今日から実践できる採用術 第4回「3カ月以内の退職を防ぐ」
経営 2017.07.31

今日から実践できる採用術 第4回「3カ月以内の退職を防ぐ」

グランジュテの丹野祐子です。

外資系航空会社のCA、外資系プライベートバンクを経て、歯科医院の法人理事として10年間毎日現場に立ってきた経験から、歯科医院のスタッフの採用と教育に関する連載をしています。よろしくお願いいたします。

採用しない勇気

1人のスタッフを採用するのにかかる経費はいくらでしょう?

 

 

スカウトメールを送って採用に至った場合や紹介の場合は費用が抑えられるでしょう。
しかし、近年紹介会社を通じての採用や歯科助手の採用の場合は、求人広告を複数の媒体に出してやっと採用できることもあるでしょう。

思い出して欲しいのが、過去に入社後3カ月以内に退職したスタッフです

 

ちょっと妥協して採用しませんでしたか?
マイナビやリクナビなどの費用の高い求人媒体に出した場合、その中から選ばないといけないと思っていませんか?


時には「採用しない勇気」も必要だと思います。

現在、有効求人倍率がバルブ期を超えています。歯科助手の求人を出しても、びっくりするほど応募がない場合もあります。なので、焦ってちょっと気になるところもあるけど採用してしまい、そして辞めてしまう。

人が足りなくて、なかなかいい人が採用できなかった時に、スタッフに「ゴメンね人が足りなくて」と弱音を吐いたことがあります。そんな時、スタッフから意外な言葉が返ってきました。

 

「面接に来る人は私たちもチェックしています。医院に会いそうな人が来ていないのは分かっています。合わない人を採用するぐらいなら私たち頑張ります」と言ってくれたのです。

スタッフが退職するとき、どうしていますか?


優秀な人を採用したのに3カ月以内に辞めてしまった。退職の理由が分からない、そういうこともあります。

スタッフが退職するとき、どうされていますか?私は、どんな辞め方をしても最終日に3,000円程度のお花を渡しています。

 

短期間で退職するスタッフほど、最後お花の贈呈があると感激されます。何故そうするのか?家に帰って「短期間だったけど良くしてくれた」と家族や友達、同級生に言うでしょう。
「終わりよければすべてよし」と言います。診療室で患者さんが不快な思いをしても、お会計時の対応次第で挽回できると受付の担当者に言ったことはありませんか?


スタッフ退職時も同じで、終わりよければすべてよし。「自分はすぐに辞めてしまったけど、そんなに悪くはなかったよ」と就職を迷っている人に勧めてくれるかもしれません。嘘みたいな話ですが意外な人からの紹介だった場合もあります。


最近、研修医の先生と話す機会がありました。先生たちも、できれば紹介会社などは使いたくなく、知り合いの紹介や評判がいいところ、口コミで就職したいとおっしゃっていました。

「採用しない勇気」と「去る時は感謝」を大切にすることで、優秀な人が長く勤めてくれる環境が整うといいですね。

次回は年末にかけて有資格者の見学が最も多い時期になります。何をすべきかをお伝えします。

 

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