本書は、好評の「強くなるシリーズ」の一環として、1993年に出版された初版に大幅な増補改訂を行い、新たに再編集したものである。今回の改訂にあたり、本書では最新の臨床応用についての記述に重点を置き、最先端の歯科用レーザーの知識と、著者らの研究成果を盛り込むことで、本シリーズの読みやすさと手軽さに加え、従来からのQ&Aの形式を駆使した構成により、さらなる興味を促す内容に仕立て上げている。
序文
第一章 基礎的な話
1.光とは何か?
2.レーザーとは何か?
3.レーザーはどのようにして開発されたのか?
4.レーザーはどのように分類されるのか?
5.レーザーはどのようにして発振されるのか?
6.レーザーのエネルギーについて
7.レーザー用ファイバーについて
8.レーザーは物質にどのように作用するのか?
9.低出力レーザーは生体にどのように作用するか?
第二章 各種レーザーの特色と応用
10.気体(ガス)レーザー
11.固体レーザー
12.半導体レーザー
13.その他のレーザー
14.生体に対するレーザーの安全性について
15.レーザー治療時の事故と副作用
第三章 臨床的な話
16.予防歯科学領域
[1]齲蝕予防
[2]初期齲蝕の進行停止
[3]歯質の強化
[4]充填物辺縁への応用
17.保存修復学領域
[1]齲蝕の診断
[2]エナメル質齲蝕の除去
[3]象牙質齲蝕の除去
[4]窩洞形成
[5]生活歯の冠形成
[6]レーザー麻酔を応用した生活歯冠形成
[7]窩洞の精密計測への応用
18.歯内療法学領域
[1]象牙質知覚過敏症
[2]歯髄の石灰化
[3]歯髄炎の鎮痛・消炎
[4]歯髄の一部除去
[5]歯髄の全部除去
[6]根尖孔の閉鎖はできないのか?
[7]根管拡大
[8]根管内の殺菌と消毒
[9]根尖部表面の温度変化
[10]根管貼薬の代行
[11]打診痛の軽減
[12]仮封材、根管充填材、根管内破折器具の除去
[13]根管充填
[14]歯髄の生死の鑑別診断への応用
[15]変色歯の漂白
19.歯周病学領域
[1]歯肉切除
[2]歯肉の蒸散
[3]歯周ポケットの消毒、殺菌
[4]歯周ポケットの掻爬
[5]歯肉膿瘍の切開、排膿
[6]歯石の除去
20.小児歯科学領域
[1]歯冠修復の領域
[2]歯内療法の領域
[3]齲蝕予防
[4]抜歯への応用
[5]その他への応用
21.補綴学領域
[1]金属の溶接
[2]ホログラフィへの応用
[3]歯質の溶接は可能か?
[4]辺縁歯肉部の止血と形成
[5]顎関節症の鎮静と開口障害の改善
22.歯科口腔外科学領域
[1]口腔粘膜疾患への応用
[2]嚢胞の処置
[3]腫瘍の処置への応用
[4]神経痛の疼痛緩和への応用
[5]開口障害、顎関節症への応用
[6]抜歯後疼痛の緩和と止血
[7]インプラントへの応用
[8]骨の除去への応用
[9]メラニン色素沈着の除去
23.歯科矯正学領域
[1]エナメル表面のエッチングへの応用
[2]齲蝕予防
[3]矯正装置装着時あるいは除去時の疼痛緩和
[4]モアレ法に応用
[5]ブラケットの除去や除去面の成形
[6]金属ブラケットの鑞着
24.どのようなレーザーを購入すべきか
[1]大きな腫瘍の切除
[2]小さい腫瘍、歯肉などの軟組織の除去
[3]硬組織の除去
[4]根管治療
[5]歯周治療
[6]鎮痛療法
[7]開口障害や経穴刺激
25.健康保険の適応
26.レーザー歯科治療の未来
第四章 一般教養的な話
27.医学領域
[1]脳外科における応用
[2]眼科への応用
[3]レーザー内視鏡による消化器系疾患の治療
[4]耳鼻咽喉科への応用
[5]婦人科への応用
[6]泌尿器科への応用
[7]形成外科への応用
[8]皮膚外科への応用
[9]血管外科への応用
[10]その他の領域への応用
28.工学領域
[1]光通信
[2]軍事兵器としてのレーザー
[3]レーザーを応用した加工や彫刻
[4]レーザーによる計測
[5]レーザー核融合
[6]レーザー顕微鏡
[7]レーザーエッチング
[8]布地、ゴム、プラスチックなどの切断
29.身近な領域
[1]学会で使用しているポインター
[2]バーコードの読みとり器
[3]電話、ファックス、画像の送信
[4]針の穴開けや時計の加工
[5]レーザーディスク
[6]原稿を読みとり、そして印刷する
[7]サウナやコタツ
[8]体形の測定
[9]美容
参考書
序文
第一章 基礎的な話
1.光とは何か?
2.レーザーとは何か?
3.レーザーはどのようにして開発されたのか?
4.レーザーはどのように分類されるのか?
5.レーザーはどのようにして発振されるのか?
6.レーザーのエネルギーについて
7.レーザー用ファイバーについて
8.レーザーは物質にどのように作用するのか?
9.低出力レーザーは生体にどのように作用するか?
第二章 各種レーザーの特色と応用
10.気体(ガス)レーザー
11.固体レーザー
12.半導体レーザー
13.その他のレーザー
14.生体に対するレーザーの安全性について
15.レーザー治療時の事故と副作用
第三章 臨床的な話
16.予防歯科学領域
[1]齲蝕予防
[2]初期齲蝕の進行停止
[3]歯質の強化
[4]充填物辺縁への応用
17.保存修復学領域
[1]齲蝕の診断
[2]エナメル質齲蝕の除去
[3]象牙質齲蝕の除去
[4]窩洞形成
[5]生活歯の冠形成
[6]レーザー麻酔を応用した生活歯冠形成
[7]窩洞の精密計測への応用
18.歯内療法学領域
[1]象牙質知覚過敏症
[2]歯髄の石灰化
[3]歯髄炎の鎮痛・消炎
[4]歯髄の一部除去
[5]歯髄の全部除去
[6]根尖孔の閉鎖はできないのか?
[7]根管拡大
[8]根管内の殺菌と消毒
[9]根尖部表面の温度変化
[10]根管貼薬の代行
[11]打診痛の軽減
[12]仮封材、根管充填材、根管内破折器具の除去
[13]根管充填
[14]歯髄の生死の鑑別診断への応用
[15]変色歯の漂白
19.歯周病学領域
[1]歯肉切除
[2]歯肉の蒸散
[3]歯周ポケットの消毒、殺菌
[4]歯周ポケットの掻爬
[5]歯肉膿瘍の切開、排膿
[6]歯石の除去
20.小児歯科学領域
[1]歯冠修復の領域
[2]歯内療法の領域
[3]齲蝕予防
[4]抜歯への応用
[5]その他への応用
21.補綴学領域
[1]金属の溶接
[2]ホログラフィへの応用
[3]歯質の溶接は可能か?
[4]辺縁歯肉部の止血と形成
[5]顎関節症の鎮静と開口障害の改善
22.歯科口腔外科学領域
[1]口腔粘膜疾患への応用
[2]嚢胞の処置
[3]腫瘍の処置への応用
[4]神経痛の疼痛緩和への応用
[5]開口障害、顎関節症への応用
[6]抜歯後疼痛の緩和と止血
[7]インプラントへの応用
[8]骨の除去への応用
[9]メラニン色素沈着の除去
23.歯科矯正学領域
[1]エナメル表面のエッチングへの応用
[2]齲蝕予防
[3]矯正装置装着時あるいは除去時の疼痛緩和
[4]モアレ法に応用
[5]ブラケットの除去や除去面の成形
[6]金属ブラケットの鑞着
24.どのようなレーザーを購入すべきか
[1]大きな腫瘍の切除
[2]小さい腫瘍、歯肉などの軟組織の除去
[3]硬組織の除去
[4]根管治療
[5]歯周治療
[6]鎮痛療法
[7]開口障害や経穴刺激
25.健康保険の適応
26.レーザー歯科治療の未来
第四章 一般教養的な話
27.医学領域
[1]脳外科における応用
[2]眼科への応用
[3]レーザー内視鏡による消化器系疾患の治療
[4]耳鼻咽喉科への応用
[5]婦人科への応用
[6]泌尿器科への応用
[7]形成外科への応用
[8]皮膚外科への応用
[9]血管外科への応用
[10]その他の領域への応用
28.工学領域
[1]光通信
[2]軍事兵器としてのレーザー
[3]レーザーを応用した加工や彫刻
[4]レーザーによる計測
[5]レーザー核融合
[6]レーザー顕微鏡
[7]レーザーエッチング
[8]布地、ゴム、プラスチックなどの切断
29.身近な領域
[1]学会で使用しているポインター
[2]バーコードの読みとり器
[3]電話、ファックス、画像の送信
[4]針の穴開けや時計の加工
[5]レーザーディスク
[6]原稿を読みとり、そして印刷する
[7]サウナやコタツ
[8]体形の測定
[9]美容
参考書
増補改訂版 歯科用レーザーに強くなる本
-
著者
松本 光吉
-
出版社
クインテッセンス出版
-
ページ
220ページ
-
サイズ
B6判
-
ISBN
978-4874177693
-
価格
3,190円(税込)