【講師プロフィール】
浅賀 勝寛 先生
■略歴
2013年 日本大学歯学部 卒業
2014年 広島県 二木歯科医院 勤務
2016年 浅賀歯科医院 院長就任
■所属
日本口腔インプラント学会 専門医
日本歯周病学会 認定医
ジャパンオーラルヘルスケア学会 予防歯科認定医
【講師メッセージ】
▼白川 輝 先生
「下顎水平埋伏智歯抜歯の実践」
下顎水平埋伏智歯の抜歯は、日常臨床において頻度の高い処置である一方で、解剖学的構造の複雑さや個々の症例の違いにより、術式選択や操作手順に迷いが生じることも少なくありません。特に、下歯槽神経損傷等の術後合併症のリスクを考慮すると、適切な診断・計画と確実な術式が求められます。本講演では、下顎水平埋伏智歯抜歯の基本的な考え方から、切開、骨削、歯牙分割の実践的な手技までを、明日からの臨床に役立てていただけるよう、わかりやすく解説致します。また、術中・術後のトラブルを最小限に抑えるための工夫や、実際の症例を交えたポイント解説も行います。日常臨床での安全かつ効率的な埋伏智歯抜歯の実践に向け、ご参考いただければ幸いです。
▼吉藤 一宇 先生
「エビデンスに基づく根管治療の実践 ~ラバーダムとNi-Tiファイルの活用~」
安全で確実な根管治療には、エビデンスに裏付けられた手技と器材の選択が不可欠です。本発表では、治療成功率の向上に寄与するラバーダム防湿の有効性を中心に、感染制御の観点からその重要性を解説します。さらに、ニッケルチタンファイル(Ni-Tiファイル)の特性と使用回数に関連する破折リスク、根充後の歯根破折リスクについても取り上げ、治療の各ステップにおける判断の根拠を明確に示します。併せて、マイクロスコープの診断補助的な役割にも触れながら、現代の根管治療に求められる安全性・精度・再現性を実現するための実践的なアプローチを症例を交えて紹介します。
▼石綿 清人 先生
「矯正と歯周外科の連携で挑む保存困難歯の治療戦略」
深在性う蝕により補綴処置に必要なフェルールの確保が困難と判断された歯に対し、エクストリュージョンおよびクラウンレングスニングを併用することで保存に成功した1症例です。フェルールとは、補綴物の辺縁下に存在する健全歯質の帯状構造であり、補綴物の長期的安定性や歯根破折のリスク軽減に重要な役割を果たします。初診時、歯肉縁下に及ぶう蝕が認められ、支台歯の形成が困難であったため、挺出と外科的処置の併用を計画しました。生物学的幅径を遵守した支台歯環境を整備しています。本講演では挺出と外科処置を計画的に組み合わせることで、保存困難とされる歯に対しても予知性の高い補綴修復が可能となることを1つの症例を通してお伝えさせていただきます。
▼池元 拓哉 先生
「インプラント治療時におけるFGGの勘所」
本症例は、下顎臼歯部にインプラント埋入後、角化粘膜の欠如と可動粘膜の接近を認めたため、長期的な清掃性と軟組織の安定性を目的に遊離歯肉移植術(Free Gingival Graft:FGG)を行ったものです。術前は角化粘膜が存在しなかったため、長期的な口腔機能の安定を図るべくFGGを計画しました。FGGでは受容床と移植片の形成、またその位置付けが重要となります。受容床の広範な形成スペースと十分なサイズ・厚みを有する移植片の確保に留意し、施術しました。この症例から学んだインプラント治療時のFGGについて供覧できたらと思います。
▼畠山 草太 先生
「浅賀歯科医院で行なっている、デジタルを応用したAll-on-4治療」
近年、インプラント上部構造製作においてデジタルCAD/CAMを活用した口腔内スキャナーの使用が増加しています。本症例は、全顎的な重度の歯周病によりAll-On-4のインプラント治療を実施しました。上顎は骨増生後にAll-on-6治療を行い、下顎ではファーストプロビジョナルレストレーションを装着し、インデックス模型を製作しました。この模型を用いて口腔内スキャンを行い、セカンドプロビジョナルレストレーションを装着しました。その結果、治療期間が短縮され、精度の高い上部構造が得られました。
▼生井 達也 先生
「抜歯即時インプラントを第一選択とした治療戦略~症例紹介と臨床的考察~」
浅賀歯科医院では、抜歯即時インプラントを第一選択とした治療を積極的に行っています。本セミナーでは、当院における抜歯即時埋入の適応基準、術式のポイント、および実際の症例を紹介し、その有効性と臨床的意義について考察します。
抜歯即時インプラントは、治療期間の短縮や骨吸収の抑制、患者のQOL向上に寄与します。当院では、適応症例を慎重に選定し、感染管理や初期固定の確保を重視した術式を採用し、特に前歯部審美領域や臼歯部機能回復において良好な結果を得ています。症例提示では、術前・術後の画像や経過を交え、成功率や患者満足度を検証します。
また、リスク管理や偶発症への対応、長期予後についても言及し、抜歯即時インプラントの標準化に向けた課題を議論します。本発表が、明日からの臨床に役立つ実践的な知見となると幸いです。
▼森 裕太郎 先生
「インプラント治療におけるCTG併用の意義」
インプラント治療においては、骨量や埋入位置の確保に加え、軟組織のマネジメントが長期的な機能性および審美性の維持において極めて重要な役割を担います。なかでも結合組織移植術(CTG)は、辺縁骨の安定化、清掃性の確保、歯肉の自然なライン形成に寄与する処置として注目されています。一方で、日常臨床の中では適応の判断や術式の選択に悩む場面も少なくありません。本セミナーでは、インプラント埋入時におけるCTG併用の臨床的意義について、機能的・審美的両面から検討し、実際の症例を通じてその実際と考察を共有させていただきます。日々の診療の中で応用可能な実践的知見として、ご参考いただければ幸いです。
▼和田 恭昌 先生
「“インプラント無理かも…”を変える!ソケットリフト入門と上顎洞アプローチの基本」
上顎臼歯部が欠損になった時の選択の一つとしてインプラント治療があげられます。しかし、上顎洞底までの距離が思ったよりも近く、インプラントを避けてしまうことはありませんか?患者さんに、インプラントが難しいと説明して他院に紹介してしまうことはないでしょうか?実際、上顎洞を扱うことに苦手意識を持つ先生も少なくありません。今回は、上顎洞を触れる第一歩としてソケットリフトから学ぶ上顎洞底挙上術をご紹介いたします。ソケットリフトは、上顎臼歯部に置いて骨の高さが不足している場合に、歯槽頂アプローチで上顎洞底を挙上し、インプラント埋入を可能とする低侵襲な術式です。基本的な知識と術式の理解を深め、上顎洞を触る苦手意識を克服しましょう。
▼渡部 正義 先生
「前歯部インプラント治療におけるPartial Extraction Therapyの臨床的有用性」
前歯部におけるインプラント治療では、抜歯後の頰側骨の吸収と歯肉退縮が長期的な審美性に大きく影響を及ぼす重要な課題となります。これに対し、Partial Extraction Therapy(PET)は歯根の一部を意図的に残存させることで歯根膜由来の血流を保持し、硬・軟組織のボリュームを維持する新しいアプローチとして注目されているます。本セミナーでは、Socket Shield Techniqueを用いた即時埋入症例を提示し、シールド片の形成方法、埋入ポジションの決定、補綴ステップに至るまでの臨床的要点を解説します。さらに合併症や長期的リスクについて最新のエビデンスと自験例を踏まえ、臨床家が実際に役立てられる指針を提示します。参加される先生方には、明日からの臨床に応用できる実践的なヒントを提供したいと考えています。
【WHITE CROSS編集部より】
保存・外科・補綴・インプラントで判断基準がバラバラ、そんな悩みはありませんか?
浅賀歯科医院の世代別チームが、下顎水平埋伏智歯、ラバーダム×Ni-Tiの根管治療、挺出+クラウンレングスニング、FGG/CTG、デジタルを用いたAll-on-4、抜歯即時、ソケットリフト、前歯部PETまでを横断し、適応・手順・リスク管理の“なぜ”をEBMで言語化します。キャリアに応じた視点で整理することで、明日からの一手がクリアになりますよ!
■こんな方におすすめのセミナーです
1. EBMを共通言語にして、臨床判断の軸を整えたい
2. 器材や術式の選択に迷いが残り、再現性に不安を抱えている
3. 最近の若手ドクターの力量を知り、自身の振り返りや勤務医の育成に役立てたい
■対象
開業医・勤務医
■想定レベル
★★★★☆(応用レベル)
浅賀 勝寛 先生
■略歴
2013年 日本大学歯学部 卒業
2014年 広島県 二木歯科医院 勤務
2016年 浅賀歯科医院 院長就任
■所属
日本口腔インプラント学会 専門医
日本歯周病学会 認定医
ジャパンオーラルヘルスケア学会 予防歯科認定医
【講師メッセージ】
▼白川 輝 先生
「下顎水平埋伏智歯抜歯の実践」
下顎水平埋伏智歯の抜歯は、日常臨床において頻度の高い処置である一方で、解剖学的構造の複雑さや個々の症例の違いにより、術式選択や操作手順に迷いが生じることも少なくありません。特に、下歯槽神経損傷等の術後合併症のリスクを考慮すると、適切な診断・計画と確実な術式が求められます。本講演では、下顎水平埋伏智歯抜歯の基本的な考え方から、切開、骨削、歯牙分割の実践的な手技までを、明日からの臨床に役立てていただけるよう、わかりやすく解説致します。また、術中・術後のトラブルを最小限に抑えるための工夫や、実際の症例を交えたポイント解説も行います。日常臨床での安全かつ効率的な埋伏智歯抜歯の実践に向け、ご参考いただければ幸いです。
▼吉藤 一宇 先生
「エビデンスに基づく根管治療の実践 ~ラバーダムとNi-Tiファイルの活用~」
安全で確実な根管治療には、エビデンスに裏付けられた手技と器材の選択が不可欠です。本発表では、治療成功率の向上に寄与するラバーダム防湿の有効性を中心に、感染制御の観点からその重要性を解説します。さらに、ニッケルチタンファイル(Ni-Tiファイル)の特性と使用回数に関連する破折リスク、根充後の歯根破折リスクについても取り上げ、治療の各ステップにおける判断の根拠を明確に示します。併せて、マイクロスコープの診断補助的な役割にも触れながら、現代の根管治療に求められる安全性・精度・再現性を実現するための実践的なアプローチを症例を交えて紹介します。
▼石綿 清人 先生
「矯正と歯周外科の連携で挑む保存困難歯の治療戦略」
深在性う蝕により補綴処置に必要なフェルールの確保が困難と判断された歯に対し、エクストリュージョンおよびクラウンレングスニングを併用することで保存に成功した1症例です。フェルールとは、補綴物の辺縁下に存在する健全歯質の帯状構造であり、補綴物の長期的安定性や歯根破折のリスク軽減に重要な役割を果たします。初診時、歯肉縁下に及ぶう蝕が認められ、支台歯の形成が困難であったため、挺出と外科的処置の併用を計画しました。生物学的幅径を遵守した支台歯環境を整備しています。本講演では挺出と外科処置を計画的に組み合わせることで、保存困難とされる歯に対しても予知性の高い補綴修復が可能となることを1つの症例を通してお伝えさせていただきます。
▼池元 拓哉 先生
「インプラント治療時におけるFGGの勘所」
本症例は、下顎臼歯部にインプラント埋入後、角化粘膜の欠如と可動粘膜の接近を認めたため、長期的な清掃性と軟組織の安定性を目的に遊離歯肉移植術(Free Gingival Graft:FGG)を行ったものです。術前は角化粘膜が存在しなかったため、長期的な口腔機能の安定を図るべくFGGを計画しました。FGGでは受容床と移植片の形成、またその位置付けが重要となります。受容床の広範な形成スペースと十分なサイズ・厚みを有する移植片の確保に留意し、施術しました。この症例から学んだインプラント治療時のFGGについて供覧できたらと思います。
▼畠山 草太 先生
「浅賀歯科医院で行なっている、デジタルを応用したAll-on-4治療」
近年、インプラント上部構造製作においてデジタルCAD/CAMを活用した口腔内スキャナーの使用が増加しています。本症例は、全顎的な重度の歯周病によりAll-On-4のインプラント治療を実施しました。上顎は骨増生後にAll-on-6治療を行い、下顎ではファーストプロビジョナルレストレーションを装着し、インデックス模型を製作しました。この模型を用いて口腔内スキャンを行い、セカンドプロビジョナルレストレーションを装着しました。その結果、治療期間が短縮され、精度の高い上部構造が得られました。
▼生井 達也 先生
「抜歯即時インプラントを第一選択とした治療戦略~症例紹介と臨床的考察~」
浅賀歯科医院では、抜歯即時インプラントを第一選択とした治療を積極的に行っています。本セミナーでは、当院における抜歯即時埋入の適応基準、術式のポイント、および実際の症例を紹介し、その有効性と臨床的意義について考察します。
抜歯即時インプラントは、治療期間の短縮や骨吸収の抑制、患者のQOL向上に寄与します。当院では、適応症例を慎重に選定し、感染管理や初期固定の確保を重視した術式を採用し、特に前歯部審美領域や臼歯部機能回復において良好な結果を得ています。症例提示では、術前・術後の画像や経過を交え、成功率や患者満足度を検証します。
また、リスク管理や偶発症への対応、長期予後についても言及し、抜歯即時インプラントの標準化に向けた課題を議論します。本発表が、明日からの臨床に役立つ実践的な知見となると幸いです。
▼森 裕太郎 先生
「インプラント治療におけるCTG併用の意義」
インプラント治療においては、骨量や埋入位置の確保に加え、軟組織のマネジメントが長期的な機能性および審美性の維持において極めて重要な役割を担います。なかでも結合組織移植術(CTG)は、辺縁骨の安定化、清掃性の確保、歯肉の自然なライン形成に寄与する処置として注目されています。一方で、日常臨床の中では適応の判断や術式の選択に悩む場面も少なくありません。本セミナーでは、インプラント埋入時におけるCTG併用の臨床的意義について、機能的・審美的両面から検討し、実際の症例を通じてその実際と考察を共有させていただきます。日々の診療の中で応用可能な実践的知見として、ご参考いただければ幸いです。
▼和田 恭昌 先生
「“インプラント無理かも…”を変える!ソケットリフト入門と上顎洞アプローチの基本」
上顎臼歯部が欠損になった時の選択の一つとしてインプラント治療があげられます。しかし、上顎洞底までの距離が思ったよりも近く、インプラントを避けてしまうことはありませんか?患者さんに、インプラントが難しいと説明して他院に紹介してしまうことはないでしょうか?実際、上顎洞を扱うことに苦手意識を持つ先生も少なくありません。今回は、上顎洞を触れる第一歩としてソケットリフトから学ぶ上顎洞底挙上術をご紹介いたします。ソケットリフトは、上顎臼歯部に置いて骨の高さが不足している場合に、歯槽頂アプローチで上顎洞底を挙上し、インプラント埋入を可能とする低侵襲な術式です。基本的な知識と術式の理解を深め、上顎洞を触る苦手意識を克服しましょう。
▼渡部 正義 先生
「前歯部インプラント治療におけるPartial Extraction Therapyの臨床的有用性」
前歯部におけるインプラント治療では、抜歯後の頰側骨の吸収と歯肉退縮が長期的な審美性に大きく影響を及ぼす重要な課題となります。これに対し、Partial Extraction Therapy(PET)は歯根の一部を意図的に残存させることで歯根膜由来の血流を保持し、硬・軟組織のボリュームを維持する新しいアプローチとして注目されているます。本セミナーでは、Socket Shield Techniqueを用いた即時埋入症例を提示し、シールド片の形成方法、埋入ポジションの決定、補綴ステップに至るまでの臨床的要点を解説します。さらに合併症や長期的リスクについて最新のエビデンスと自験例を踏まえ、臨床家が実際に役立てられる指針を提示します。参加される先生方には、明日からの臨床に応用できる実践的なヒントを提供したいと考えています。
【WHITE CROSS編集部より】
保存・外科・補綴・インプラントで判断基準がバラバラ、そんな悩みはありませんか?
浅賀歯科医院の世代別チームが、下顎水平埋伏智歯、ラバーダム×Ni-Tiの根管治療、挺出+クラウンレングスニング、FGG/CTG、デジタルを用いたAll-on-4、抜歯即時、ソケットリフト、前歯部PETまでを横断し、適応・手順・リスク管理の“なぜ”をEBMで言語化します。キャリアに応じた視点で整理することで、明日からの一手がクリアになりますよ!
■こんな方におすすめのセミナーです
1. EBMを共通言語にして、臨床判断の軸を整えたい
2. 器材や術式の選択に迷いが残り、再現性に不安を抱えている
3. 最近の若手ドクターの力量を知り、自身の振り返りや勤務医の育成に役立てたい
■対象
開業医・勤務医
■想定レベル
★★★★☆(応用レベル)


