インプラントを応用した補綴治療が治療オプションとして確立された現在、費用対効果の視点を含む適切な医療提供の観点から「どのような総義歯が患者に受け入れられるか?」の問いは世界的により重要性を増しています。

また演者は総義歯治療が適応となった無歯顎患者を対象として臨床を行っており、目標となる高い機能回復と、そしてそれ以上に「どのようなアプローチが患者に受け入れられるか?」について日々思索しております。総義歯治療においても全人的なアプローチが必要であり、その中でも演者は「義歯が外れない、痛みを生じない、違和感が少ないといった単純な事実」と「時間軸を利用した顎位の確認、術者・患者間における適切なコミュニケーション」が重要だと考えています。そしてこのポイントをより確実に得るために、治療用義歯や複製義歯を使用しながらクォリティの確認と患者受容の程度を確認した後に本義歯を製作する術式を用いております。得られた本義歯の“かたち”は客観的な義歯の質を伴い、かつ患者が受け入れた「答えに近い“かたち”」であるのかもしれません。

本講演では先人たちが築いてきた総義歯治療の基本的なコンセプトを確認しながら症例を供覧し、「患者・術者が共に満足するために何が大切なのか?」「失敗しないためにはどのようにアプローチすべきなのか?」「演者のダイナミック印象の手技とティッシュコンディショナーについての考え方」「頻出の問題解決のためにはどのようなイメージが必要か?」について時間の許す限りお話させていただきます。

総義歯患者の満足度を高める勘所とテクニック

総義歯治療専門医が実践していること

  • 日時

    9月22日(日)10:00〜16:30

  • 会場

    フォレスト仙台 2F会議室
    仙台市青葉区柏木1-2-45

  • 費用

    21,600円(税・昼食込)

  • 定員

    30名

  • 対象

    歯科医師

  • 内容

    義歯

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