4月 新歯科医療人へ 先輩から送る 『若手へのメッセージ』 / WHITE CROSS編集部

special short movie 

 

山﨑長郎先生、荒井昌海先生、石井宏先生、若林健史先生、小畑真先生、本多正明先生、小宮山彌太郎先生のメッセージが収録されています。

 

 

 

 

山﨑長郎先生(東京SJCD・SJCDインターナショナル最高顧問)

 

メッセージというかアドバイスなんだけれども、歯科医として歯科医療を楽しむことが重要だろうな。まあなかなか、経営とかあって楽しめるところまで行ってないんだろうけど、一喜一憂するべきだと思うよ。すべて人生は歯科医療を通じて考えたほうがいい。俺もそうだったから。

歯医者で莫大な富を得ることはできないんだから、歯科医療の充実感、それを味わってほしいというのがメッセージかな。

 

 

荒井昌海先生(エムズ歯科クリニック理事長 / MID-G 理事)

 

若い先生にお願いしたいことは、時代の流れが速いんですね。治療の道具も、マテリアルも。なので30代が終わるまで、40になるまでは固定概念を持たず、全てにYESであってほしい。そして全てを疑ってほしい。40歳を超えてからでも何かこだわりを持つというのは遅くないですから。

20代、30代の最初の15年は焦らず広く知見を広めてもらいたいと思います。

 

 

石井宏先生(Penn Endo Study Club in Japan 主宰)

 

ちょっと厳しいかもしれないんですけれど、どんな職業でもそうなんですが、早く自分がどんな歯科医師になりたいのかを早く決めたほうがいいということですかね。

例えば自分が患者さんと話したり共感したりするのが苦手だなと思ったら臨床家は向いてないと思うんですよ。そうしたら研究のほうに行くですとか学生の教育に当たるとかそういった道に進めばいいですしね。

 

 

若林健史先生(日本歯周病学会 理事 / 日本臨床歯周病学会 副理事長)

 

自信のないものを隠してしまうということはよくないと思うんです。患者さんと一緒になって正しいことを正しくやっているんですよと言えるような、自分に厳しくあって自分に正しくある。そんな歯科医師になってほしいと思います。

自分のためだけではなく患者さんのために。For the Patient なんです。それをすることで巡りめぐって自分に返ってきますから。

 

 

小畑真先生(歯科医師・弁護士)

 

歯科医師の免許をとったから歯科医師をしなければならないとは誰も決めてはいない訳ですよね。いろんな道があっていいと思うし、歯科医師としての考え方とかを色んな業界で発揮することでそれぞれの業界との架け橋になれたり、可能性はたくさんあると思います。

 

 

本多 正明先生(大阪SJCD最高顧問) 

 

One step at the TIME. そのステップを一歩つづ登ってほしい。焦ることなく登ってほしい。

これは僕の信条ですけれど、ぶれない人生を歩んでほしいと思いますね。若い先生たちには。

 

 

小宮山彌太郎先生(ブローネマルク・オッセオ・インテグレーションセンター)

 

患者さんに喜んでいただけるような治療、そして尚且ついい状態でのコミュニケーションがきちっと取れるような、楽しめるような仕事だと思うんです。ですから私は非常にやりがいのある仕事だと思いますので決して暗いとは思いません。ですから若い人たちにもっと夢を持っていただきたい。
もう一つ願いは、患者さんに賢くなっていただきたい。マスメディアが歯科に関して半分興味本位で取り上げますが私はそれは決してネガティブな情報だとは思いません。患者さんが賢くなる、そして歯科医師も注意しなければと思う。そういったことでお互いに尊敬し合える状態が私はできると思っています。

 

執筆者

WHITE CROSS編集部

WHITE CROSS編集部

臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。

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