【講師プロフィール】
森野 ゆかり先生

■略歴
2015年　大阪府歯科医師会附属歯科衛生士専門学校 卒業
2015年〜2023年　東大阪市内歯科医院 勤務
2023年　DUOデンタルクリニック 勤務、DHスタディグループD- LIT 発足
2024年　Dental LIT 起業/日本臨床歯周病学会第42回年次大会 優秀ポスター賞受賞/スウェーデンイエテボリ大学歯周科・カリオロジー科 研修修了

■資格
日本歯周病学会　認定歯科衛生士
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会

【講師メッセージ】
私たち歯科衛生士が日常臨床で治療を行う歯周病の多くは、プラーク性歯肉炎、慢性歯周炎がほとんどである。
歯周病は、細菌性プラークによる炎症性疾患であり、歯肉、セメント質、歯根膜ならびに歯槽骨よりなる歯周組織に悪影響を及ぼす。進行すると歯周組織の破壊、歯の動揺、歯の喪失、咀嚼障害など口腔機能障害が生じる。歯周病治療の本質は原因因子であるプラークの除去であり、歯肉縁上、縁下のインフェクションコントロールが重要である。また、これとともに、う蝕、歯内病変、咬合崩壊、歯列不正などに対する治療を組み入れた包括的治療を行うことが歯周治療を成功させるために必要である。
一方、特殊な歯周病として、発症頻度が少ない侵襲性歯周炎、壊死性潰瘍性歯周炎、薬物性歯肉増殖症などに遭遇することがある。
治療においては、上記の一般的な歯周治療とともに、その特異的な原因あるいは症状を考慮した治療が必要とされる。

本講演では、上記3つの特殊な歯周病に対する診断と治療法についてお話しさせていただきたい。　

【WHITE CROSS編集部より】
侵襲性歯周炎、壊死性潰瘍性歯周炎、薬物性歯肉増殖症…なかなか見ることはないけれど、時々遭遇する症例、どう治していいか悩んでいませんか？
そんな困ってしまう症例に対する、診断方法やアプローチを具体的な症例から学ぶことができるセミナーとなっております。

■こんな方におすすめのセミナーです
１、変わった歯周炎に対しての、アプローチ方法が思い浮かばない先生や歯科衛生士
２、自分の臨床レベルをランクアップさせたいと考えている歯科衛生士
３、自院で働くDHの臨床レベルを上げてほしいと考える先生

■対象
歯科医師　中級向け
歯科衛生士　上級向け