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臨床機能咬合学

臨床機能咬合学の画像です
隔月刊『補綴臨床』別冊として発刊された内容に部分的な修正や索引の追加などを行い,新たに書籍化!
補綴治療にかかわるすべての方におくる,臨床を成功に導く咬合学の集大成!

●“咬合の7要素”を軸に診査・診断から咬合構成,補綴装置製作まで,咬合学の理論と実践を一貫した基準のもとに体系的にまとめた一冊です.
目次
 執筆者一覧
 診断と治療の原則と“咬合の7要素”
Part 1 顎口腔系の構成(形態・構造・機能)
 Section 1.顎口腔系の構成と機能維持
 Section 2.顎口腔機能評価の重要性
 Section 3.顎口腔系の機能解剖
  3-1 顎関節の形態・構造・機能
  3-2 歯の形態・構造・機能
 Section 4.顎口腔系の解剖学的基準
  4-1 ボンウィル三角(Bonwill triangle)
  4-2 バルクウィル角(Balkwill angle)
  4-3 咬合彎曲(Occlusal curve)
  4-4 基準平面(Reference plane)
Part 2 臼歯の形態的連続性20項目
 Section 1.臼歯の形態的連続性の捉え方
 Section 2.臼歯の形態的連続性20項目
Part 3 顎機能の検査
 Section 1.歯科治療に必要な3つの診断
 Section 2.筋の触診法
 Section 3.顎関節の触診法
 Section 4.咬合の検査
 column:アンテの法則(Ante's law)
Part 4 顎機能の診断
 Section 1.正常像と各種病態の徴候
 Section 2.各種病態に対応したマニピュレーションの実際
Part 5 咬合の7要素
 Section 1.咬合の7要素とは
 Section 2.咬合の7要素を具現化する咬合器
Part 6 咬合の7要素・I―中心咬合位の位置
 Section 1.咬合高径の決定基準
 Section 2.中心位への適正な誘導法
  2-1 クラッチ(Cluch)を用いる方法
  2-2 アンテリアジグ(Anterior jig)を用いる方法
  2-3 Dawsonテクニック(bilateral manipulation technique)
 column:ゴシックアーチ口外描記法について
 Section 3.中心位に影響を及ぼす因子
 Section 4.咬合器による中心咬合位の再現機能
 column:噛み締めが顎口腔系に及ぼす影響と力の適正配分
Part 7 咬合の7要素・II―中心咬合位の接触関係
 Section 1.有歯顎の咬合接触点の設定
  1-1 咬頭対辺縁隆線の関係(cusp to ridge)
  1-2 咬頭対窩の関係(cusp to fossa)
 Section 2.有床義歯の咬合様式の設定
  2-1 フルバランスドオクルージョン
  2-2 リンガライズドオクルージョン
  2-3 モノプレーンオクルージョン 無咬頭(0度)人工歯
  2-4 交叉咬合
 column:Kennedyの分類とEichnerの分類
Part 8 咬合の7要素・III―中心咬合位の安定性
 Section 1.各種方法による安定性の検査
Part 9 咬合の7要素・IV―偏心位でのガイドの部位
 Section 1.有歯顎におけるアンテリアガイダンスの部位と設定基準
 Section 2.有歯顎の側方偏心位における臼歯部咬合接触に関する診断基準
  2-1 偏心位で噛み締めても臼歯部の咬合接触は認められない場合
  2-2 平衡側に噛み締めると咬合接触が認められる場合
  2-3 平衡側に噛み締めなくとも咬合接触が認められる場合
  2-4 平衡側に咬頭干渉が認められ他の歯は離開する場合
  2-5 作業側に噛み締めると咬合接触が認められる場合
  2-6 作業側に噛み締めなくとも咬合接触が認められる場合
  2-7 作業側頬側に咬頭干渉が認められ他の歯は離開する場合
  2-8 作業側舌側に咬頭干渉が認められ他の歯は離開する場合
 Section 3.有床義歯におけるアンテリアガイダンスの部位設定基準
 column:ハノウクイント(Hanau quint)フルバランスのための咬合の5要素
Part 10 咬合の7要素・V―偏心位でのガイドの方向
 Section 1.付与すべき側方ガイド
 Section 2.Lateral Protrusive Tooth Guidance(M型ガイド,後方への
 ブレーシングイコライザー)と作業側顆頭運動経路との関係
 Section 3.下顎運動の再現
  3-1 フェイスボウトランスファーの効果
  3-2 チェックバイト法による顆路調節
  3-3 作業側側方顆路角調節機構の有効性
Part 11 咬合の7要素・VI―咬合平面の位置
 Section 1.咬合平面の位置の評価
 Section 2.蝋堤の製作基準
 column:ワズワース咬合器
Part 12 咬合の7要素・VII―咬合平面の彎曲度
 Section 1.咬合平面の位置と彎曲度の設定
  1-1 矢状彎曲の設定
  1-2 側方彎曲の設定
  1-3 Proarch occlusal plane analyzer
 Section 2.診断用ワックスアップとプロビジョナルレストレーション
 Section 3.支台歯形成
 Section 4.実践的ワックスコーンテクニック
Part 13 咬合器の特徴と要件
 Section 1.各種咬合器の特徴
 Section 2.咬合器の型式と顆路指導機構
 Section 3.倒位式顆路調節の優位性と調節法
 Section 4.下顎運動の再現
Part 14 スプリント
 Section 1.スプリント療法の目的
 Section 2.スプリントの製作基準
Part 15 臨床例
 Case 1 上顎全部床義歯,下顎パーシャルデンチャー症例
 Case 2 上顎全部床義歯,下顎インプラント症例
 Case 3 上下顎インプラント症例
 Case 4 矯正症例
 Case 5 顎関節症症例

 参考文献
 索引

臨床機能咬合学

咬合の7要素によるオクルージョンの臨床
  • 著者

    小出 馨

  • 出版社

    医歯薬出版株式会社

  • ページ

    224ページ

  • サイズ

    A4判

  • ISBN

    978-4263446522

  • 価格

    7,700円(税込)

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