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ケルバーの補綴学 第1巻

ケルバーの補綴学 第1巻の画像です
現在補綴物の静力学的な平衡だけでなく、咬合のもつ機能的意識の理解が、補綴治療に不可欠となっているにもかかわらず咀嚼系の神経筋メカニズムを詳細に論じ、それを踏まえた咬合性機能障害に言及した本は本書を除いて稀である。日本の各歯科大学でその原書が輪読される程に評価の高い本書は、学生のみでなく臨床家必読の好著である。
序文
訳者のことば
第1章
咀嚼系の構造と生理
咀嚼系の機能解剖学
咀嚼系の機能サイクル
定義
咀嚼機能のモデル
歯の機能的構造
歯の形態と組成
歯の硬組織の特性
歯冠の要件
歯列弓
歯列の解剖学的観察
咬合平面
シュペー(スピー)の彎曲
隣接歯の接触状態
歯頸部歯肉
歯間空隙
歯列の機能
歯周組織
定義
微細構造
辺縁歯周組織
機能解剖
歯牙動揺度の測定
歯牙動揺度の測定法
歯周組織の生理学
末梢の血管系
コラーゲン線維
力―移動―時間曲線
顎関節
顎関節の構造
顆頭
関節窩
関節円板
関節包
顎関節の靱帯
顎関節の機能的観察
顎関節機構の許容度
咀嚼筋
解剖学的構造
側頭筋
咬筋
内側翼突筋
外側翼突筋
顎舌骨筋
顎二腹筋
咀嚼筋の機能的観察
咀嚼系の神経筋機構
咀嚼筋の微細構造
運動単位
咀嚼系の受容器
深部感覚
筋紡錘
筋紡錘の構造
歯根膜の自己受容器
腱受容器
粘膜の受容器
主要な伝導路
上行路
三叉神経中脳路核
深部感覚と筋肉痛
三叉神経主知覚核
三叉神経脊髄路核
下行路
咀嚼
咀嚼筋の活動電位
咀嚼筋の収縮様式
反射機構
特殊な神経経路
拮抗筋の抑制
筋紡錘の機能
腱受容器
と筋紡錘
作用機序
腱受容器の機能
種々の受容器間の相互作用
歯根膜の受容器間の相互作用
歯根膜の受容器の機能
受容器間の協調
両側性の協調
咀嚼系の制御論的検討
咀嚼運動のモデル
制御工学の原理
制御回路の構成
咬合力の定値制御
制御回路としての反射弓
【γガンマ】運動ニューロンによる筋活動性と筋紡錘の感度の制御
制御過程と機能的な適応
第2章
咬合、下顎運動
下顎運動
下顎運動の基礎
下顎の運動学
定義
顆頭運動
顎関節の特徴
機能的な関節軸
下顎の軸運動
下顎の回転運動
垂直軸のまわりの回転
矢状軸のまわりの回転運動
顆頭の回転中心
ベンネット運動
下顎運動経路の描記
下顎の限界運動
矢状面内の限界運動
水平面内の限界運動
前頭面内の限界運動路
下顎運動の立体モデル
咀嚼の運動学
咀嚼系に見られる生体静力学
咬合支持域(St?tzzone)学説
咀嚼系の生体静力学的解説
静力学的な咀嚼中心
生体系における類静力学的安定状態
咬合
定義
咀嚼系における運動指導要素
Gerberの下顎運動理論
下顎位
定義
垂直的下顎位
安静位
閉口咬合位
水平的下顎位
靱帯位Ligamentposition
下顎の3基本顎位
上下顎の位置関係の中心
中心咬合
中心咬合位にある歯列
中心咬合位と中心位の位置関係
生理的咬合
咬合の生体静力学
咬合力ベクトル
中心咬合の静力学的な役割
中心咬合位と筋活動
咬合関係についてのまとめ
機能的な咬合面形態
咬合面形態
咬合面
中心咬合の形態学
正常な咬頭嵌合状態
対咬関係の法則
下顎臼歯のセントリックストップの位置
上顎臼歯のセントリックストップの位置
咬合様式
滑走運動時の咬合状態
滑走運動の解析
前方滑走運動
側方滑走運動
咬合面上にみられる滑走運動経路
咬合面の系統的なワックス・アップ
咬合器の操作法
機能的な補綴物を製作するための基本的な操作法
生体の運動と咬合器上に再現した運動の比較
歯牙接触範囲内での下顎運動の法則性
咀嚼系における運動指導機構
運動指導機構の咬合器への再現
咬合器上にみられる運動経路の誤差
顆頭間軸と咬合面の位置関係が運動経路に与える影響
咬合器を使用するにあたっての要件
咬合器の分類
非調節性咬合器
半調節性咬合器
全調節性咬合器
咬合採得法およびトランスファー法
咬合採得の簡便法
蝶番軸を基準とした咬合採得法
蝶番軸と咬合面の関係
蝶番軸の求め方
歯列模型の装着法
平均値による方法
眼耳平面
咬合器の切歯指導機構
口内描記装置によるゴシック・アーチの描記
第3章
咀嚼系の機能障害と補綴物による組織障害
咀嚼系における機能障害
咀嚼器官の機能
機能的刺激
機能的順応
咀嚼系の負荷システム
機能障害
外傷の原因としての機能的機械的刺激
刺激の形態
歯軸に対する力の方向
力の質的変化
力の持続時間
力の大きさ
機能的な機械的刺激
荷重状態
機能障害と神経・筋メカニズム
障害に対する制御機構の反応
正常機能状態で見られる障害
防御機構
制御工学から見た正常機能、副機能、機能障害
末梢性の機能障害
口腔内の炎症性組織変化による機能障害
咬合障害
咬合性機能障害の神経・筋メカニズム
咬合性外傷の病因
中枢制御機構に原因する機能障害
神経・筋メカニズムのまとめ
ブラキシズム
筋肉の機能異常
異常習癖と自己破壊説
神経筋機能障害の治療法の原則
咬合機能障害の病因
外傷性咬合の特徴
閉口咬合障害
滑走運動障害
下顎運動障害
咬頭干渉と顆路
咬合機能障害の臨床症状
閉口咬合障害、本来の咬合障害
天然歯列および補綴物における咬合障害
咬合面の欠損
低位咬合
局所的な位置異常
滑走運動の制限
欠損歯列における咬合障害
歯軸方向の歯牙の動き
歯周組織の病態生理
生理的な負荷による微細組織構造の変化
過機能状態
歯根膜内の微小外傷(ミクロトラウマ)
局所的炎症の経過
歯根膜における広範囲の外傷(マクロトラウマ)
低機能状態
病的組織変化と動揺度との関係
辺縁歯周組織の外傷性破壊過程についての仮設
補綴物による組織障害
補綴治療の問題点
外傷の起こる部位
義歯床の生体静力学
粘膜の被圧縮度
義歯床の適合度
顎堤粘膜に加わる荷重
顎堤粘膜に加わる動力学的な荷重
義歯床の機能についてのまとめ
歯根勝負担補綴物の静力学
ブリッジの力学
遊離端ブリッジ
ブリッジでの誤った負担様式
有床遊離端ブリッジ
歯列弓形態に起因する静力学的作用
斜面の影響
義歯と残存歯の相互作用
被圧縮度のずれ
具体例
残存歯に対する義歯の静力学的作用
義歯のクサビ効果
クラスプの矯正作用
レストの作用
遊離端義歯床
モデルによる検討
義歯床の回転
義歯床の長さ
義歯の動力学
中間義歯の動力学
シーソー運動
鉤歯に対する強制運動
側方力
回転モーメント
クラスプによる鉤歯の挙上
鉤歯に対する強制的回転
補綴物と皇后
3種の咬合状態
対合歯としての補綴歯
ブリッジの咬合面
義歯の静力学と咬合
無咬頭歯
咬合面の欠損による機能障害
レストによる咬合障害
義歯に対する脱離力
脱離力
弾性を利用したクラスプの場合
摩擦を利用した装置の場合
脱離力のメカニズム
義歯の圧に起因する外傷
外傷発生の原因
維持装置に原因する限局性外傷
外傷を防止するための義歯製作指針
床義歯による顎堤への負荷
機械的な負荷
良好な義歯床下の組織変化
顎堤粘膜
骨組織
不良な義歯床下の組織変化
軟組織
顎堤の骨組織
義歯床の圧に起因する外傷
床用材料の組織親和性
化学的為害作用
参考文献
第1章
第2章
第3章
索引

ケルバーの補綴学 第1巻

  • 著者

    K-H Korber
    田端 恒雄
    河野 正司
    福島 俊士

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    380ページ

  • サイズ

    新書判

  • ISBN

    978-4874170694

  • 価格

    6,160円(税込)

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