「真の総義歯治療」が本書から始まる!
どんなに精度の高い総義歯を製作しても「噛めないものがある」――その原因は、「患者さんがその総義歯を使いこなせていない」ことにあります。
本書は、読んだその日から取り入れることができる「本当に患者さんが満足する自費の総義歯治療」の方法を一冊にまとめました。
<松田 謙一先生(HILIFE DENTURE ACADEMY)、堤 嵩詞先生(PTDLABO)推薦の一冊!>
普段行っている義歯製作法にプラスするだけで自信をもって質の高い総義歯治療が行えるようになります
【特徴1】現在使用している総義歯でも実践できる!患者さんがリンゴを丸かじりできるようになる方法がわかる!
【特徴2】患者さんのレベルに応じた3段階╳3つのトレーニングでトライ!患者さんが総義歯を使いこなせるようになる方法がわかる!
【特徴3】開・閉口時の機能を取り込むダイナミック印象を極める!現義歯&治療用義歯の調製法がわかる!
【特徴4】術後10年以上経過症例が語る「真実」とは?総義歯治療が目指すべきゴールがわかる!
推薦の辞(松田謙一/堤 嵩詞)
プロローグ もし患者さんから「リンゴを丸かじりしたい」と言われたらどうしますか?
◦「リンゴを丸かじりしたい」と言われた時に多くの歯科医師が考えがちなコト
◦「吸着」していても「噛めない」理由
◦誰もが気がつかなかった「噛めるようになる方法」
◦総義歯の質を高める×総義歯を使いこなす能力を高める=「患者満足度の高い総義歯臨床」の実践
Chapter 1 まずはトライ! 上顎総義歯・下顎有歯顎の患者さんでリンゴ丸かじり
1-1 まずはこんな患者さんでやってみよう
1-2 「下顎でリンゴを丸かじり」するステップ
FOCUS なぜこの方法でリンゴが丸かじりできるのか? 「上顎総義歯に加わる力」について
Chapter 1のまとめ
Chapter 2 いざ挑戦! 上下顎総義歯患者さんでもリンゴ丸かじり
2-1 上下顎総義歯患者ではリンゴ丸かじりが難しい理由
2-2 上下顎総義歯患者でリンゴ丸かじりするための段取り
2-3 現在使用している総義歯の評価法
▶患者さんの主観の評価
【1】OHIP-14(Oral Health Impact Profile 短縮版)
【2】総義歯の性能判定表(エイシ式)
▶総義歯の客観的な評価
【1】フードテスト
【2】維持力テスト
2-4 総義歯を使いこなすための3段階トレーニング
▶初級レベル 脱力を身につける
【1】開閉口トレーニング
【2】タッピングトレーニング
【3】舌の脱力トレーニング
▶中級レベル 総義歯の限界を知り、対処法を身につける
【1】下顎の指押しトレーニング
【2】上顎の指押しトレーニング
【3】ロールワッテトレーニング
FOCUS ロールワッテトレーニングで習得したい 顎堤を守り、総義歯が外れない「正しい噛み方」
▶エキスパートレベル きゅうりやリンゴを丸かじりする方法を習得する
【1】きゅうりの細い部分(直径2横指以下)丸かじり
【2−1】下顎総義歯でリンゴ丸かじり
【2−2】上顎総義歯でリンゴ丸かじり
【3】きゅうりの太い部分(直径2横指以上)丸かじり
Chapter 2のまとめ
Chapter 3 ダイナミック印象による義歯調整法
3-1 ダイナミック印象による治療用義歯の調整ステップ
3-2 付着歯肉の幅が十分にある下顎におけるダイナミック印象
STEP 1 床縁を設定する
One Point Advice
◦どんな症例でも、「下唇を唇側に軽く広げる」が基本です!
◦床縁設定前後の比較:全体的にシャープになっていることに注目!
STEP 2 内面の適合がよい状態を作る(基礎維持の向上を図る)
One Point Advice
◦もっと基礎維持を向上したい場合の対応法
STEP 3 辺縁を修正する(閉鎖維持の向上を図る)
One Point Advice
◦頬側の小帯は「見て、触る」ことが一番!
◦レトロモラーパッドが短い場合はペリモールドで延長しましょう
STEP 4 小帯部の形態を作る
One Point Advice
◦術者主導の動きでないと小体の動きを記録することは難しい
◦頬側床縁の最終的な形態は患者主導の機能運動により決定します
◦後日、ティッシュコンディショナーを補強する方法
STEP 5 研磨面形態を作る
3-3 付着歯肉の幅が狭い下顎におけるダイナミック印象
One Point Advice
◦顎堤吸収の著しい症例が難しい理由
STEP 1 床縁を設定する
STEP 2 内面の適合がよい状態を作る(基礎維持の向上を図る)
One Point Advice
◦「まずは痛くなく噛める状態」を目指す
3-4 上顎におけるダイナミック印象
STEP 1 床縁を設定する
STEP 2 内面の適合がよい状態を作る(基礎維持の向上を図る)
One Point Advice
◦患者主導によるティッシュコンディショナーでの内面の調製法
◦STEP 2からSTEP 3に移行する前に床縁を補強しよう!
STEP 3 辺縁を修正する(閉鎖維持の向上を図る)
STEP 4 小帯部の形態を作る
STEP 5 研磨面形態を作る
3-5 治療用義歯によるダイナミック印象Q&A
Q ティッシュコンディショナーは何を使用していますか?
Q ダイナミック印象に「ゴール」はあるのでしょうか?
Q ダイナミック印象後の仕上げはどのようにしていますか?
Q ダイナミック印象後のステップを教えてください
Chapter 3のまとめ
Chapter 4 術後10年経過してもリンゴが丸かじりできる症例 ダイジェスト解説
CASE 1 高度顎堤吸収した骨格性Ⅰ級傾向総義歯患者の13年経過症例(男性・初診時59歳)
CASE 2 高度顎堤吸収した骨格性Ⅲ級傾向総義歯患者の10年経過症例(女性・初診時79歳)
CASE 3 治療用義歯を用いたトレーニングの結果、総義歯による治療を選択した骨格性Ⅱ級傾向患者の10年経過症例(女性・治療開始時60歳)
Chapter 4のまとめ
どんなに精度の高い総義歯を製作しても「噛めないものがある」――その原因は、「患者さんがその総義歯を使いこなせていない」ことにあります。
本書は、読んだその日から取り入れることができる「本当に患者さんが満足する自費の総義歯治療」の方法を一冊にまとめました。
<松田 謙一先生(HILIFE DENTURE ACADEMY)、堤 嵩詞先生(PTDLABO)推薦の一冊!>
普段行っている義歯製作法にプラスするだけで自信をもって質の高い総義歯治療が行えるようになります
【特徴1】現在使用している総義歯でも実践できる!患者さんがリンゴを丸かじりできるようになる方法がわかる!
【特徴2】患者さんのレベルに応じた3段階╳3つのトレーニングでトライ!患者さんが総義歯を使いこなせるようになる方法がわかる!
【特徴3】開・閉口時の機能を取り込むダイナミック印象を極める!現義歯&治療用義歯の調製法がわかる!
【特徴4】術後10年以上経過症例が語る「真実」とは?総義歯治療が目指すべきゴールがわかる!
推薦の辞(松田謙一/堤 嵩詞)
プロローグ もし患者さんから「リンゴを丸かじりしたい」と言われたらどうしますか?
◦「リンゴを丸かじりしたい」と言われた時に多くの歯科医師が考えがちなコト
◦「吸着」していても「噛めない」理由
◦誰もが気がつかなかった「噛めるようになる方法」
◦総義歯の質を高める×総義歯を使いこなす能力を高める=「患者満足度の高い総義歯臨床」の実践
Chapter 1 まずはトライ! 上顎総義歯・下顎有歯顎の患者さんでリンゴ丸かじり
1-1 まずはこんな患者さんでやってみよう
1-2 「下顎でリンゴを丸かじり」するステップ
FOCUS なぜこの方法でリンゴが丸かじりできるのか? 「上顎総義歯に加わる力」について
Chapter 1のまとめ
Chapter 2 いざ挑戦! 上下顎総義歯患者さんでもリンゴ丸かじり
2-1 上下顎総義歯患者ではリンゴ丸かじりが難しい理由
2-2 上下顎総義歯患者でリンゴ丸かじりするための段取り
2-3 現在使用している総義歯の評価法
▶患者さんの主観の評価
【1】OHIP-14(Oral Health Impact Profile 短縮版)
【2】総義歯の性能判定表(エイシ式)
▶総義歯の客観的な評価
【1】フードテスト
【2】維持力テスト
2-4 総義歯を使いこなすための3段階トレーニング
▶初級レベル 脱力を身につける
【1】開閉口トレーニング
【2】タッピングトレーニング
【3】舌の脱力トレーニング
▶中級レベル 総義歯の限界を知り、対処法を身につける
【1】下顎の指押しトレーニング
【2】上顎の指押しトレーニング
【3】ロールワッテトレーニング
FOCUS ロールワッテトレーニングで習得したい 顎堤を守り、総義歯が外れない「正しい噛み方」
▶エキスパートレベル きゅうりやリンゴを丸かじりする方法を習得する
【1】きゅうりの細い部分(直径2横指以下)丸かじり
【2−1】下顎総義歯でリンゴ丸かじり
【2−2】上顎総義歯でリンゴ丸かじり
【3】きゅうりの太い部分(直径2横指以上)丸かじり
Chapter 2のまとめ
Chapter 3 ダイナミック印象による義歯調整法
3-1 ダイナミック印象による治療用義歯の調整ステップ
3-2 付着歯肉の幅が十分にある下顎におけるダイナミック印象
STEP 1 床縁を設定する
One Point Advice
◦どんな症例でも、「下唇を唇側に軽く広げる」が基本です!
◦床縁設定前後の比較:全体的にシャープになっていることに注目!
STEP 2 内面の適合がよい状態を作る(基礎維持の向上を図る)
One Point Advice
◦もっと基礎維持を向上したい場合の対応法
STEP 3 辺縁を修正する(閉鎖維持の向上を図る)
One Point Advice
◦頬側の小帯は「見て、触る」ことが一番!
◦レトロモラーパッドが短い場合はペリモールドで延長しましょう
STEP 4 小帯部の形態を作る
One Point Advice
◦術者主導の動きでないと小体の動きを記録することは難しい
◦頬側床縁の最終的な形態は患者主導の機能運動により決定します
◦後日、ティッシュコンディショナーを補強する方法
STEP 5 研磨面形態を作る
3-3 付着歯肉の幅が狭い下顎におけるダイナミック印象
One Point Advice
◦顎堤吸収の著しい症例が難しい理由
STEP 1 床縁を設定する
STEP 2 内面の適合がよい状態を作る(基礎維持の向上を図る)
One Point Advice
◦「まずは痛くなく噛める状態」を目指す
3-4 上顎におけるダイナミック印象
STEP 1 床縁を設定する
STEP 2 内面の適合がよい状態を作る(基礎維持の向上を図る)
One Point Advice
◦患者主導によるティッシュコンディショナーでの内面の調製法
◦STEP 2からSTEP 3に移行する前に床縁を補強しよう!
STEP 3 辺縁を修正する(閉鎖維持の向上を図る)
STEP 4 小帯部の形態を作る
STEP 5 研磨面形態を作る
3-5 治療用義歯によるダイナミック印象Q&A
Q ティッシュコンディショナーは何を使用していますか?
Q ダイナミック印象に「ゴール」はあるのでしょうか?
Q ダイナミック印象後の仕上げはどのようにしていますか?
Q ダイナミック印象後のステップを教えてください
Chapter 3のまとめ
Chapter 4 術後10年経過してもリンゴが丸かじりできる症例 ダイジェスト解説
CASE 1 高度顎堤吸収した骨格性Ⅰ級傾向総義歯患者の13年経過症例(男性・初診時59歳)
CASE 2 高度顎堤吸収した骨格性Ⅲ級傾向総義歯患者の10年経過症例(女性・初診時79歳)
CASE 3 治療用義歯を用いたトレーニングの結果、総義歯による治療を選択した骨格性Ⅱ級傾向患者の10年経過症例(女性・治療開始時60歳)
Chapter 4のまとめ
患者さんが総義歯を使いこなすためのトレーニング法と義歯調整法
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著者
鈴木 英史
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出版社
インターアクション株式会社
-
ページ
120ページ
-
サイズ
A4判
-
ISBN
978-4909066756
-
価格
10,780円(税込)