カナダのブリテッシュコロンビア大学の研究チームが、ブリテッシュコロンビア州における1996年から2013年までの抗生物質の処方データを様々な角度から分析した。
 
その結果、州全体としての処方量などは減少傾向にある中、歯科医師による処方量が著しく増加し、他の診療科も含めた全処方量に占める割合は、1996年と2013年を比較すると6.7%から11.3%まで上昇していたことが判明した。
 
抗生物質の処方による抗生物質耐性菌の増加は、世界的に問題視されている。耐性菌による死亡者数は世界では年間70万人・米国においては年間23,000人と推定されており、今後急激な増加が見込まれている。日本においては、厚生労働省が4月1日に薬剤耐性菌の拡大を防ぐ目的で、抗生物質の処方を2020年に現在の3分の2へと減らす初の行動計画を公表し、5月の伊勢志摩サミットを通じて世界に働きかけるとしている。具体策として、適正使用に関する公的なガイドラ…
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WHITE CROSS編集部

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臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。

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