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毎日の歯科臨床で生かせる 新 内科のツボ

毎日の歯科臨床で生かせる 新 内科のツボの画像です
2010年に刊行された「毎日の歯科臨床で生かせる 内科のツボ」の改訂版である。初版刊行から3年、歯科医師が患者さんの全身状態を確認するだけの知識をもつことは常識となった。本書では、より日常での使いやすさ、引きやすさを改良し、それぞれの章をアップデートすると共に時代のニーズに即応するための訪問診療時の問診事項、注意点などを新たに盛り込んだ。また、問診も3ステップで読者が活用できるよう改良されている。
第1章
歯科医に必要な内科のツボ
病名より病態に向き合え

診療中に患者さんが倒れてからではもう遅い
1-1 病気の知識よりも病態に注目
1-2 歯科治療の特殊性
1-3 恒常性機能の視点から患者さんを診る
1-4 恒常性を維持する7つのシステム
1-5 歯科における急性病変

第2章
病態をどう診ればよいのか
今日この患者さんを治療しても大丈夫?

2-1 どのように病態を診ればよいのか
    1)歯科では問診が頼り
2-2 問診のススメ方
    1)3つのSTEPで進めよう
2-3 心血管系疾患を持った患者さんが来院したら
    1)高血圧症を持つ患者さんに浸麻、観血処置をするときは
    2)不整脈を持つ患者さんに浸麻、観血処置をするときは
    3)狭心症を持つ患者さんに浸麻、観血処置をするときは
    4)心筋梗塞を持つ患者さんに浸麻、観血処置をするときは
    5)心不全を持つ患者さんに浸麻、観血処置をするときは
    6)心臓弁膜症を持つ患者さんに浸麻、観血処置をするときは
    7)感染性心内膜炎の既往がある患者さんに浸麻、観血処置をするときは
2-4 脳血管系疾患を持った患者さんが来院したら
2-5 造血器疾患を持った患者さんが来院したら
2-6 代謝系疾患(糖尿病・肝炎)を持った患者さんが来院したら
2-7 呼吸器系疾患(気管支喘息・肺炎)を持った患者さんが来院したら
2-8 消化器系疾患を持った患者さんが来院したら
2-9 泌尿器系疾患(腎不全)を持った患者さんが来院したら

第3章
訪問歯科診療での留意事項

3-1 訪問歯科診療での留意事項
    1)患者情報の収集
    2)主訴の確認
    3)治療部位
    4)主治医への照会
    5)処置の選択
    6)処置時の体調変化

第4章
医療検査値
主治医からのデータ提供 ここをみる こう考える

4-1 必要なときに臨床検査値を活用しよう
    一目でわかる検査値の読み方
    1)血液一般検査
    2)血液生化学検査
    3)血圧
    4)心電図検査
    5)体調を知るための成人の人体標準値
4-2 歯科治療に生かしたい検査値の読み方
   要チェックの疾患別検査項目
    1)虚血性心疾患
    2)感染症
    3)糖尿病
    4)肝臓疾患
    5)腎臓疾患

第5章
歯科臨床講義余録
和田知雄先生の講義録からの抜粋

5-1 病名よりも病態
5-2 歯科医から照会を受けた主治医は……
5-3 検査値について
5-4 歯科医と内科医の立場の違い
5-5 恒常性の問題
5-6 疾病と病態
5-7 心筋には自動能があるのになぜ心臓が止まるのか
5-8 歯科治療にとって特異な問題
5-9 生命予後の問題…病気が治ることと命があることは別
5-10  生命予後に関する予備的知識
5-11  訪問歯科診療時の注意
5-12  臨床の立場よりみた高齢者の特徴
5-13  学問の発達と臨床医学

COLUMN

1 恒常性とは
2 自律神経の働き
3 生命維持に必要な代謝(Metabolism)
4 妊婦にはこんな注意を
5 脱水症
6 低アルブミン血症
7 迷走神経反射
8 ワーファリン
9 抗凝固・抗血小板薬の持続時間について
10 アスピリン
11 血液凝固のしくみ
12 NYHAの分類
13 循環器障害のある患者さんへの薬の影響
14 肝炎
15 肝臓のしくみと働き
16 排出
17 プロドラッグ
18 菌血症と敗血症

毎日の歯科臨床で生かせる 新 内科のツボ

診療室、訪問診療時に引ける・わかるハンドブック
  • 著者

    和田 知雄
    港北歯科内科研究会

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    80ページ

  • サイズ

    A4判

  • ISBN

    978-4781203638

  • 価格

    4,400円(税込)

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