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インタビュー 2025/12/03

【医院・技工所同時インタビュー】事業承継のタイミングで「技工くん」導入して成功  医療法人赤司歯科医院 & K'Sセラミック

WHITE CROSS編集部
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・技工くんの導入について岡山県玉野市の赤司歯科医院と、取り引き先のK'Sセラミックにインタビュー!

・紙の歯科技工指示書に戻れない!と双方が発言した活用方法のリアルとは?

 

はじめに

WHITE CROSSが提供するデジタル歯科技工指示書の決定版である「技工くん」。技工くんでオーダーが可能な、日本全国の歯科技工所を検索できる「ラボサーチ&エージェント」もサービスインし、技工くんの輪は着実に拡がっている。

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今回インタビューを受けてくださったのは、岡山県玉野市の赤司歯科医院の白数信明先生と歯科衛生士の濃野様と目黒様、K'Sセラミックの豊田憲吾様。

 

白数先生(以下、白数)は、日本口腔インプラント学会専門医であり、デンツプライシロナ社のアストラテックインプラント公認メンターを務められるなどインプラント治療を専門にされている。義父である先代から歯科医院を承継し、院内のDXを推進してきた。

 

豊田様(以下、豊田)は、ジルコニアを中心とした質の高い審美補綴を提供されており、赤司歯科医院と「技工くん」で繋がっていただいている。

 

左から豊田様、濃野様、目黒様、白数先生

 

事業承継のタイミングでの「技工くん」導入

ーー技工くんを導入したきっかけをお聞かせください。

白数:「技工くん」を導入したきっかけは、事業承継に合わせた、院内デジタル化推進の一環でした。当院は、妻の祖父の代から続く地域に根差した歯科医院です。

 

義父の代においては、すべてがアナログで運用されていましたし、そういう時代でした。「技工くん」の話を聞いたのは、私が事業承継をして今の時代に合わせて歯科医院全体をデジタルにシフトしている最中でした。

ペーパーレスにより整理・整頓された美しい診療空間を実現


口腔内スキャナーを入れたり、予約システムをオンライン化したり、「紙をなくしていこう」という流れのなかで、「技工くん」の導入は自然な判断でした。そこで、元々技工物をお願いさせていただいていたK'Sセラミックの豊田さんに相談して、導入を決定しました。

 

ーー導入してからはいかがでしたか?

白数:年配のスタッフが多い中で、導入当初はデジタルに慣れていないことによる混乱がありましたが、使い始めるとすぐに操作に慣れました。また、バージョンアップが繰り返されて、使いやすさもどんどん向上してきました。

当院では全ユニットにiPadを設置しているため、各チェアですぐに入力でき、入力漏れも防げていることは大きいです。濃野と目黒は、新卒で当院に勤務してくれています。そのため、紙の歯科技工指示書自体を知らず、デジタル歯科技工指示書の作成に慣れるまでは非常に早かったです。

 

院内で紙が必要な仕事がほとんどなくなり、タイミング的にも正解でした。

豊田:歯科技工所としては、デジタルオーダーが入ってきた中で、長年紙での作業に慣れたスタッフが当初戸惑いを覚えました。そこから徐々に慣れて現在に至っています。歯科技工指示書をデジタルで発行・保管して良いのかという迷いがありましたが、WHITE CROSS社からの説明を受けて安心しました。

 

厚生労働省の資料では、平成28年3月31日「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律等の施行等について」の一部改正について において、歯科技工指示書のデジタル作成・縦覧・交付・保存が認められている

 

濃野・目黒:私たちは新卒から当院ですので、逆に「紙の歯科技工指示書」をほとんど知りません。最初から「技工くん」でのオーダーしか触っていないので、紙のほうがイメージしにくいくらいです。操作自体はとてもわかりやすくて、慣れるのも早かったです。

 

タブレットでタッチしていくだけで入力できるので、特に難しいという感覚はありませんでした。正直、紙の歯科技工指示書に戻るとしたら、一から覚え直さなければいけないです。

 

iPadで「技工くん」を操作する様子

 

 

ーー歯科技工所サイドはいかがでしょうか?

豊田:デジタルで歯科技工指示書をいただく以上、こちらとしては「紙が一切なくなる」わけですが、現状では石膏模型がまだ存在しています。模型と指示内容を確実に紐づける必要があるため、当社では歯科技工指示書を一部プリントし、模型回収の際に突合するというフローを取っています。

 

若い先生やスタッフの方々にとっては、すっと慣れることができるサービスなのだろうと思います。

 

 

ーー「送信したデータが本当に届いているか不安」という声もあったそうですね。

白数:そうですね。紙だと、自分が書いたものが歯科技工所さんに渡っているのが目に見えるため、安心感があります。一方でデジタルだと「送信」ボタンを押すだけなので、最初は「本当に届いているのかな?」という不安がありました。

ただ今は、システムに慣れて、「この画面まで行ったらちゃんと送れた」という感覚がつかめています。今の若い世代はスマホやメールでのやり取りが当たり前なので、デジタルでの送受信にもすぐ順応してくれますね。

 

 

ーー「技工くん」への期待をお聞かせください。

白数:今後、IOSなどとの自動連携ができるようになると良いですね。また、これはWHITE CROSS社の枠を超えた話ですが、デジタル歯科技工指示書の普及を後押しするような制度やルールが整備されていくと良いかと思います。

K'Sセラミックの豊田様 すばらしい歯科技工物を提供されている


豊田:現在は、「デジタル」と「石膏模型」が混在しているところです。今後、デジタルオーダーとデジタル設計が増えて、石膏模型が減っていけばいくほど、ラボとしてもデジタル運用のメリットを享受できるようになると思います。歯科技工所側の利便性についても、どんどんアップデートされて高まっていくことを期待しています。

 

 

ーー「技工くん」の導入を検討している方々へのアドバイスをください。

白数: 今、あらゆる分野で世界全体がデジタル化に進んでいます。長年、紙の歯科技工指示書に慣れてこられた方々にとっては、見たことも触ったこともない「技工くん」を前に「デジタルにするメリットがどこまであるのか」が見えにくいかもしれませんし、コストをネックに感じられるかもしれません。

インタビューに答えてくださる白数先生


私は事業承継のタイミングで導入しましたが、大正解でした。業務の効率化とスタッフの負担軽減から見ても、月々のランニングコストも含めて十分ペイできています。そのため、「まずは始めてみる価値は十分にある」とお伝えしたいです。

 

業務の効率化とスタッフの負担軽減にもつながる「技工くん」。紙の歯科技工指示書を知らない世代が生まれ始めている


一度使い始めると、以下のようなメリットがはっきり見えてきます。
・チェアサイドでその場でオーダーが完結し、受付でのまとめ書きが不要になる
・タブレットの直感的な操作で、若手スタッフでもすぐに慣れる

・ペーパーレスで管理面でも非常に楽になる


正直、紙の歯科技工指示書に戻れるかと言われると、もう戻れないですね。「技工くん」おすすめです。

 

まとめ

紙カルテ・紙予約・紙の歯科技工指示書からスタートした赤司歯科医院は、事業承継に伴う医院全体でのデジタル化の一環として「技工くん」の取り込みに成功した。

一方で、歯科技工物においては物が動くため「無理に紙をゼロにする」のではなく、現場のワークフローに寄り添いながらデジタルのメリットを最大化していくことの重要性がある。そこにおいて、「技工くん」は歯科医院と歯科技工所の双方にとって、より安全で効率的な連携が実現できるように開発を続けていく。

 

執筆者

WHITE CROSS編集部

WHITE CROSS編集部

臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。

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