本学会の目的は、アンダーグラジュエートでは学ぶことができない顎機能に調和した歯科治療のための診断と治療基準を究明し、分かりやすく伝えることです。これにより、誰もが安全で予知性の高い治療を行うことができ、真に国民の健康長寿に貢献できると考えています。この大会は、日本臨床歯科補綴学会の設立30周年記念学術大会として、昨年3月1日に東京で対面開催を予定していましたが、COVID-19の感染拡大のため急遽延期の決断を致しました。そして、いよいよ今年 7 月にインターネット動画配信の形式で開催する運びとなりました。本企画は、歯科医療界をそれぞれの分野で長年にわたり牽引してこられた歯科界のレジェンド山﨑長郎先生、小野善弘先生、中村公雄先生に本学会顧問の小出馨先生を加えた4名による特別講演とディスカッションで構成されます。近未来の歯科医療の指標が示される貴重な機会ですので、学会員に限らず多くの方々のご参加をお待ちしております。
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