国際歯周内科学研究会は、歯周内科治療を行うにあたって、位相差顕微鏡の操作、画像説明からパワー ポイントを使った治療内容のスライド説明、治療に使用する内服薬の説明から実際の基本治療に至るまでを、歯科医師の指示の下で歯科衛生士主体で行うことを推奨してきました。
歯周基本治療が歯科衛生士主体で行われることで、歯科医師は自らの治療に集中してとりくめるようになりました。
歯科医師のみの医院から、歯科衛生士が活躍できるようになったことで、歯科医師・歯科衛生士が共に WIN-WINの関係を築き、その結果、医院が大型化していくことになります。
また患者さんからすると、より多くの時間接することになる歯科衛生士こそが、真の先生と認識されるようになり、歯科衛生士の遣り甲斐にもつながります。
それが、予防型歯科医院の特徴です。
また最近は、歯科衛生士のみならず、歯科助手・トリートメントコーディネーター・管理栄養士・環境管理スタッフを採用し、医院で活躍する場を作る医院が増えてきました。
大型予防歯科医院とは、多職種がそれぞれの立場で患者さんに貢献する医院でもあります。
講師3名が過去どのように予防型歯科医院構築に取り組んできたのか、その考え方の変化と実践してきた内容を具体的に、そして現在、予防型歯科医院のこれからがどのように変化していくと考えているのかを、お伝えしていきます。
大型予防歯科医院を作りたい先生やこれから開業を目指す勤務医の先生は、ぜひともご参加ください。