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・患者ニーズの増加・SNS時代の美容需要・医院の収益性向上という3つの追い風によりホワイトニングは“今が追い風”? ・新商品DENNOVATEは、しみない・早い・結果が出る。“選ばれる医院”をつくる武器になる? |
はじめに
近年、患者さんの審美的ニーズは確実に変化しています。
「白くしたい」という希望に加え、「できるだけ歯を削りたくない」という声が圧倒的に増えており、審美とMI(低侵襲)への関心はこれまで以上に高まっています。
実際、20〜60代の64.9%がホワイトニングに興味を持っているにもかかわらず、実際に受けているのは14.3%にとどまっているというデータがあります。
その背景には、「痛みはあるのか」「どれくらいの費用がかかるのか」といった不安が依然として大きいことが伺えます。

私自身、低侵襲・保存重視の治療を中心に臨床を行っており、ダイレクトボンディングやベニア治療を希望して来院される患者さんにも、まずホワイトニングを起点に治療計画を立てることが多くあります。
「削らずに審美的な改善ができる」というメリットは、現代の患者ニーズに非常に合致しているからです。
ホワイトニングが治療計画を変える──MIを叶える最初の一手

右上1番近心のレジンの色調不調和を主訴に来院した患者さんのケース
右上1番近心のレジンの色調不調和を主訴に来院した患者さんのケースでは、他院で「クラウンしか選択肢がない」と説明されていました。
しかし、まずはウォーキングブリーチで色調を均質化した後、ホワイトニングを行ったことで、最終的にはコンポジットレジン修復のみで満足いただける結果となりました。

図①→図②ウォーキングブリーチで色調を均質化図②→図③ホワイトニングを実施
別の症例でも、事前のホワイトニングによって、クラウンやベニアの形成量を抑えることが可能となり、結果としてMIを実現できました。
ホワイトニングは単なる“白くする処置”ではなく、その後の治療方針を根本から変えうる入口であると感じています。
ホワイトニングは歯に悪くないのか?
患者さんからよく聞かれるのは、「歯が溶けるのでは?」「痛みは?」「何回かかる?」「高そう…」といった疑問です。
科学的には、ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素・過酸化尿素は着色物質に反応するため、歯質への影響は非常に小さいことがわかっています。
また、製剤のpHは6.5〜8.0と脱灰が起こりにくい領域にあり、エナメル質表層に一時的な変化が起こったとしても、唾液によって速やかに再石灰化します。
歯髄に一時的な炎症反応が起こることはあっても可逆的であり、主な副作用は知覚過敏や一時的な歯肉刺激に留まります。適切な診断と管理を行えば、安全性の高い処置であるといえます。
ただし、知覚過敏の発症や一時的にホワイトスポットやバンディングが目立つこともありますが、継続することで改善されます。また、ペリクル再形成まで着色しやすいこともあります。
こうしたホワイトニングによって起こる現象は、治療前に必ず説明し、途中経過で再評価を行っていく。この積み重ねによって、満足度は大きく変わります。
オフィス vs ホーム──本当に選ぶべきはどっちか?
一般に、オフィスホワイトニングは過酸化水素23%、ホームホワイトニングは過酸化尿素10%(過酸化水素換算約3.3%)が用いられます。

効果の立ち上がりだけを見るとオフィスが有利ですが、近年の文献では「ホームでも最終的に到達できる白さはオフィスと同等である」「ただし時間は必要」という報告が増えています1)。
チェアタイムやスタッフ体制を考えると、私自身は時間的制約がなければホームを第一選択とすることが多いです。
1)Haywood VB, Sword RJ (2021) Tray bleaching status and insights. J Esthet Restor Dent 33:27–38
ホワイトニングは若年層だけのものではない──高齢患者にもメリットを

高齢者や口腔乾燥症の患者では、ホワイトニング剤がバイオフィルム抑制や炎症軽減に寄与する報告もあります。
ホワイトニングは年齢を問わず、口腔機能の維持にも繋がる可能性を秘めています。
貼るだけで白くなる──DENNOVATEが広げるホームホワイトニングの可能性
今回ぜひ紹介したいのが、ヴァンクリーフ社の「ティースホワイトニングジェルパック」です。

従来のジェルではなく貼るだけで使えるシートタイプで、過酸化水素6%を配合。冷蔵保存が不要で持ち運びしやすく、トレーの型取りも不要なため、どんな歯列にも高い適合性を示します。嘔吐反射が強い方でも使用しやすい点も大きな利点です。

ティースホワイトニングジェルパックの特長
また、DENNOVATEのジェルシートは歯冠部を広く覆えるため、均一な白さを得やすく、研究データでも効果が確認されています。
既に治療中の患者さんにも使いやすく、これまでホームホワイトニングがむずかしかった層へのアプローチも可能になります。
シートを貼付する際は、「水分をしっかりと拭き取ること」を守れば、非常に扱いやすい製品です。患者自身が継続しやすいという点は、MIを実現する上でも大きな武器になります。

装着時の4つのポイント

上記の症例では、飲食制限は特に設けず、紅茶の摂取も継続した状態(日常生活に近い状態)でホワイトニングを実施しました。事前のポリッシング等の機械的清掃は行わず、ティースホワイトニングジェルパックを1回90分、5日間連続で使用しています。
その結果、5日間の使用にもかかわらず、歯の明度は明らかに向上し、患者本人も色調の変化を自覚しました。また、歯面に付着していたステインも良好に除去され、全体として清潔感のある自然な白さが得られました。
ホワイトニングを実施する際は、ある程度の飲食制限を実施することが望ましいですが、本症例では、日常生活の制限を最小限に抑えた条件下においても、十分なホワイトニング効果が得られる可能性が示唆されます。
本稿では、ティースホワイトニングジェルパックを用いた症例の一部を紹介しました。
本製品はシートタイプという新しいデバイスを採用している点が特徴ですが、そのホワイトニング効果については、過酸化水素6%を用いた既存のホワイトニング製品と同程度の有効性があると実感しております。
臨床現場において有用な選択肢の一つとなり得ると考えています。
MI時代の審美治療戦略。ホワイトニングが未来をつくる
かつて私は、患者さんの求める審美的改善に対して、積極的にベニアやクラウンによる治療を提案し、それによって多くの患者さんに満足いただいてきました。
当院の以前クラウンの治療をした患者さん
しかし今、ホワイトニングを起点に治療計画を立てる機会が増える中で、こう思うことがあります。
もし当時も今と同じようにホワイトニングを活用していたら、あの患者さんはあそこまで歯を削らずに済んだのではないか
これは反省というより、MIの概念が広がった今だからこそ気づけた学びだと感じています。
そして、私たち臨床家には、患者さんの“未来の歯”を守るための新しい選択肢が増えているのだと実感します。
ホワイトニングは、単なる審美処置ではありません。「削らない」「選択肢を広げる」「未来の侵襲を減らす」MI時代の基盤となる治療です。

ティースホワイトニングジェルパックのような新しいツールとともに、これからの審美治療はますます多様化し、患者さんにとっても、私たち歯科医療者にとっても、大きな価値をもたらすだろうと確信しています。
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“貼って、待って、はがすだけ”のティースホワイトニングジェルパックは、患者にとっても医院にとってもやさしい新時代のホワイトニングではないでしょうか。
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