オーストラリアにおいては、公的歯科医療サービスとして受診できる歯科医療は限られており、民間の歯科医療保険や自費で受診をすることが一般的である。
 
オーストラリア政府は2016年7月1日より、これまで公的歯科医療サービスに含まれていた低所得家庭の子供向けの歯科医療サービスの打ち切りを予定している。オーストラリア歯科医師会は、340万人の小児が全く歯科医療サービスを受けられなくなり、口腔崩壊が発生し中長期的に全身の健康状態などに悪影響を及ぼす可能性があると警告している。
 
打ち切りの対象となる低所得家庭の小児向けの公的歯科医療サービスは2014年から開始されたもので、これまでに970万回以上の歯科治療が基本的に無料で提供されてきた。
 
オーストラリア歯科医師会は、政府の方針に反対するための署名活動を開始し、現在17,500署名以上を集めている。
 
オーストラリアにおいては、12歳児の45.1%にう…
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WHITE CROSS編集部

WHITE CROSS編集部

臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。

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