2018年より漢方薬の歯科適用が11方剤となりました。
2012年に漢方薬7方剤(歯周病に排膿散及湯、口内炎に半夏瀉心湯、黄連 湯、茵蔯蒿湯、口渇に白虎加人参湯、五苓散、歯痛に立効散)が歯科保険適用となりましたが、そこへ4方剤(病後の体力増強に補中益気湯、病後の体力低下に十全大補湯、痙攣を伴う疼痛、筋肉関節痛に芍薬甘草湯、上半身の神経痛に葛根湯)が追加されました。

大学教育では2017年に歯学教育コアカリキュラムの中に漢方薬が入り、歯学部教育の中で漢方薬が教えられはじめました!医科では2001年から、薬学部では2006年から教育コアカリキュラムに漢方薬が入っており、これで全国全ての医学部、歯学部、薬学部で教えられることになりました。

世の中は超高齢社会で、いかに元気で長生きするか(ピンピンコロリ)が論じられています。この社会環境と医療経済を考えると東洋医学しかありません。政府もようやくそのことに気づき始めました。
しかし歯科の現状を顧みると、医師の95%が漢方薬を処方していることに対し、歯科医師のほとんどは処方をしていません。
理由はこれまでの歯学部教育で教えられてこなかったこと、そして漢方薬のメリットを知らないからです。歯科医院には毎日漢方薬を内服している患者が来院しています。歯科医師にも漢方薬の知識が必要なことは明白です。そして歯科保険適用の11方剤を使いこなせるようになりましょう!身体に優しい、究極の予防医学となる漢方薬の処方は患者が要求しています!

TAO東洋医学研究会は本年、創立31年目を迎えます。毎年、完結する大きなテーマを決め、2ヶ月に1度(年6回)歯科医師のための歯科医療に直結する漢方薬の知識を修得する研修会です。
歯科症例検討会では、実際の歯科症例を持ち寄り、医局会カンファレンス方式でのフリーディスカッションを行います。飲み比べ実習では、構成生薬をそれぞれブラインドで配付し、何の生薬か?そして、その組み合わせから出来る方剤が何か?を考えます。最後に生薬と方剤それぞれについて解説し、実際に煎じ薬も飲んで頂きます。ペーパートレーニングは日本東洋医学会専門医試験問題を解説します。年6回のセミナー受講で確実に漢方薬に対するスキルがアップします。

歯科では歯周病や舌痛症、口内炎、顎関節症、歯ぎしり、口腔乾燥症、口臭症、摂食嚥下障害、認知症など漢方薬が有効である疾患が増えており、漢方薬に対するニーズは高まるばかりです。TAO東洋医学研究会に参加して、正しい漢方薬の知識を習得し、患者からの信頼を獲得してください。

邵先生には生薬学から代表生薬とその薬効解説、飲み比べ実習を担当して頂きます。生薬については中薬各論と言うことで効能効果別に解説して頂きます。小林先生には方剤弁証の観点からの解説と系統別方剤解説、基礎理論確認の Paper Training を解説して頂きます。
本年度の講義内容もこれまでとは全く違った内容になります。しかし、これから漢方薬の勉強を始める方にも、ベテランの方にも十分満足して頂ける内容と確信しています。歯科医師、医師、薬剤師はもちろんのこと、歯科衛生士の方も多く参加されています。漢方薬に興味ある方はどなたでも参加できます!

これからはじめる漢方薬 〜生薬学解説、処方群解説〜 TAO東洋医学研究会 歯科漢方薬講習会【年間コース】

2019年度 TAO東洋医学講座 ここに来れば東洋医学が解る!学ぼう!あなたにも使いこなせる臨床に活かす歯科漢方薬!

  • 日時

    第1回 5月26日(日)
    第2回 7月21日(日)
    第3回 9月29日(日)
    第4回 11月17日(日)
    第5回 2020年1月26日(日)
    第6回 2020年3月15日(日)

    すべて 10:00〜16:00 開催

  • 会場

    大阪大学中之島センター
    大阪府大阪市北区中之島4-3-53

  • 費用

    歯科医師
    年会費 84,000円
    各回 6,000円

    歯科衛生士・パラスタッフ・学生
    年会費 なし
    各回 6,000円

  • 定員

    80名

  • 対象

    歯科医師、歯学部生、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手・その他

  • 内容

    口腔外科・インプラント、予防歯科、歯科全般・その他

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