【講師プロフィール】
馬場 一美 先生
■略歴
1986年 東京医科歯科大学歯学部 卒業
1993年 同大学大学院 修了
1993年 同大学歯学部歯科補綴学第一講座 助手
1996年 UCLA 文部省在外研究員
2002年 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科摂食機能構築学講座 講師
2007年 昭和大学歯学部歯科補綴学講座 教授
2013年 同大学歯科病院 副病院長
2019年 同病院 病院長
2021年 日本補綴歯科学会 理事長
■所属
日本口腔インプラント学会 専門医
日本補綴歯科学会 専門医/指導医/理事長
日本顎関節学会 専門医/指導医/理事
日本顎機能学会 理事
日本デジタル歯科学会 理事
国際補綴歯科学会(ICP) 理事
西山 暁 先生
■略歴
1995年 東京科学大学歯学部 卒業
1999年 同大学大学院 博士課程 修了
2002年 同大学大学院 摂食機能構築学分野 助手
2004年 同大学大学院 部分床義歯補綴学分野 助手
2007年 同大学歯学部附属病院 顎関節治療部 助教
2016年 同大学大学院 口腔顔面痛制御学分野 講師、同大学歯学附属病院 顎関節治療部 診療科長
2021年 同大学大学院 総合診療歯科学分野 准教授、同大学病院 顎関節症外来 診療科長
■所属
日本顎関節学会 専門医/指導医
日本補綴歯科学会 会員
日本口腔顔面痛学会 会員
【講師メッセージ】
咬合力の制御、いわゆるフォースコントロールの観点から、パラファンクションであるブラキシズムへの適切な対応は、顎口腔系の健康を維持するうえで極めて重要である。なかでも、睡眠時ブラキシズム(Sleep Bruxism: SB)と覚醒時ブラキシズム(Awake Bruxism: AB)は、その生理学的機構および臨床的対応が異なるため、両者を明確に区別して理解する必要がある。
睡眠時ブラキシズムは、睡眠中に生じる非機能的な咀嚼筋活動であり、一般的に「グラインディング」と「クレンチング」に分類される。前者は歯ぎしり音を伴う Phasic な筋活動、後者は持続的な Tonic な筋活動を主体とし、臨床的表現型も異なるため、両者を区別して捉えることが重要である。本講演では、フォースコントロールの観点から、睡眠時ブラキシズムに対する科学的かつ実践的アプローチについて、臨床診断と対応法を中心に解説する。特に、スプリント療法における合理的な咬合接触関係の付与と、その力学的背景を紹介する。
一方,覚醒時ブラキシズムは、覚醒時に生じる非機能的な咀嚼筋活動であり、一般的には「クレンチング」や「くいしばり」と表現される。これらの言葉からは強い咬合力を伴う状態が想起されやすいが、実際には自覚しにくい程度の弱い力で長時間にわたり歯牙接触が持続する場合もあり、これは「歯牙接触癖(Tooth Contacting Habit: TCH)」と呼ばれる。近年、TCHという概念は広く認知されつつあるものの、臨床現場ではその定義や説明が不十分なことも多い。TCHによる問題を軽減するには、患者が自ら行動変容を通じてTCHをコントロールできるよう支援することが重要である。そのためには、医療者自身がTCHの正しい知識を理解し(インプット)、患者にわかりやすく伝える(アウトプット)スキルを身につける必要がある。本講演では、TCHの基礎的理解から説明の実践的ポイントまで、正しい情報の伝え方について解説する。
【WHITE CROSS編集部より】
ブラキシズムは、臨床現場で遭遇頻度が高いにもかかわらず、「力の問題」として片付けられがちなテーマです。
本セミナーでは、馬場 一美 先生が睡眠時ブラキシズム(SB)のメカニズムと力学的対応を、西山 暁 先生が覚醒時ブラキシズム(AB)およびTCHの行動変容を、それぞれの専門領域から解説します。
「咬む力をどうコントロールするか」「いつ介入すべきか」という問いに、科学的根拠と臨床のリアリティをもって答える内容です。
■こんな方におすすめのセミナーです
1. ブラキシズムやTCHへの対応を体系的に整理したい
2. スプリント療法の適応や力学的考え方に迷う
3. 患者への説明や行動変容支援に課題を感じている
■対象
開業医・勤務医
■想定レベル
★★★★☆(応用レベル)
馬場 一美 先生
■略歴
1986年 東京医科歯科大学歯学部 卒業
1993年 同大学大学院 修了
1993年 同大学歯学部歯科補綴学第一講座 助手
1996年 UCLA 文部省在外研究員
2002年 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科摂食機能構築学講座 講師
2007年 昭和大学歯学部歯科補綴学講座 教授
2013年 同大学歯科病院 副病院長
2019年 同病院 病院長
2021年 日本補綴歯科学会 理事長
■所属
日本口腔インプラント学会 専門医
日本補綴歯科学会 専門医/指導医/理事長
日本顎関節学会 専門医/指導医/理事
日本顎機能学会 理事
日本デジタル歯科学会 理事
国際補綴歯科学会(ICP) 理事
西山 暁 先生
■略歴
1995年 東京科学大学歯学部 卒業
1999年 同大学大学院 博士課程 修了
2002年 同大学大学院 摂食機能構築学分野 助手
2004年 同大学大学院 部分床義歯補綴学分野 助手
2007年 同大学歯学部附属病院 顎関節治療部 助教
2016年 同大学大学院 口腔顔面痛制御学分野 講師、同大学歯学附属病院 顎関節治療部 診療科長
2021年 同大学大学院 総合診療歯科学分野 准教授、同大学病院 顎関節症外来 診療科長
■所属
日本顎関節学会 専門医/指導医
日本補綴歯科学会 会員
日本口腔顔面痛学会 会員
【講師メッセージ】
咬合力の制御、いわゆるフォースコントロールの観点から、パラファンクションであるブラキシズムへの適切な対応は、顎口腔系の健康を維持するうえで極めて重要である。なかでも、睡眠時ブラキシズム(Sleep Bruxism: SB)と覚醒時ブラキシズム(Awake Bruxism: AB)は、その生理学的機構および臨床的対応が異なるため、両者を明確に区別して理解する必要がある。
睡眠時ブラキシズムは、睡眠中に生じる非機能的な咀嚼筋活動であり、一般的に「グラインディング」と「クレンチング」に分類される。前者は歯ぎしり音を伴う Phasic な筋活動、後者は持続的な Tonic な筋活動を主体とし、臨床的表現型も異なるため、両者を区別して捉えることが重要である。本講演では、フォースコントロールの観点から、睡眠時ブラキシズムに対する科学的かつ実践的アプローチについて、臨床診断と対応法を中心に解説する。特に、スプリント療法における合理的な咬合接触関係の付与と、その力学的背景を紹介する。
一方,覚醒時ブラキシズムは、覚醒時に生じる非機能的な咀嚼筋活動であり、一般的には「クレンチング」や「くいしばり」と表現される。これらの言葉からは強い咬合力を伴う状態が想起されやすいが、実際には自覚しにくい程度の弱い力で長時間にわたり歯牙接触が持続する場合もあり、これは「歯牙接触癖(Tooth Contacting Habit: TCH)」と呼ばれる。近年、TCHという概念は広く認知されつつあるものの、臨床現場ではその定義や説明が不十分なことも多い。TCHによる問題を軽減するには、患者が自ら行動変容を通じてTCHをコントロールできるよう支援することが重要である。そのためには、医療者自身がTCHの正しい知識を理解し(インプット)、患者にわかりやすく伝える(アウトプット)スキルを身につける必要がある。本講演では、TCHの基礎的理解から説明の実践的ポイントまで、正しい情報の伝え方について解説する。
【WHITE CROSS編集部より】
ブラキシズムは、臨床現場で遭遇頻度が高いにもかかわらず、「力の問題」として片付けられがちなテーマです。
本セミナーでは、馬場 一美 先生が睡眠時ブラキシズム(SB)のメカニズムと力学的対応を、西山 暁 先生が覚醒時ブラキシズム(AB)およびTCHの行動変容を、それぞれの専門領域から解説します。
「咬む力をどうコントロールするか」「いつ介入すべきか」という問いに、科学的根拠と臨床のリアリティをもって答える内容です。
■こんな方におすすめのセミナーです
1. ブラキシズムやTCHへの対応を体系的に整理したい
2. スプリント療法の適応や力学的考え方に迷う
3. 患者への説明や行動変容支援に課題を感じている
■対象
開業医・勤務医
■想定レベル
★★★★☆(応用レベル)


