【ゼロからマスターするアライナー矯正】
反省から学ぶ 経験の共有
昨今、審美性や清掃性などの利点を求め、カスタムメイドのアライナー矯正治療を希望する患者が増えている。各社からさまざまな製品が発売されているが、その多様性ゆえ、適切な使用方法や適応症例の判別に困っている歯科医師も多くいることだろう。本増刊号では、まだ新しい技術であるアライナー矯正治療について、基礎から「正しく」学べ、また、治療中に苦慮した症例を開示いただくことで、考察に適した一冊となっている。
CHAPTER1 アライナー型矯正装置の基礎知識
●　アライナー型矯正装置を用いた歯科矯正とは

CHAPTER2 適応症／非適応症を考える
●　アライナー型矯正装置の使用が推奨される症例／推奨されない症例

CHAPTER3 アライナー型矯正装置による治療の流れ
●　クリンチェックオーダーフォームの記入法 新規患者登録
●　クリンチェック治療計画
●　IPR
●　側方拡大／大臼歯の遠心移動／エラスティック、ボタン、プレシジョンフックの設定
●　アタッチメント
●　保定移行時の確認事項

CHAPTER4 不測の事態への対応法
●　アンフィット時のエラスティック活用法
●　セクショナルワイヤー併用術 他

CHAPTER5 患者説明
●　診療の流れと患者への治療説明

CHAPTER6 患者説明
●　3の低位唇側転位を伴った重度叢生
●　下顎前歯部叢生を伴うAngle Ⅰ級、骨格性1級、過蓋咬合
●　開咬を伴う上顎前突
●　過蓋咬合と叢生を伴う上顎前突
●　3部の低位唇側転位を伴い、上下顎正中の不一致が認められた叢生 他