1996年にRichard J. Eldertonのう蝕に関する和訳論文が歯学雑誌に掲載された。そこには修復された228歯の抜去歯牙とそのX線写真から、どの歯牙がう蝕であるのかを9名の歯科医師に診断させたところ、9名全員がう蝕と診断した歯牙はわずかの2歯だけであったと記載されていた。この論文からも歯科医師が行っているう蝕の診断は曖昧であることが推測され、診断が曖昧であれば歯科医師による治療介入の判断はさらに大きな乖離となろう。しかしながらう蝕を確定診断する臨床的指針は未だ確立されておらず、個々の歯科医師の診断に依存している現状を否めない。さらに我が国の保険制度では、処置に対しての診療報酬に重きがおかれている実情も重なり、多くの健全歯質が削りとられている懸念を払拭できない。
本セミナーでは日常の臨床で演者が行っているう蝕の診断とその治療介入に関して解説したい。
本セミナーでは日常の臨床で演者が行っているう蝕の診断とその治療介入に関して解説したい。
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う蝕の診断と治療介入の判断。みなさんはどうしていますか?
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日時
2025年3月27日(木)~4月28日(月)
期間内であれば自由に視聴できます
講演時間:約90分 -
会場
Webセミナー(WHITE CROSSにて配信)
ご視聴の際は、本セミナーページにアクセスください。
↓ご視聴できない方はこちら
https://whitecross.jp/faq -
費用
7,700円(税込)
領収書は、マイページ>申込み済みライブ配信>領収書 よりダウンロードいただけます -
対象
歯科医師
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内容
保存修復
レビュー (0)