に沿った根面う蝕のマネジメント戦略
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日時
2024年2月29日(木)~8月31日(土)
期間内であれば自由に視聴できます
講演時間:130分 -
会場
ご自宅や診療室(インターネット経由)
↓ご視聴できない方はこちら
https://whitecross.jp/faq -
費用
8,800円(税込)
領収書は、マイページ>申込み済みライブ配信>領収書 よりダウンロードいただけます -
対象
歯科医師
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内容
保存修復
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