根管治療は、CTや顕微鏡といった機器を駆使し、保険診療では見合わない時間やコストをかけて頑張っても成果の得がたい治療の一つです。
では自由診療に移行するかといえば、それだけの自信がないからやれない、という先生が多いのではないでしょうか？私ももちろんそうでした。その不安を払拭するためにさまざまなセミナーに行きましたが、取り入れられないことが多々ありました。
そこで今回は、理論云々の「教え」ではなく「提案」する形で、私が取り入れてきたことと、それが今までできなかった点や治らなかった点を改善してくれたことについてお話しさせていただきます。
特にCTによる診断や根管形成、洗浄は刺激を多く受けた部分なので、この辺りに焦点を当てています。
“そこで困ってるんだよね”と多くの先生方が考えるポイントについて解説していく予定です。