あなたは医療人として、健康でいるための食事や病気にならないための食事について真剣に考えたことがありますか?医療従事者であるあなたは、どれだけ「考えて食べる力」持っていますか?
歯科疾患の予防の観点から、う蝕や歯周病を進行させないためのブラッシング指導やスケーリング、そしてその他の定期的なメンテナンスはとても大切です。しかし、いくら口腔内だけを清潔に保っていても、歯やそれを支える歯周組織が健康でなければ意味がありません。人の身体は食べたもの、そして消化吸収されたもので出来ています。歯や歯周組織、舌や顎骨、その他の口腔粘膜を作るための材料になっているのは、皆さんが普段口にしている食べ物なのです。
近年では、普段の食事が偏っていたり、暴飲暴食をしていたり、朝食や昼食を抜くなどして長時間食べなかったり、間食に嗜好品を沢山食べていたりなど、普段の食生活が乱れている患者さんが増えています。患者さんだけでなく、歯科医療従事者自身が食生活の乱れが原因で健康を害したり、病気の一歩手前の未病の状態にあるケースも少なくありません。 また、あなたが患者の立場なら、不健康で自分の健康管理すら出来ていないドクターや歯科衛生士に診てもらいたいと思いますか?いくら技術や指導内容が素晴らしくても、説得力がないと思いませんか?
ただ 、出来てしまったう蝕を人工物で修復したり、進行してしまった歯周病の炎症を鎮めることは、単なる対症療法であり根本的な治療にはならないのです。個々の患者さんの食事を中心とした生活習慣を把握した上で、その改善方法について的確に指導することができたら、本当の意味での歯科疾患の予防、それだけでなくその他の生活習慣病の予防まで可能であると確信しております。
まずは自らが食について興味を持つことで学びを深め、自分で「考えて食べる力」を身につけ、患者さんへ還元できるようにしていくことが最重要であると考えております。
歯科疾患の予防の観点から、う蝕や歯周病を進行させないためのブラッシング指導やスケーリング、そしてその他の定期的なメンテナンスはとても大切です。しかし、いくら口腔内だけを清潔に保っていても、歯やそれを支える歯周組織が健康でなければ意味がありません。人の身体は食べたもの、そして消化吸収されたもので出来ています。歯や歯周組織、舌や顎骨、その他の口腔粘膜を作るための材料になっているのは、皆さんが普段口にしている食べ物なのです。
近年では、普段の食事が偏っていたり、暴飲暴食をしていたり、朝食や昼食を抜くなどして長時間食べなかったり、間食に嗜好品を沢山食べていたりなど、普段の食生活が乱れている患者さんが増えています。患者さんだけでなく、歯科医療従事者自身が食生活の乱れが原因で健康を害したり、病気の一歩手前の未病の状態にあるケースも少なくありません。 また、あなたが患者の立場なら、不健康で自分の健康管理すら出来ていないドクターや歯科衛生士に診てもらいたいと思いますか?いくら技術や指導内容が素晴らしくても、説得力がないと思いませんか?
ただ 、出来てしまったう蝕を人工物で修復したり、進行してしまった歯周病の炎症を鎮めることは、単なる対症療法であり根本的な治療にはならないのです。個々の患者さんの食事を中心とした生活習慣を把握した上で、その改善方法について的確に指導することができたら、本当の意味での歯科疾患の予防、それだけでなくその他の生活習慣病の予防まで可能であると確信しております。
まずは自らが食について興味を持つことで学びを深め、自分で「考えて食べる力」を身につけ、患者さんへ還元できるようにしていくことが最重要であると考えております。
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