物販向上委員会 第9回「唾液検査をセルフケアグッズの処方に繋げよう!」 / 中原 維浩

読者の皆様、こんにちは。歯科医師の中原維浩です。

 

デンタルダイヤモンド、歯科医療総研、ホワイトクロスという歯科の各メディアとコラボして、「歯科物販」というブルーオーシャンに全国の歯科医院様と取り組んでおります。どうぞよろしくお願いします。

 

本連載の概要として、

まずデンタルダイヤモンド本誌にて、歯科物販に関する理論と私のコンサルティングした医院のディスプレイの問題点を説明しております。

そしてこちらWHITE CROSS上にて、写真や動画を用いて問題点の解決方法をご説明させていただく企画です。

 

片方ずつでも理解できるようにしておりますが、両方お読みいただくことでより理解が深まりますので、ぜひお手にとってください!

 

前号では、セルフケアグッズの処方の動機づけに最適な唾液検査について解説しました。

今号では、その唾液検査の結果を受けてのセルフケアグッズの処方について、具体的に解説しています。

 

 

それではさっそく今月のディスプレイをご紹介します。

 

ディスプレイクイズ 問題提起編

栃木県・K歯科医院 before

待合室・受付

 

待合室・キッズルーム/エントランス

 

物販ディスプレイ

 

化粧室

  

近代的なデザインで、待合室に極力何も置かないといったスタイルの歯科医院。

商品はガラスケース内にきれいに陳列されています。
さて、どこが問題でしょうか?

そしてどのように改善すればより良いディスプレイになるでしょうか?ご自身の医院に置き換えて考えてみてください。

ディスプレイクイズ 解答編

after 

受付 Before/Afterの比較

 

 

[改善の箇所]
・ガラスケース内のグッズを手に取れるようにした

・待合室に設置した什器は、花飾りでアレンジして目を引くようにした
・物販のPOPはイラストや写真を用いて患者さんが使用感を想像できるようにした
・化粧室の一角にサンプル棚を置き、実際に商品を試せるようにした

 

待合室に設置された什器

 

化粧室のディスプレイ

 

 

ミニレクチャーと今回のまとめ

 

 

***

 

デンタルダイヤモンド・WHITE CROSS 編集部では、中原先生に診断してもらいたい物販ディスプレイを募集しています。

この機会に自院のディスプレイを見直したい方はぜひ下記のフォームより応募してみてください。

 

※ 2018年12月をもちまして、ご応募の受付を終了しました。

 

 

 [中原先生の記事の詳細をお読みになりたい方はこちら]

デンタルダイヤモンド 2018年9月号

 

 

 

[歯科医療総研の制作するセミナーで学びたい方はこちら]

 

 

前回までの記事はこちら

第1回『物販の役割、今一度考えてみませんか?』

第2回『物販エリアの改善 どこから手をつける?』

第3回『患者の心を掴みやすいアイテムって?』

第4回『歯ブラシのディスプレイと処方時の注意点』

第5回『侮れない歯ブラシ以外の物理的清掃用具』

第6回『歯磨剤の基本を知ろう!』

第7回『歯磨剤・洗口液の成分表示の見方・考え方』

第8回『唾液検査の活用方法』

執筆者

中原 維浩の画像です

中原 維浩

歯科医師

医療法人社団栄昂会 細田歯科医院 院長

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